
ボチボチ、グレが気になりだした。
口太も脂が乗ってくるころだ。
何を狙うかな~と思案しながら行き先を検討。
秋晴れの絶好の若狭日和のはず・・・。
~プロローグ~
30日夕方、常神のあたらしやに電話すると、「波があるし、地方になる」とのこと。
え゛~!マジで~!?
小川の江むらに電話すると、「まだまだ波が高い、千島は分からんで~!」とつれない返事。
一瞬、紀東も考えたが、まぁ湾内でイカメインでもいいやと半夜で行く事に。
期待がでかかっただけに、意気消沈してのろのろと用意し、6時に目覚ましを合わせて
7時前に自宅出発、な~んか忘れ物してる感じがしてたら、財布忘れてます。
慌てて帰還、エコ運転で9時頃に若狭堂に着きました。
グレも気になるので、いつものマキエより少し軽めに仕上げました。
常神に電話すると水道までならとの返事。
小川に電話すると船頭は大敷網を上げに行っていて繋がりません。
音海も考えて、電話すると朝から15,6人を湾内に乗せていると、、、はいっ!音海は無しね。
車を田烏方面に走らせると、凪ジャン!!

中央の三角形の島が世久見から渡す烏辺島、その右が常神の御神島。
そして、烏辺島と左のフレームとの中間にある黒い点が、小川・神子から渡す千島群礁です。
良いでしょ♪
西小川から渡す沖の石も素晴らしいですが、カゴとルアーが多い。
千島は、フカセオンリーです。スズキ狙いのルアーは少し。
なぜなら、カゴをすると船頭が怒るから。
凪を確認して常神・小川に電話すると両船頭共不在、、、(汗)
でも、江むらからリターンありました。
まだ波あるで、黒・白は無理やで。
それで良かったらおいで!て、もう近所まで来てるんですけど(汗)
港に着くと東風が吹いて、少々の波もあります。
地方ならドコでも状態ですが、千島群礁の北向きは駄目でしょう。
千島群礁は、恋月・窓グリ・オモグリ・黒グリ・白グリからなりますが、黒・白は特に波に弱いです。
この時季、千島群礁に行けるのは、月に5日程度、それで黒・白に乗れるのは、その半分程度です。
だからこそ魅力なんですよね。
あっ、御神島の沖向きもその程度ですね。
のんびりブランチしてたら、江むら船頭登場。
最近の状況など聞き、グレは千島も良いし、真鯛が確実と聞いてすっかり真鯛モード
ゆっくり用意していると、、、用意していると、、、用意、、、
ら、ら、ら、ラ、ライフジャケットが、ライジャケが、ありません
何してるねん!
何しに来たねん!
情けないので、このまま帰ろうかと思いましたが、せっかくなので波止でエギングでもして帰るかと思いました。
どうせエギングなら、磯でやりたいし、船の救命胴衣借りるか?と、、、。
待てよ!
ハリス・ウキは予備が竿ケースに有ります。
足りないのは、針・オモリ・サルカン・ウキゴム・シモリ玉程度です。
よしっ!買いに行こう!!
船頭にライジャケ忘れたし、貸してくれと頼み、小物を買いに行くと伝えると大笑いされました。
一番近い釣具屋は、駄菓子屋のようなもので品祖でした。
・シモリ玉:直径5ミリあるンじゃないか!?
・ウキゴム:当然黒のみです。
・オモリケース:スムーズに回りません。
・サルカン:でかすぎます。(サスガに買いません。渡船屋(民宿)で楊枝もらおう)
・ハリ:チヌ針のみ、しかもGだし、、、。
贅沢は言えません。
ライジャケは、船のを借りました。
チャック、固着してます
ちっちゃ!サイズ、合いません。
股紐をすると常に“コマネチ”状態で、セクシービーム出てます。
同船者は、有名クラブの4名、、、。
顔から火が出るほど恥ずかしかった
“釣りは格好やないで~!!ココ(腕)やで”と心でのたまいました。

