1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

環境改善の方法と環境条件の保持 3-(1)について

2018-11-13 13:10:24 | 日記
3.作業環境改善の手順等
(1)改善対象の特定

 実態を調査し、問題点を把握します。検討に当たり次のような資料が
参考となります。また、把握方法についてもその「仕組み」をつくることが
必要となります。

① 改善対象を検討するとき参照する資料
 ・作業の種類と工程
 ・作業設備および機械の種類、設置数、稼働状態
 ・原材料の性状と取扱量、危険有害性の程度
  (SDC(安全データシート)で確認)
 ・作業者数、作業位置、作業時間
 ・有害物、有害エネルギーの発生源とその状況
 ・作業場の気流、採光、照明、気温、湿度、騒音、粉じん、気圧、酸欠など
 ・換気・排気装置の種類、設置数、性能の状況
 ・作業者の健康障害発生状況
 ・作業環境測定結果

② 改善対象の抽出
 改善対象の抽出には次のような工夫が必要です。
 ・目的を環境改善の必要な作業に絞った職場パトロールを実施する。
 ・職場の作業者の問題意識を高めるために、特に改善の必要を感じて
  いる作業をワースト3としてあげさせます。

③ 改善対象の決定
 作業環境測定結果に基づく評価結果は、職場環境改善要否の決定に大きな
ポイントとなります。また、日頃から大きな負担を感じているやりにくい
作業を頻度と負担の大きさの両面から数値で評価し、優先順位を決める方法も
よく応用されています。

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