福岡書画家 木原龍峰の人間万事塞翁が馬

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〇水墨彩画研究 

日本語

2018-06-15 07:22:36 | 随想

日本語はやまとことばというらしい

現在のような漢字表記はなかった

いつの時代に漢字を表記に取り入れたのかについては まだ確かなことは解っていない

同じ漢字で色んな読み方がある

具体的には 金 という漢字を見てみる

オン詠みにはキン、コン 訓詠みには かね、かな というのがある

オン詠みは中国での表音そのまま。これを日本語に音詠みとした

訓詠みは 昔からの日本語そのまま それを金という字にはめ込んだ

音詠みが複数あるのは 伝わった時代、或いは何処の地方の詠みを習ったのかで違うのだろう 奈良時代の西安の言葉は こうだったから とか 鎌倉時代の上海ではこうだったから という違いによるものだろう

 

 今、上という字は日本語ならジョウとしか音詠みしない 中国ではシャンという

上海がシャンハイと詠む  ジョウカイとはいわない

金という漢字 朝鮮語ではキムという 日本語はキン  微妙に似ていて違うのは

伝えられた国 人によって違ってきたのだろうか

日本語の音詠みは手本は古代中国そのものだ なのに現在日本語と中国語は通用しないのは 中国の変貌ぶりがすさまじいとしか言いようがないだろう

 

 

 



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