この時は、意気消沈でブログネタには良いかな!?程度のテンションでした。
千島に向かうとやはり波気があります。
無理をすれば、白グリには乗れそうですが、船頭は渋ってます。
荒れは良くないと船頭は言います。
凪で、トロ~と流れるのがベストだそうです。
4名の希望を船頭が聞いてから、「●●さん、窓チョボ空いたぞ」と嬉しそうに言いました。
最初に黒グリの高場(黒で唯一波に強い)、続いてオモの高場。
窓チョボに私が降りて、恋月に2人降ります。
昨年に引き続いて窓チョボです。
なんで皆さん、恋月を好むのでしょうかね!?
早速、タックル準備。
さぁさぁ、エギングです。
沖磯のアオリはでかいで~♪
・・・・
・・・
・・
・
アオリ、居まへん
仕方なく(汗)フカセ始めました。
あっ!渡船店で楊枝もらうの忘れました。
サルカンや楊枝が落ちてないかと磯を探しますが、荒れ後で綺麗なもんです。
このままでは、ウキがハリまで落ちるやん、どうするべと真剣に悩みました。
仕方が無い!割箸を削ろうとナイフで削ります。
なんで割箸はあるか!?それは内緒!分かる人は分かると思う。
ちなみにピトン穴の詰め用じゃないよ。
気分はサバイバー!
磯で一人で笑えてきます。病気か!?
改心の自家製楊枝が出来上がりました!
さぁ、タックル準備(笑)
1.5号の竿に2号ミチイト、1.75号ハリスで開始。
地方なら、1号竿にハリス1.25号程度ですので、強めのタックルですね。
千島では何度も痛い目にあってますので、これでも心もとない。
一度、フリーで走らせていて3号を飛ばされたことも有ります。
今回は、船頭が真鯛は40前後がアベレージで、50までと言っていたので、これで行けるでしょう。
ロッドケースは、2.5号ロッドもあります。
ウキを通し、ウキゴムを入れ、オモリを打って、、、。
あ゛っ、別に楊枝いらんやん
ブログネタ造りにそんな一所懸命ならんでも、、、(汗)。
~閑話休題~
釣座は船着きから始めます。
水道を右に流れます。
千島群礁に来初めて、早10数年。初めての潮の向きです。
真鯛に良い流れと聞いたことがあります。
まぁ、反対に流れても釣ってますが、、、(汗)
でも、マキエにはオセン満載!
足元に釘付けにして、遠投で狙ってみました。
2投目、グイッと竿先を引き込まれました。
ウキ入れ?見てません!
だって、西向いてるので、少しの油断でウキを見失います。
底に底に引くので良型のグレやと思いましたが、ちょっと違います。
何じゃろと?と慎重に浮かすとサンバソウでした

旨そーーーー
お土産確保!!
さて、グレですが、潮が動いた時に足元のタナからチョロッと出てきます。
明らかに30オーバーも居ます。
でも、サシエ持ちません。
生はもちろん、ボイルも、ネリエも、サナギも秒殺です。
手の施しようありません。
もう少し潮が本格的に流れてくれれば、交わし様もあるのですが、、、。
でもこの状況なら、夕マズメは期待大!!
あっ!アオリ、、、。
即、エギンガーです。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
でも、似非エギンガーの餌木には反応してくれません。
オセン捕まえて美味しそうに食ってます。
ムキーッ
再び、フカセ!
エサ盗り多し、、、ギブアップ!
ワーム出して根魚狙い!
本命はアコウで3インチワームでバンピング&ズル引き。
バイトはメニー、バット、リグがビックでノーフックアップ!
・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
・
なんのこっちゃ!?
どうもルアーは横文字が多くて馴染めまへん。
擬似蟲餌さで、海底小突いて、引くも、アタリは多いけど仕掛けがでかくて針掛りしまへんって事です。
(バサー見てないやろな!?)
20cm程のガシラが釣れたので、とりあえずキープ。
ガシラの味噌汁とサンバソウの刺身で1食逝けます。
あとイカが2~3杯あれば、オカズ釣師としては満足なんですが、相変わらず餌木に興味を示してくれません。
トホッ、、、。
そんなこんなで3時過ぎになりました。
ボチボチです。
でも、釣れるのはコッパグレとミニサンバのみ。
ボイル→ネリエ→サナギをローテーションしますが、すべて秒殺。
オセンごときに何で!?と思っていると10cmほどのバリコが居ます。
どうしようもありません。
ブログネタ的には、「ボケ始めたオカズ釣師、イカとエサ盗りに弄ばれるの巻」の表題が浮かびます。
時刻は、4時半。エサ取りは、ミニサンバとオセンとコッパ。
夕マズメには消えるはずですが、流石に焦り始めます。
エエ加減に棲家に帰れ!!
どうする!?
この場の対策としては、一旦マキエを切って見るのも手ですが、狙いの良型グレまで帰ってしまわれた経験も何度か。
イライラしながら、続けていると足元には、オセンを食するアオリ。
あ~、ムカつく!!テメー!釣っちゃる!!!
博打ですが、マキエを切る事にしました。
餌木でアオリを狙いますが、まったく相手にされないどころか、逃げて深みに帰りました。
ストーカー如く追いかけて、餌木ロスト
何てこったい、今日は。

