驚きの効果が

2007-03-24 | Weblog
改めてスライダーの長所短所を纏めようと、700cの自転車と乗り比べていたのだが、
700cで多摩サイを走っている時に、妙なことに気付いた。
明らかに、以前より速くなっているのである。
この3ヶ月、スライダー以外の自転車にはほとんど乗っていない。となれば、
スライダーに乗っている間に、何らかの変化があったと考えるのが妥当である。

というわけで、その原因を真面目に検証してみる。


まず最初に、ギア比が低いために高回転になり、またその回転を
長時間維持する必要があること。
これが総てに影響を及ぼしていることは言うまでもない。

シートポストが立っていて、クランクが短い。
これでは、土踏まずや踵で踏んだり、体重をかけるペダリングは意味を成さない。
自然と拇指球を使った円運動が身に付いてくる。

ハンドルが近い。
前傾姿勢をとろうとした時、背中を丸めなければならない。
骨盤が立ち、肘に余裕を持った自然な姿勢になる。

フレームが酷くヨレる。
左右にブレないように、重心が動かない安定したフォームになる。


以上のように、スライダーの欠点を補うべく、ライディングフォームやペダリングが
矯正されたのである。

もちろん多少は効率を意識していたが、普段は楽チンな乗り心地と漕ぎの軽さに身を
任せ、のんびりと走り回っていただけである。
誰にでも同様の効果があるとは言えないが、少し意識して乗ってみて欲しい。
ひょっとするとひょっとするかも知れない。


※この内容は個人の感想であり、具体的な効能を示すものではありません。

15年vs100日

2007-03-17 | Weblog
BE-PALというアウトドア雑誌で、「20年楽しめる自転車」と称して、
古い自転車の良さやウィーンの美女が特集されています。 必見だッ!

その影響で、久々に700cのクロスバイクに乗ってみた。
跨った瞬間、あまりの剛性感に、いきなり立ちゴケしそうになってしまった。
敢えて原因は追究しないが、慣れとは恐ろしいものである。


ぱっと見ると、スライダーの方がゴツくて剛性高そうに見える。