日本語はやまとことばというらしい
現在のような漢字表記はなかった
いつの時代に漢字を表記に取り入れたのかについては まだ確かなことは解っていない
同じ漢字で色んな読み方がある
具体的には 金 という漢字を見てみる
オン詠みにはキン、コン 訓詠みには かね、かな というのがある
オン詠みは中国での表音そのまま。これを日本語に音詠みとした
訓詠みは 昔からの日本語そのまま それを金という字にはめ込んだ
音詠みが複数あるのは 伝わった時代、或いは何処の地方の詠みを習ったのかで違うのだろう 奈良時代の西安の言葉は こうだったから とか 鎌倉時代の上海ではこうだったから という違いによるものだろう
今、上という字は日本語ならジョウとしか音詠みしない 中国ではシャンという
上海がシャンハイと詠む ジョウカイとはいわない
金という漢字 朝鮮語ではキムという 日本語はキン 微妙に似ていて違うのは
伝えられた国 人によって違ってきたのだろうか
日本語の音詠みは手本は古代中国そのものだ なのに現在日本語と中国語は通用しないのは 中国の変貌ぶりがすさまじいとしか言いようがないだろう
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