午後5時、太陽が稜線に掛かりました。
エエ加減に食ってくれよとお願いモードで、フカセ開始。
相変わらす、ミニサンバ&コッパ。
今日はコレまでかと諦め半分。
ついにサシエが残りました。
キタ~~~~ッ!!!
こんな向きに釣ってるので、ウキ見えません。
最近のフカセではシブシブが常識ですが、オモリを外して、ポッカリ浮かべます。
波を越える波紋とウキの頭でアタリを取るのです。
沈め探りとかスルスルとか竿先でアタリを取る高度な技は使いこなせません。
魚釣りは、タナ知ってナンボの物と思ってます。
波が1,2,3と来ます。
その度に、小さな波紋とウキの頭が見えます。
4,5,6、、、、7が無い!
合わせる。竿が曲がる!
心地良い手応えで28cm。ヨシヨシ!!
次も同様にアタリを捕りました。
軽く合わせると、おっ、重い!!
すわっ!
真鯛かと思いましたが、足元のタナに絞めこみます。
グレか!?だとしたら、半端ではないと愛竿が教えてくれます。
ハリスは、ザイト磯フロロ1.75号、少々の無理は利きます。
慎重に、でも弱気にならずに浮かすと、デッ,デカイ!
コイツに逢いたかったとタモを伸ばし、キャッチ!!
縮めるタモが重~い
嬉しさをかみ締め、バッカンに入れます。
40cmバッカンにシッポが余裕で出る。
ハリスを見ると根ズレでザラザラ。
耐えてくれた磯フロロに感謝!!
前回紹介した西小川の日本海レコードを超えることは間違いありません。
喜び浸ってからハリスの貼り直し。
しかも慣れたライジャケではなくて救命胴衣ですから、すっかり時間を食いました。
既に暗く、グレは棲家に帰ったのでしょう、サシエが戻ってきます。
ほんじゃ、チヌでもと磯際を狙えば、チヌが釣れました。
秋チヌ!久しぶりですので、これまた嬉しい。
いよいよ真っ暗です。
ウキが見えないアバウトな釣りをします。
次は真鯛だとハリスを2.5号にアップし、ドラグを緩めて沖を狙うと、嘘のようにアタリを捉えました。
真鯛らしくない、こじんまりしたアタリでしたが、チリチリとドラグを滑らせて楽しませてくれたのは、良型のマダイ♪
もう満足!
渡船来て~♪と思いますが、船はまだ動きません。
(江むらは、見えるとこで船釣りしてた)
もう最後にしようと振り込むと食べごろのマダイが釣れちゃいました。
怖い~
どんだけ~
渡礁12時半頃で、エサ盗りに悩まされること、5時間!
そして10投足らずで、キープ5枚!!
しかも出来過ぎサイズです。
こんな時は二度とないと何時になく貪欲に攻めたいのですが、マキエがありません。
お土産ガシラをリリースして「今日は、このぐらいにしといたろ!」と呟いてしまいました。
船に乗り込み、自分が“コマネチ”状態であるのも忘れ、ガッツポーズが出ました。
計ると、グレは44cmと少しでしたが、江むら船頭さんは、44cmと言い切る。
端数切り捨て!?
タイは、52cmと少しでしたが、同様に52cmと切り捨てられました。
流石!!怖い顔してるだけあって厳しい~♪
同船の人も41cmを釣ってましたので、今年の若狭のグレは楽しみです。
まぁ、沖に出れたらの話ですが、、、(汗)
ちなみに、若狭堂に持ち込むと、グレは43.5cmに、タイは50.5cmまで縮んでました。
若狭堂の主人には「氷に当てたらアカンで~」と怒られましたが、まぁ縮まなかったとしても45cmは無かった訳で、私的には「まぁいいじゃん♪」ってことで。
魚は、魚拓を取ってもらうので、お預けして帰りました。
そうそう、江むら船頭が41と切り捨てた同船者のグレは、41.5cmでした。
その方にも、「冷やしたら縮むで!」とコメントいただきました。
ありがとうございます♪
なんだか、サイテーの釣行になるはずでしたが、若狭レコードを更新する破目になりました。
次回もライジャケ忘れようかな
◆タックル
竿:1.5号
リール:3000番LBD
ミチイト:ザイト・フラッシュ磯2号
ハリス:ザイト・磯フロロ1.7号→2.5号
ハリ:G社・チヌ2号、4号
ウキ:釣研・GTEXの2B
刺しエ:生沖アミ、ボイル、ネリエ、サナギ
マキエ:オキアミに混ぜ物
■釣果
口太:28、44センチ
真鯛:38、52センチ
チヌ:37センチ
サンバソウ:27センチ
コッパ、ミニサンバ、ベラ、オセン、ガシラ
~エピローグ~
木曜に江むらさんが電話してきて、「尻当て忘れてるぞ~」と上機嫌で教えてくれました。
ちゃんちゃん
口太も脂が乗ってくるころだ。
何を狙うかな~と思案しながら行き先を検討。
秋晴れの絶好の若狭日和のはず・・・。
~プロローグ~
30日夕方、常神のあたらしやに電話すると、「波があるし、地方になる」とのこと。
え゛~!マジで~!?
小川の江むらに電話すると、「まだまだ波が高い、千島は分からんで~!」とつれない返事。
一瞬、紀東も考えたが、まぁ湾内でイカメインでもいいやと半夜で行く事に。
期待がでかかっただけに、意気消沈してのろのろと用意し、6時に目覚ましを合わせて

