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趣味と実益の外国為替

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『矢口新の相場力アップドリル 為替編』  私の本棚

2004-12-16 15:14:04 | 外国為替
矢口新の相場力アップドリル 為替編
矢口新
パンローリング A5判 ソフトカバー 160頁 2004年9月発売
1,575円 (税込)

インターネットの普及により、個人投資家が営業マンのアドバイスなしで相場に取り組む機会が増えてきました。本書で取り上げる「外為市場」でも個人の方々が積極的に売買を行っています。

まだインターネットでの売買に親しまれていない方々が、営業マンのアドバイスなしでの取引だと聞くと、何を拠りどころに売買していいのか不安に思うかもしれません。しかし、実はそのほうが安全に売買できるのです。なぜなら、相場を知っている営業マンなどほとんどいないからです。営業マンだけではありません。プロのディーラーやエコノミスト、評論家といわれる人たちでも、相場を知っている人はほんの一握りです。

例えば、読者の中にプロの方がいたとして、次の質問に答えられるでしょうか?

【質問】
日本の貿易黒字が円高要因なのは周知の事実だと思います。では仮に、日本が貿易黒字であると同時にアメリカも貿易黒字の場合、ドル円相場では円高要因ですか? それともドル高要因ですか? 

日本の貿易が対米赤字でも、対アジア貿易が黒字なら、あるいはアメリカの貿易が対日赤字でも、対アメリカ大陸諸国との貿易が黒字なら、まったく実現性のない仮定ではないと思います。

こういうことを考えてもみなかった一般の方々は多いことと思います。しかし、人様に相場を解説するプロがそうであっては困ります。実は、この質問に答えられるかどうかで、その人の相場に関する基礎的な理解がわかるのです。加えて、そういった条件下でのトレードのアイデアを持っていてはじめて、その人は人前で相場を語る資格があるといえます。

この質問は、実需と仮需といった市場での価格変動のキーポイントとなる要因を含んでいるからです。

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 私は、1990年に東洋経済新報社から出版した『生き残りのディーリング』の旧版以来、ほかの3冊のすべてでも「価格変動の本質」について解説しています。しかし、これらの本にはほかのことも多く詰め込みすぎたせいでしょうか、肝心要の「価格変動の本質」を本当に理解してくれている読者が少ないのです。

これがわからないと結局は相場の上っ面を撫でるだけに終わるでしょう。もっとも、儲けることだけにこだわるならば、何も知らなくても儲けることは可能です。価格の動きに逆らわねばいいのです。また、運さえよければ何事もうまくゆくものです。

 本書では相場を動かす2つの要因、実需と仮需について徹底的に解説しています。ひとことで述べるなら、実需がトレンドをつくり、仮需がボラティリティ(価格の振幅)をつくります。

しかし、実際の売買でどれが実需か仮需かの区別をすることは難しいので、相場を動かす材料から「実需を表す材料、仮需だけの材料」と分類して解説しています。例えば仮需だけの材料ですと相場は「いってこい」となり、価格の振幅(ボラティリティ)だけがあってトレンドにはなりません。これがわかれば、トレードのアイデアが湧くというものです。

 前半の【説明編】で価格変動の本質を理解していただいたら、後半の【ドリル編】で事例問題集にあたっていただきます。答えを見ずにまず自分で解いていただこうと思っていますので、解答と解説は次ページに載せるようにしました。

これらはモデル問題と解答ですので、一通り解き終わりましたなら、今度は新聞やテレビで解説される「相場を動かす材料」から自分の相場観とトレードアイデアを組み立ててみてください。

そして納得がいかないところがあれば、もう一度本書の【説明編】、あるいは【ドリル編】にて似たような材料を再確認してください。この作業の繰り返しであなたの相場力は確実にアップします。相場力がアップすると、自分に合った「相場つき」のときの儲けを大きくできるだけでなく、自分に合わない「相場つき」のときでも、なんとか凌げるようになるのです。

 相場でリスクを取るのは自分なのですから、自分で相場を判断する力をつけてください。ご健闘をお祈りします。

目次
まえがき
■外為市場の材料:その影響力の分析と対応パターン「説明編」

外為市場を動かす材料
相場はどうして動くのか
ポジションの保有期間と価格の関係
トレンドラインとポジションの保有期間
■外為市場の材料:その影響力の分析と対応パターン「ドリル編」

