goo blog サービス終了のお知らせ 

ベアリング交換

2006-12-20 | 整備とか
用意するもの

左から、モンキー大小、六角5mm、レンチ14mm15mm、フリー抜き、デュラグリス、デュラ玉。
ついでに、プーリーをBBBのベアリング入りに交換。Y'sでナント315円。
お掃除シートはウエス代わり。

~~フロント~~

まずハブナットとワッシャを外して車輪を抜き取る。
ロックナットを抜き取り、シャフトを落っことさないように支えながら、
フタを抜き取る。


オープン。グリスが少ない上に、やたら金属粉が混じってる。
玉を取り出す。裏返してシャフトを抜き、反対側の玉も取り出す。


古いグリスをきれいに拭き取り、デュラグリスをこってり盛る。
玉を入れる前に、反対側にもグリスを盛っておく。フタにも塗っておく。


デュラ玉を乗せる。真ん中の穴に落ちないように、シャフトを半分挿しておくと安心。
10個入れたら、シャフトを完全に挿して反対側も同様に。
はみ出たグリスは最後に拭けばおk。


フタをして、ロックナットを締めれば完成。
フタの締まり具合で、車輪の回転具合が決まるので注意。
ガタが出ないギリギリのゆるさで。


~~後輪~~

初期状態ではタイヤが太すぎて、ブレーキに引っかかって抜けません。
ブレーキ台座を抜き、バネが一番上の穴に挿さるように付け直せば解決。


クランクからチェーンを外し、ハブナットを外して後ろに抜き取る。


フリー抜きをモンキーかなんか(24mm)で回し、フリーを外す。
あとは前輪と一緒。
あ、前後で玉の大きさ違うし、数も片側9個だから間違えないように。


後輪のベアリング球。こっちはマトモそうに見える。
せっかくなので今回は再利用してみる。


チェーンステーが無いので、プーリーを外せばチェーンが外れる。
ついでだから洗浄中。
ついでにホイールをブラシで水洗い。フレームはフクピカ。


ハブとフリー、プーリーとチェーンを組んで、ホイール装着して完成。
後エンドは左右で深さが違うので、車輪がまっすぐになるように調整して付けること。
フリー付ける時は、手で締める程度でおk。

プーリー変えたから変速調整してついでにフレ取りして終了。

納車整備の手順

2006-12-17 | 整備とか
大雑把だけど、こんな感じで。

付属工具はペダルスパナとアーレンキー(六角レンチ)1本づつだけなので、
自分で一通り用意する。

アーレンキー&+ドライバー……100均の、先っちょが付け替えられる奴でおk。
14mm、15mmレンチ……100均のメガネレンチでおk。
スプレーオイル……自転車屋で売ってるのが無難。
プライヤ……適当なのでおk。
ニッパー……安物だと、ワイヤーが上手く切れずに広がっちゃうので注意。
空気入れ……適当なのでおk。
キッチンペーパー……ウエス代わりに。
ライト&フラッシャー……100均のでおk。

とりあえず組み立てる。
シートポストに注油して突っ込み、シートクイックを調整する。
ブレーキワイヤーを緩めて、バナナを外した状態にする。

タイヤに空気を入れる。両手で思い切り押してちょっとへこむ程度。
前後のハブナットを一度緩めて締めなおし、ホイールを回したり
揺すったりしてフレ&ガタチェック。
できればグリスアップしとく。

ペダルを一度外し、グリスを付けて取り付ける。
クランクを回したり揺すったりしてチェック。

ステムを折り曲げ、ヒンジ側は注油してきつく締める。
引き上げボルトを緩め、ハンドルの左右を調整して締める。
クイックレバーも無理の無い範囲できつく締める。(レバー自体を左右に回す)
キシミ音防止のため、接合面全体に注油する。

ステムを緩め、ハンドルバーの角度を調整して前後均等に締める。
ステム&フォークを揺すったり、持ち上げて落としたりしてヘッドのガタチェック。

ブレーキレバーからワイヤーを外し、インナーをずらして注油。
アウターの隙間からも吹き込む。 ブレーキ本体側も同様。
ブレーキ本体の台座を緩めて締めなおし、注油する。
ブレーキレバー可動部、ブラケット内に注油してワイヤーを取り付ける。
ブレーキシューを緩め、位置を調節して締めなおす。
アウターやバナナがズレていないのを確認して、ワイヤーを調整して締める。

ディレイラーの可動部とプーリー、シフトワイヤーの露出部に注油。
チェーンに多めに注油してしっかり拭き取る。
クランクを回しながら動作チェック。

ワイヤーの余りをカットし、エンドキャップを付ける。

スライドレールに多めに注油し、塗り付けながら拭き取り。
フレームをスライドさせ、残りの部分も同様に。
フレームの隙間にも注油する。

スライドロックを調整する。(ナット側をプライヤでおさえ、レバー側を回す)
締めればヘッドとシートステーを思いっきり押しても動かない、それでいて
緩めれば引っかかり無くスムースに動く程度に。 はっきり言って勘と経験。
(緩過ぎはマジ危険なので、最初は削れるの覚悟でチョット固め推奨)

サドルの位置&角度を調整する。
シートポストは「HL」(だっけ?)マークが完全に見える状態が限界点。
角度は水平かチョット上向き。 下向けちゃダメ。
前後は、とりあえず一番後ろでおk。

ブレーキレバーの角度を自分のポジションに合わせる。
シフターを緩めないと右レバーを動かせないけど、シフターは+ネジなので
ナメないように注意。
シフターが邪魔で右レバーが引きにくいので、遠いようならブラケットの
ネジを締め、レバーを近づける。

ライトとフラッシャーor反射板を取り付ける。
おもむろに畳んだり組み立てたりしてニヤニヤする。

もう一度指差し確認。
後タイヤ、ハブ、変速、チェーン、クランク、フレーム、サドル。
前タイヤ、ハブ、ステム、ハンドル、前後ブレーキ。

時計を見てびっくりして、それでも我慢できずにナイト・ラン。
走りながらガタ&異音をチェック。

完成。


文にすると長げぇーけど、たいしたことやってません。
これくらいなら、ある程度誰でも出来るんじゃないかな。

出荷状態だと、駆動系はガッチガチに締め付け、それ以外はユルユルに
取り付けられてるっぽいので注意。

変速機やブレーキの調整、ヘッド・BB・ハブのガタなんかは、ショップに頼んでもおk。
ただし、プロショップじゃなく一般系の大型店に持ち込むこと。
フレーム系のトラブルはショップじゃ無理。 自己解決しかない。