7時前に自宅出発、な~んか忘れ物してる感じがしてたら、財布忘れてます。
慌てて帰還、エコ運転で9時頃に若狭堂に着きました。
グレも気になるので、いつものマキエより少し軽めに仕上げました。
常神に電話すると水道までならとの返事。
小川に電話すると船頭は大敷網を上げに行っていて繋がりません。
音海も考えて、電話すると朝から15,6人を湾内に乗せていると、、、はいっ!音海は無しね。
車を田烏方面に走らせると、凪ジャン!!


中央の三角形の島が世久見から渡す烏辺島、その右が常神の御神島。
そして、烏辺島と左のフレームとの中間にある黒い点が、小川・神子から渡す千島群礁です。
良いでしょ♪
西小川から渡す沖の石も素晴らしいですが、カゴとルアーが多い。
千島は、フカセオンリーです。スズキ狙いのルアーは少し。
なぜなら、カゴをすると船頭が怒るから。
凪を確認して常神・小川に電話すると両船頭共不在、、、(汗)
でも、江むらからリターンありました。
まだ波あるで、黒・白は無理やで。
それで良かったらおいで!て、もう近所まで来てるんですけど(汗)
港に着くと東風が吹いて、少々の波もあります。
地方ならドコでも状態ですが、千島群礁の北向きは駄目でしょう。
千島群礁は、恋月・窓グリ・オモグリ・黒グリ・白グリからなりますが、黒・白は特に波に弱いです。
この時季、千島群礁に行けるのは、月に5日程度、それで黒・白に乗れるのは、その半分程度です。
だからこそ魅力なんですよね。
あっ、御神島の沖向きもその程度ですね。
のんびりブランチしてたら、江むら船頭登場。
最近の状況など聞き、グレは千島も良いし、真鯛が確実と聞いてすっかり真鯛モード