■相場力アップ問題集
問 1  イスラエル軍がシリアに侵攻した。
問 2  G8でドル高容認発言がでた。
問 3  与党が選挙で大敗し、首相が引責辞任をした。
問 4  テロとの戦争が泥沼化し、米大統領選挙で現役大統領が敗退した。
問 5  日本のGDPが予想以上の強さを見せた。
問 6  米国の雇用統計が改善した。
問 7  デフレ傾向の後、消費者物価指数が10年来の伸びを見せた。
問 8  原油価格が高騰した。
問 9  金価格が高騰した。
問10 前日のアメリカ株が暴落した。
問11 米財政赤字が拡大した。
問12 日本国債の格付けが引き下げられた。
問13 日本株が底値を打った。
問14 某国の通貨が暴落し、4分の1の価値になった。
問15 ユーロが解体した。
問16 中国が人民元を切り上げた。
問17 アメリカが為替の取引を制限した。
問18 日本が為替の取引を制限した。
問19 アメリカの連銀議長が金利上げを示唆した。
問20 フェドファンド(FFレート)が引き上げられた。
問21 銀行間のオーバーナイト貸出金利が引き上げられた。
問22 USトレジャリー10年債が暴落した。
問23 日米金利差が拡大した。
問24 日本のマネーサプライが急増した。
問25 1カ月に10兆円の円売りドル買い介入を行った。
問26 外貨準備高が急増している。
問27 ある年の日本の貿易黒字は12兆円の黒字であった。
問28 アメリカの貿易赤字が拡大した。
問29 日本の旅行収支の赤字が過去最高を更新した。
問30 日本の経常黒字が拡大した。
問31 日本のコンピューターメーカーがインドに大きな工場をつくった。
問32 自動車メーカーの海外工場が収益を日本に送金した。
問33 外人が日本株投資を拡大している。
問34 ヘッジファンドがドル売り円買いポジションを膨らませている。
問35 ディーラーのポジションがドルショートに偏っている。
問36 ドル円の前の安値のすぐ下にオプションの行使価格があると聞いた。
問37 シカゴのポジションが円ロングに偏っている。

あとがき
用語集
おしらせ

『マージンFXデイトレ口座』  私の取引口座

2004-12-04 23:57:14 | 外国為替
■マージンFXデイトレ口座(デイトレード専用取引口座) 2004年9月1日開始

手数料0円!マージンFXデイトレ口座9月1日より開始

ひまわり証券株式会社(東京都港区、代表取締役社長 山地一郎)では、平成16年9月1日より、外国為替証拠金取引「マージンFX」のデイトレード専用取引口座として「デイトレ口座」を開始。

短期売買指向の個人投資家のニーズに応え、売買手数料無料、証拠金率の引き下げ、またポジションを翌日に持ち越せないシステムの採用など、デイトレード専用の口座は日本で初めてのサービス。

【デイトレ口座の主な特徴】
* 売買手数料を無料にし、デイトレ-ドのチャンスを最大限に引き出す。
* 証拠金率を通常取引の半分以下(NOPの2%)に設定し、資金の効率化を図った。
* ポジションを翌日に持ち越せないルールにより、投資家の最大のネックとなっていた
  因果玉(評価損を含んだポジション)を抱え込ませないシステムを構築。
* インターネット専用の取引。
* ポジションがロールオーバーしないので、スワップの受払いは発生しない。
* 上記以外の事項については通常のマージンFX取引のルールに準ずる。


ひまわり証券
http://sec.himawari-group.co.jp




『生き残りのディーリング決定版』  私の本棚

2004-12-03 14:32:56 | 外国為替
生き残りのディーリング決定版
矢口新
パンローリング 四六判 361頁 2001年3月発売
2,940円 (税込)

