粒金ワールドへようこそ

ホテルニューオータニ ザ・メインアーケード
『 粒金ホワイティー by jewel whity 』
店長日記

店長コレクション 5 ダイヤピアス・ペンダント

2007年08月26日 | TEZUCA作品 イヤリング・ピアス

Photo_21 熟練の職人技は ときに 機械で作るより精密です。

TEZUCA作品に イヤリングが少ない訳。 イヤリングに使える ペアの石と出会っても 作品としてなかなか 出来上がって来ない訳。

  • 「左右同じように創る」 
  • 「同じ物を二つ創る」 

その作業が、 実は精神的に難しい事なんだと知りました。 ”ペアものを手創していること” 型を取ってそっくり同じ物を作るのと違い TEZUCAには、プレッシャーなんですね。

手塚氏に言われたことがあります。

  • 「すぐに売れた作品があったとしても、 それと同じ物を創ってくれという注文は・・・・」

自由な発想で 手にした人をびっくりさせ ”感心させたい” と夢中で創るのが最初のひとつ。 それが売れてしまい 次に同じ様な物をもうひとつと、オーダーされて創るのは、

  • 創造性のない 「窮屈仕事」。Photo_25
  • 2つ目は、創作意欲が薄れて 仕事となってしまうのでしょう。

同時にイヤリングとペンダントを注文する・・・・・・

  • 手創りが 機械作りを超えて ”同じ感性” を表現します。

TEZUCAも生身の人間ですから、 その日の体調や気分が、作品に影響するでしょう。 物を創る環境が整うまで、時がすぎてしまう事がままあります。  ご注文を受け賜ってから納期まで  ”通常2ヶ月かかります”、 と余裕をもってお話しするのは、そんな理由からです。

  • どうしてそんなに 時間がかかるの?

素晴らしい "粒金作品”を お届けしたく ご理解いただけたらうれしく存じます。 


店長コレクション 4 特注品

2007年08月25日 | TEZUCA作品 ペンダント・ブローチ 

私の母が とても気に入っていた シルバーのアンティークブローチがあります。Saishuu_dabrrimg0044_1

使うたびにマーカサイトが一つ二つ外れてしまいす。ブローチピンも華奢で壊れやすくなっています。 アンティークジュエリーは その繊細さが魅力なのですが・・・・

  • お気に入り現品を見本に、TEZUCAにそっくりなブローチをPT900で特注することにしました。Saishuu_2bestrimg0010_2

センターの丸い部分を 糸鋸で細工するだけでも大変だ。と、ぶつぶつ・・・・ある日 アーモンド形にしあがって出来てきました。 繊細で丈夫な特注品の出来上がりです。

  • リフォームと異なり 石や素材の金属に制約されず 自由に発想できる。 
  • 「特注品 イメージ見本あり」 は、出来上がりが楽しみな注文方法です。

アンティークでも コスチュームジュエリーでも構いません。お気に入りデザインをお持ちください。そこから、イメージを膨らませて 一つの作品をお作りいたします。  


防火管理者になりました。

2007年08月24日 | Ryukin Whity 情報 

本日 私は 防火管理者証を取得しました。 今日一日 東京消防庁防災センターに、 缶づめで講習を受け 最後に簡単ですが理解度をテストをされ、終了証をいただきました。 店長としてのおつとめです。

火災はもちろん、いつ起きてもおかしくない大地震、テロ攻撃・・・・お客様の急な体調不良・・・・ 小さいテナントにも 一人づつの防火管理者を置く。 「ホテルニューオータニ」のホテルとして、お客様の身の安全を第一に考える姿勢を この場をお借りしてお伝えします。 


マリッジリング 製作工程

2007年08月24日 | TEZUCA粒金技法作品の紹介

”粒金技法” リングの製作工程の写真です。R4 (PT900 定番デザイン) 

  • 基本となる5本のリングを、ご注文に合わせて創ります。
  • 指のサイズ ・ ご希望のリング幅 (写真は7mmです)により 毎回手創りされます。
  • 2本は 付け心地を良くするために内側に、残り2本は 表面にローずけされます。
  • 小さく見えるのが プラチナで作られた粒々です。実際はもっともっとたくさん用意されます。
  • この小さな粒の作り方は、マル秘です。 TEZUCAの独創性と 金属の特性に関する専門知識の深さに感心させられます。

Photo_20

  • 「ヘアライン」で、プラチナ表面の照りを消します。
  • 粒々が 一粒づつ 丁寧にセットされてゆきます。
  • 全周の切れ目なく続くデザインを完成させるには、熟練の技と勘が必要です。

時間と労力を惜しみなくかける。 卓越した手先の器用さが必要。  そして 完成させる 我慢強さも 絶対必要。

”粒金技法”の 復元に挑戦する人が、19世紀のイタリアの宝飾師、カステラーニ以降 現代まで登場しなかった訳が この辺にうかがえます。 さすが 謎の多い技法です。

  • こういう細かい作業の工程を経て ”粒金技法 作品”として指輪がうまれます。

作品を手にしたお客様が 喜んでくださったとき、 私たちは、希少性の高い作品をお届けできる ”Ryukin Whity" にかかわっていることを誇りに感じ、そして 一番うれしい瞬間です。 

  • マリッジリングに または ”第二の人生のスタート”退職記念に ペアリングとしてご 検討ください。ご質問がありましたら  お気軽にどうぞ      whity@ryukin.jp


粒金技法 マリッジリング

2007年08月23日 | TEZUCA作品 リング

”マリッジリング”へのこだわり

  • 1ミリにも満たない小さな粒々で デザインされ, 手間を惜しまず創られた ”粒金技法リング”Tubutuburimg0017_1 を 結婚指輪にいかがでしょうか。

”粒金技法” その希少性。

  • ”永い間 謎の技法”といわれてきた 古代エトルリアの宝飾技法を 忠実に現代に復元しました。 

実用性 ・ 独自性

  • 日々の使用に耐える 丈夫さ (傷がつきにくく 目立たない)
  • 球体でデザインされているため 滑らかで引っ掛かりにくいと、ご好評です。 (写真 左側 ダイヤモンド 1石入り)
  • 男性も付けたいと思う トラッドなデザインです。 製作工程をご説明すると 特に男性のほうが興味を示してくださいます。・・・・これが お二人で永くお使いいただける、マリッジリングの絶対条件だと考えました。

定番デザインに お二人の希望をお入れします。Photo_18

  • 指輪の幅を  最少7mm~ 0.5ミリ単位で お選びいただけます。
  • 金属素材は PT900 ・ K18 お選びください。
  • ダイヤモンドなどの 石入り ・ 石なし (1石から~量・カット・色)ご希望をお聞かせください。

おふたりで 指輪の付け心地をお試しにお越しください。 すべて 受注製作のため 2ヶ月お時間をいただいております。 心よりお待ちいたしております。

http://www.newotaniarcade.shop-site.jp/si-ryukinwhity.html  

次回は、 ”粒金技法 マリッジリング” 製作工程をご紹介いたします。