ゆっくり用意していると、、、用意していると、、、用意、、、

ら、ら、ら、ラ、ライフジャケットが、ライジャケが、ありません

何してるねん!
何しに来たねん!
情けないので、このまま帰ろうかと思いましたが、せっかくなので波止でエギングでもして帰るかと思いました。
どうせエギングなら、磯でやりたいし、船の救命胴衣借りるか?と、、、。
待てよ!
ハリス・ウキは予備が竿ケースに有ります。
足りないのは、針・オモリ・サルカン・ウキゴム・シモリ玉程度です。
よしっ!買いに行こう!!
船頭にライジャケ忘れたし、貸してくれと頼み、小物を買いに行くと伝えると大笑いされました。
一番近い釣具屋は、駄菓子屋のようなもので品祖でした。
・シモリ玉:直径5ミリあるンじゃないか!?
・ウキゴム:当然黒のみです。
・オモリケース:スムーズに回りません。
・サルカン:でかすぎます。(サスガに買いません。渡船屋(民宿)で楊枝もらおう)
・ハリ:チヌ針のみ、しかもGだし、、、。
贅沢は言えません。
ライジャケは、船のを借りました。
チャック、固着してます

ちっちゃ!サイズ、合いません。
股紐をすると常に“コマネチ”状態で、セクシービーム出てます。
同船者は、有名クラブの4名、、、。
顔から火が出るほど恥ずかしかった

“釣りは格好やないで~!!ココ(腕)やで”と心でのたまいました。

この時は、意気消沈でブログネタには良いかな!?程度のテンションでした。
千島に向かうとやはり波気があります。
無理をすれば、白グリには乗れそうですが、船頭は渋ってます。
荒れは良くないと船頭は言います。
凪で、トロ~と流れるのがベストだそうです。
4名の希望を船頭が聞いてから、「●●さん、窓チョボ空いたぞ」と嬉しそうに言いました。
最初に黒グリの高場(黒で唯一波に強い)、続いてオモの高場。
窓チョボに私が降りて、恋月に2人降ります。
昨年に引き続いて窓チョボです。
なんで皆さん、恋月を好むのでしょうかね!?
早速、タックル準備。
さぁさぁ、エギングです。
沖磯のアオリはでかいで~♪
・・・・
・・・
・・
・
アオリ、居まへん

仕方なく(汗)フカセ始めました。
あっ!渡船店で楊枝もらうの忘れました。
サルカンや楊枝が落ちてないかと磯を探しますが、荒れ後で綺麗なもんです。
このままでは、ウキがハリまで落ちるやん、どうするべと真剣に悩みました。
仕方が無い!割箸を削ろうとナイフで削ります。
なんで割箸はあるか!?それは内緒!分かる人は分かると思う。
ちなみにピトン穴の詰め用じゃないよ。
気分はサバイバー!
磯で一人で笑えてきます。病気か!?
改心の自家製楊枝が出来上がりました!
さぁ、タックル準備(笑)
1.5号の竿に2号ミチイト、1.75号ハリスで開始。
地方なら、1号竿にハリス1.25号程度ですので、強めのタックルですね。
千島では何度も痛い目にあってますので、これでも心もとない。
一度、フリーで走らせていて3号を飛ばされたことも有ります。
今回は、船頭が真鯛は40前後がアベレージで、50までと言っていたので、これで行けるでしょう。
ロッドケースは、2.5号ロッドもあります。
ウキを通し、ウキゴムを入れ、オモリを打って、、、。
あ゛っ、別に楊枝いらんやん

ブログネタ造りにそんな一所懸命ならんでも、、、(汗)。
~閑話休題~
釣座は船着きから始めます。
水道を右に流れます。
千島群礁に来初めて、早10数年。初めての潮の向きです。
真鯛に良い流れと聞いたことがあります。
まぁ、反対に流れても釣ってますが、、、(汗)
でも、マキエにはオセン満載!
足元に釘付けにして、遠投で狙ってみました。
2投目、グイッと竿先を引き込まれました。
ウキ入れ?見てません!
だって、西向いてるので、少しの油断でウキを見失います。
底に底に引くので良型のグレやと思いましたが、ちょっと違います。
何じゃろと?と慎重に浮かすとサンバソウでした


旨そーーーー

お土産確保!!
さて、グレですが、潮が動いた時に足元のタナからチョロッと出てきます。
明らかに30オーバーも居ます。
でも、サシエ持ちません。
生はもちろん、ボイルも、ネリエも、サナギも秒殺です。
手の施しようありません。
もう少し潮が本格的に流れてくれれば、交わし様もあるのですが、、、。
でもこの状況なら、夕マズメは期待大!!
あっ!アオリ、、、。
即、エギンガーです。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
でも、似非エギンガーの餌木には反応してくれません。
オセン捕まえて美味しそうに食ってます。
ムキーッ