――投資で生活したい人への100のアドバイス――
あの名著『生き残りのディーリング』が決定版になって復活!現役ディーラーの座右の書として、多くのディーリングルームに置かれている名著を全面的に見直しし、個人投資家にもわかりやすい工夫をほどこして、新版として登場! 投資・相場にかかわっている人は必携の書。リスクとは避けるものではない。うまく管理するものである。
資産運用やトレーディングが身近なものになってきた。年金の確定拠出型なども自己の年金資産を自分で運用する道を拓くものである。しかし、資産運用の経験がないどころか、為替、株式などの運用を行う現場である「相場」というものの実体を知らない人々にとっては、期待より不安の方が大きいのではないだろうか。

それでは、資産の運用はプロに任せていればよいのか? 資産運用のプロとは、投信会社、ヘッジファンド、保険会社、銀行、証券会社などのこと。だが、過去何年間かの間に、いくつのこういったプロの会社が破綻したことだろう。これで、ほんとうに私たちの大事な預貯金や年金を預けていても大丈夫なのだろうか?

何をしていてもリスクはある。資産運用のリスクが怖いからと、当事者であるリスクを避けることは、傍観者であるリスクを受け入れることである。同じ自動車に乗っていながら、運転席よりも助手席の方が安全だと思うようなものだ。自分のリスクは自分で取るべきである。リスクとは避けるものではなく、うまく管理するものなのだ。

本書は、自分の資産は自分で運用することを勧めるものである。相場とは何か、価格変動の本質とは何か、リスクとは何か、などを詳しく説明し、それならばどのように対処すればよいかを述べている。これから相場を始めるという人たちはもちろん、プロのファンドマネージャーやディーラーも含めた、相場にかかわっているすべての人に必ず役立つはずである。

著者紹介
矢口 新(やぐちあらた)
豪州メルボルン大学卒。日米欧の大手金融機関の為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤める。現在、株式会社ディーラーズ・ウェブの社長兼ファンド・マネージャーとして、資本金を株式市場などで運用。主な著書に『生き残りのディーリング』、『値上がる株に投資しろ!』がある。



『新マーケットの魔術師』  私の本棚

2004-11-16 17:38:40 | 外国為替
新マーケットの魔術師
ジャック・D・シュワッガー, 清水昭男
パンローリング 四六判 528頁 1999年3月発売
2,940円 (税込)

 「新マーケットの魔術師」は、世界のトップ・トレーダーたちのインタビュー集。投資で成功するにはどうすればいいのかを中心に構成されている。この本は決して順序通りに読み進む必要はない。自分の好きなトレーダー、関心のあるトレード手法から読み始めてかまわない。17人のスーパー・トレーダーたちが洞察に富んだ示唆で、あなたの投資の手助けをしてくれることであろう。成功を願う投資家にとって、必読の書である。

目次
日本語版への序文──日本語版読者だけに贈る四三番目の金言

訳者まえがき

序文

謝辞

プロローグ

第一章  トレードの予測
トレードでの不幸な出来事
 サダム・フセインの失敗したトレード

第二章  世界で最も大きなマーケット
ビル・リップシュッツ
 八年間負け知らずで五億ドルを稼いだ「通貨の帝王」

第三章  先物取引──バラエティに富んだマーケット
先物──基本を理解するために
ランディ・マッケイ
 毎年、前年以上の収益を達成し続けている「ベテラン・トレーダー」
ウィリアム・エックハート
 驚異的な勝ち組「タートルズ」を生み、年間収益率六〇%を誇る「実践的数学者」
沈黙するタートルズ
 養成されたスーパー・トレーダーたちの横顔
モンロー・トラウト
 システムと相場観を調和して、最高のリターンを叩き出す「ポジション・トレーダー」
アル・ウェイス
 四年をかけて一五〇年分のデータを分析し尽くした「チャートの生き字引」

第四章  ファンド・マネジャーと投信タイマー
スタンレー・ドラッケンミラー
 ソロスの下で、柔軟さと多様性を身に付けた「売りの名人」
リチャード・ドライハウス
 「高値で買い、さらに高い値で売る」極意で年率三〇%を誇る「買いの名人」
ギル・ブレイク
 損失補填まで保証し、年利益率二〇%以下に落としたことがない「堅実性の覇者」
ビクター・スペランディオ
 マーケットの年齢と確率を計算し、年平均七二%を一八年続ける「究極の職人」

第五章  マルチマーケットのプレーヤーたち
トム・バッソ
 どんな事態にも冷静沈着に対応する精神を持つ「トレーダーのかがみ」
リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ
 音符を読むように価格変動を予測する「ナンバーワン短期トレーダー」

第六章  カネ儲けマシーン
CTR
 機械のように淡々と稼ぐ頭脳的な「チーム・ワーク集団」
マーク・リッチー
 膨大な収益をアマゾン・インディアン救済のために使う「ピットに降りてきた神様」
ジョー・リッチー
 高等数学の行間を読み取り、世界一のトレディング・オペレーションを構築した「直感的な理論家」
ブレアー・ハル
 有利なオプションを組み合わせて、六年半で一三七倍の収益を上げた「元ギャンブラー」
ジェフ・ヤス
 相手の取引技術や知識によって自在に見方を変える「オプションの戦略家」

第七章  トレーディングの心理学
匿名トレーダー
 「トレードしているのではなく、トレードさせられ」て稼ぎ続ける「直感トレーダー」
チャールス・フォルクナー
 時間と経験を積んで、一つのシステムを極める者だけが成功する
ロバート・クラウス
 「勝利に値する人間である」ことを潜在意識に認識させることが、成功への第一歩になる

第八章  クロージング・ベル
魔術師たちの金言集四二カ条

書き終えて

付録──オプションの基礎を理解するために

用語集


『マーケットの魔術師』  私の本棚

2004-11-16 17:35:59 | 外国為替
マーケットの魔術師
ジャック・D・シュワッガー, 横山直樹
パンローリング 四六判 464頁 2001年8月発売
2,940円 (税込)

――米トップトレーダーが語る成功の秘訣――
世界中から絶賛されたあの名著が新装版で復刻!
本書は、世にこれほどすごいヤツたちがいるのか、ということを知らせめたウィザー ドシリーズの記念すべき第一弾。ここには今や伝説となった、リチャード・デニス(タートルズ産みの親)、トム・ボールドウィン、マイケル・マーカス、ブルース・コフナー、ウィリアム・オ ニール(『オニールの成長株発掘法』の著者)、ポール・チューダー・ジョーンズ、 エド・スィコータ、ジェームス・ロジャーズ(『カウンターゲーム』の序文の著者)、マーティン・シュワルツ(『ピット・ブル』の著者)など、トレード界の「ド リームチーム」とも言うべき、きらめき光り輝いている面々が勢ぞろいしている。「本書を読まずして、投資をすることなかれ」とは世界的なトップトレーダーがみん な口をそろえて言う「投資業界での常識」である!
 本訳書が初めて刊行されてから約十年が経過した。この間、マーケットでは劇的な 変化が見られた。経済が再生を果たした米国では昨年一月に史上最高値を記録した。一方、わが国経済は誰も予想し得なかったくらいの困難を経験し、株式市場は低迷を 極めている。彼我のマーケットの差は大きいが、そうした中で、トレーディングの世 界では新たなヒーローが誕生しているのだろう。
 この時期に本訳書の復刻を希望する声が高まったということは、トレーディングの 哲学や手法には不変の真実があることを物語っている。これは本訳書を世に送り出し た訳者達にとって大きな喜びである。新たな本訳書を手にされた読者達が、それぞれ に自らの目標とするトレーダーにめぐり会われることを期待する。

 二〇〇一年七月
             あおぞらアセットマネジメント㈱ 取締役社長 横山 直樹

本書に登場するウィザードたち
マイケル・マーカス (害虫被害は二度起こらなかった)
ブルース・コフナー (国際派トレーダー)
リチャード・デニス (伝説の引退者)
ポール・チューダー・ジョーンズ (攻撃的なトレードの芸術)
ゲーリー・ビールフェルド (そうさ、彼はピオリアに住みながらトレードしているんだ)
エド・スィコータ (皆欲しい物を手に入れる)
ラリー・ハイト (リスクをにらんで)
マイケル・スタインハルト (特異な洞察力)
ウイリアム・オニール (芸術的な銘柄選択)
デビット・ライアン (宝捜しのような株式投資)
マーティン・シュワルツ (チャンピオン・トレーダー
ジェームス・B・ロジャース Jr. (割安を買ってヒステリーを売る)
マーク・ワインスタイン (高勝率のトレーダー)
ブライアン・ゲルバー (トレーダーになったブローカー)
トム・ボールドウィン (恐れを知らぬピット・トレーダー)
トニー・サリバ ("一枚野郎"の大勝利)
Dr.ヴァン・K・シャープ (トレードの心理学)