再び、フカセ!
エサ盗り多し、、、ギブアップ!
ワーム出して根魚狙い!
本命はアコウで3インチワームでバンピング&ズル引き。
バイトはメニー、バット、リグがビックでノーフックアップ!
・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
・
なんのこっちゃ!?
どうもルアーは横文字が多くて馴染めまへん。
擬似蟲餌さで、海底小突いて、引くも、アタリは多いけど仕掛けがでかくて針掛りしまへんって事です。
(バサー見てないやろな!?)
20cm程のガシラが釣れたので、とりあえずキープ。
ガシラの味噌汁とサンバソウの刺身で1食逝けます。
あとイカが2~3杯あれば、オカズ釣師としては満足なんですが、相変わらず餌木に興味を示してくれません。
トホッ、、、。
そんなこんなで3時過ぎになりました。
ボチボチです。
でも、釣れるのはコッパグレとミニサンバのみ。
ボイル→ネリエ→サナギをローテーションしますが、すべて秒殺。
オセンごときに何で!?と思っていると10cmほどのバリコが居ます。
どうしようもありません。
ブログネタ的には、「ボケ始めたオカズ釣師、イカとエサ盗りに弄ばれるの巻」の表題が浮かびます。
時刻は、4時半。エサ取りは、ミニサンバとオセンとコッパ。
夕マズメには消えるはずですが、流石に焦り始めます。
エエ加減に棲家に帰れ!!
どうする!?
この場の対策としては、一旦マキエを切って見るのも手ですが、狙いの良型グレまで帰ってしまわれた経験も何度か。
イライラしながら、続けていると足元には、オセンを食するアオリ。
あ~、ムカつく!!テメー!釣っちゃる!!!
博打ですが、マキエを切る事にしました。
餌木でアオリを狙いますが、まったく相手にされないどころか、逃げて深みに帰りました。
ストーカー如く追いかけて、餌木ロスト

何てこったい、今日は。

午後5時、太陽が稜線に掛かりました。
エエ加減に食ってくれよとお願いモードで、フカセ開始。
相変わらす、ミニサンバ&コッパ。
今日はコレまでかと諦め半分。
ついにサシエが残りました。
キタ~~~~ッ!!!
こんな向きに釣ってるので、ウキ見えません。
最近のフカセではシブシブが常識ですが、オモリを外して、ポッカリ浮かべます。
波を越える波紋とウキの頭でアタリを取るのです。
沈め探りとかスルスルとか竿先でアタリを取る高度な技は使いこなせません。
魚釣りは、タナ知ってナンボの物と思ってます。
波が1,2,3と来ます。
その度に、小さな波紋とウキの頭が見えます。
4,5,6、、、、7が無い!
合わせる。竿が曲がる!
心地良い手応えで28cm。ヨシヨシ!!
次も同様にアタリを捕りました。
軽く合わせると、おっ、重い!!
すわっ!
真鯛かと思いましたが、足元のタナに絞めこみます。
グレか!?だとしたら、半端ではないと愛竿が教えてくれます。
ハリスは、ザイト磯フロロ1.75号、少々の無理は利きます。
慎重に、でも弱気にならずに浮かすと、デッ,デカイ!
コイツに逢いたかったとタモを伸ばし、キャッチ!!
縮めるタモが重~い

嬉しさをかみ締め、バッカンに入れます。
40cmバッカンにシッポが余裕で出る。
ハリスを見ると根ズレでザラザラ。
耐えてくれた磯フロロに感謝!!
前回紹介した西小川の日本海レコードを超えることは間違いありません。
喜び浸ってからハリスの貼り直し。
しかも慣れたライジャケではなくて救命胴衣ですから、すっかり時間を食いました。
既に暗く、グレは棲家に帰ったのでしょう、サシエが戻ってきます。
ほんじゃ、チヌでもと磯際を狙えば、チヌが釣れました。
秋チヌ!久しぶりですので、これまた嬉しい。
いよいよ真っ暗です。
ウキが見えないアバウトな釣りをします。
次は真鯛だとハリスを2.5号にアップし、ドラグを緩めて沖を狙うと、嘘のようにアタリを捉えました。
真鯛らしくない、こじんまりしたアタリでしたが、チリチリとドラグを滑らせて楽しませてくれたのは、良型のマダイ♪
もう満足!
渡船来て~♪と思いますが、船はまだ動きません。
(江むらは、見えるとこで船釣りしてた)
もう最後にしようと振り込むと食べごろのマダイが釣れちゃいました。
怖い~