『為替がわかれば世界がわかる』  私の本棚

2004-10-22 12:59:39 | 外国為替
為替がわかれば世界がわかる
榊原英資
文藝春秋 B6判 214頁 2002年12月発売
1,260円 (税込)

為替レートを変動させるのは経済だけではない。「ミスター円」がこれまでの経験から為替相場の読み方、情報分析術のすべてを語る 。
 日々のニュースでは誰もが「1ドル=130円」など、外国為替レートを目にしているはずですが、海外旅行でもしない限り自分には関係ないと思いがちです。ところがさにあらず、為替には思考のヒントになる要素が満載です。財務官当時、積極的かつ毅然とした為替政策で「ミスター円」の異名をとった著者が、経験を通して得た為替市場の読み方と考え方を平易に語ったのが本書です。また、情報収集や整理、交渉についての方法論にも触れることができます。仕事にプラスワンを求める社会人必読の一冊です。


『「株」と「為替」をチャートで読む』  私の本棚

2004-10-22 12:57:39 | 外国為替
「株」と「為替」をチャートで読む
川口一晃
明日香出版社 A5判 167頁 2003年2月発売
1,890円 (税込)


もう、勘頼みの投資はやめよう! まったくはじめてのテクニカル売買入門
テクニカル分析で、自分の勝ちパターンを確立しよう。
第1章 チャートの基本
    (ローソク足、パターン)
第2章 移動平均線
    (移動平均線、エンベロープ)
第3章 オシレーター
    (RSI、ストキャスティックス、DMI、MACD、ラリー・ウィリアムズの%R、RCI、ボリンジャーバンド)
第4章 非時系列チャート
    (ポイント&フィギア、新値足)
第5章 その他
    (一目均衡表、フィボナッチ・レシオ)


『投資の王道 実践編 通貨証拠金取引』  私の本棚

2004-10-22 12:53:19 | 外国為替
投資の王道 実践編 通貨証拠金取引
新井邦宏
日経BP A5判 288頁 2004年1月発売
2,310円 (税込)


大好評の投資入門書『投資の王道―株式市場のテクニカル分析』第2弾登場!
ネット・トレード業界で人気沸騰中の「通貨(外国為替)証拠金取引」の基礎知識と実践ノウハウをすべて詰め込んだ充実の1冊。ドル/円、ユーロ/円をはじめとする外国為替相場の狙い目&急所を最強のテクニカル指標「一目均衡表」でズバリ診断。値動きの激しさに翻弄されがちな外国為替相場で、着実に利益を積み上げるための考え方と売買テクニックを、カリスマ・トレーダー新井邦宏ならではのクールな語り口で伝授します。
おもな目次
はじめに 外国為替相場に立ち向かう前に
第1章 通貨証拠金取引とは何か?
為替レートはどう決まるのか
スポット取引とフォワード取引
スワップ・ポイントの計算方法
不利にならないための事業者選び

第2章 通貨証拠金取引の売買方法
証拠金の計算方法
ストップ・ロスの考え方
相場のトレンドと売買のタイミング
正指値と逆指値
If DoneとOCO
清算方法と現物決済

第3章 テクニカル分析で考える外国為替相場
なぜテクニカル分析が有効なのか
一目均衡表均衡表と外国為替相場
テクニカル・ポイントの見分け方
実践相場分析・ドル/円
実践相場分析・ユーロ/円
実践相場分析・豪ドル/円
実践相場分析・英ポンド/円
実践相場分析・ユーロ/ドル

第4章 損失を抑え、利益を追求する資産管理術
レバレッジ取引の利点と恐さ
「極度」の設定と損切りポイント
利益を積み増すための建て玉方法
人生設計とマネー・マネジメント