渡礁12時半頃で、エサ盗りに悩まされること、5時間!
そして10投足らずで、キープ5枚!!
しかも出来過ぎサイズです。
こんな時は二度とないと何時になく貪欲に攻めたいのですが、マキエがありません。
お土産ガシラをリリースして「今日は、このぐらいにしといたろ!」と呟いてしまいました。
船に乗り込み、自分が“コマネチ”状態であるのも忘れ、ガッツポーズが出ました。
計ると、グレは44cmと少しでしたが、江むら船頭さんは、44cmと言い切る。
端数切り捨て!?
タイは、52cmと少しでしたが、同様に52cmと切り捨てられました。
流石!!怖い顔してるだけあって厳しい~♪
同船の人も41cmを釣ってましたので、今年の若狭のグレは楽しみです。
まぁ、沖に出れたらの話ですが、、、(汗)
ちなみに、若狭堂に持ち込むと、グレは43.5cmに、タイは50.5cmまで縮んでました。
若狭堂の主人には「氷に当てたらアカンで~」と怒られましたが、まぁ縮まなかったとしても45cmは無かった訳で、私的には「まぁいいじゃん♪」ってことで。
魚は、魚拓を取ってもらうので、お預けして帰りました。
そうそう、江むら船頭が41と切り捨てた同船者のグレは、41.5cmでした。
その方にも、「冷やしたら縮むで!」とコメントいただきました。
ありがとうございます♪
なんだか、サイテーの釣行になるはずでしたが、若狭レコードを更新する破目になりました。
次回もライジャケ忘れようかな

◆タックル
竿:1.5号
リール:3000番LBD
ミチイト:ザイト・フラッシュ磯2号
ハリス:ザイト・磯フロロ1.7号→2.5号
ハリ:G社・チヌ2号、4号
ウキ:釣研・GTEXの2B
刺しエ:生沖アミ、ボイル、ネリエ、サナギ
マキエ:オキアミに混ぜ物
■釣果
口太:28、44センチ
真鯛:38、52センチ
チヌ:37センチ
サンバソウ:27センチ
コッパ、ミニサンバ、ベラ、オセン、ガシラ
~エピローグ~
木曜に江むらさんが電話してきて、「尻当て忘れてるぞ~」と上機嫌で教えてくれました。
ちゃんちゃん

さすがです♪
お疲れ様でした♪
食べたい!
クール宅急便待ってます(笑)
今週末は仕事で初沖縄や!
沖縄より五島がいいのに・・・
神津で底モノ期待してます♪
それとデカイカも・・・(笑)
沖縄!!いいなぁ。
ミーバイにイラブチャー食べてきてね♪
わたしゃ、キツネが食べたいです。
でも今回は最高の釣果ですね!
オカズ釣師万歳です!!
おいらもそろそろボーズ覚悟の釣りを止めてオカズ釣師に戻らないと・・・嫁がほんまに釣り行ってるのかと疑っています・汗汗
オカズ釣り、楽しいですわ。三番叟旨かったっすよ。
嫁さんの疑いを晴らすように、頑張りましょう♪
こりゃ~驚きの釣果ですね!
ついて行きたかった‥(涙)
しかし、日本海で44cmとは‥
太平洋なら55オバーの値打ちでは
これは早くご教授願わなければ~
次逝く時は‥とりあえずライジャケ忘れてみま~す♪
そこから見習お~っと♪
ご一緒出来ずに残念でした。
釣りはお教えできませんが、ライジャケ忘れの術ならいつでも
船頭が今年は、真鯛もグレも良いと言ってたので、是非行きましょう!
昨日、泊行く際、若狭堂に立派な魚拓が貼ってありましたよ~
(^_^)v羨ましい~ほんま日本海で40オーバーは値打ちありますね!
若狭は近くていいですが、天候が・・・・
泊、お疲れ様でした。土曜、沖に出れなくて残念ですね。
コレで2匹目の40オーバーです。
二木島で釣った50オーバーより嬉しかったっす!!