連続幼女誘拐殺人の宮崎死刑囚が、午前中に死刑執行された事を
起き抜けにお昼のニュースで知った。
あの事件から、20年。
彼の部屋のビデオテープが山のように積んであり、窓が隠れてる程だったこと、
なんとなく記憶してる。
殆どがアニメや戦隊もので、ウルトラマ●のお蔵入りとも言われた1話を
彼が持ってる事が、マニアの間でも話題になっていたとか。
そんな彼の趣味と、直筆の手紙の中から「ヲタク」という言葉が浮き彫りとなり、
数年前まで、ある意味差別用語的なイメージな言葉でもありました。
暗いイメージから変えてくれたのが、「電車男」
無機質で感情が乏しい「ヲタク」から心優しい気弱な「アキバ系」になり、
明るく温かい風にチェンジした。
それから数年、事件の背景にはアキバ系ありと思わせる様な事件や報道のされ方、
大手を振って堂々と「ヲタク」と言えていた人々も、
少しづつ、またイメージが変化してると思えてるに違いない。
ちょっと横道それてしまったけど、
彼の口からは、執行される最後の最後まで、
謝罪や反省の言葉が出てこなかったらしい。
死刑が決まってから、今日までどんな思いで過ごしていたのだろうか。
幼女達が命を奪い取られる瞬間の恐怖を、自分が死んだ事で理解できたのだろうか。
鳩山さん就任後、死刑執行がこれで13人。
前回は2月でしたが・・・・確定から期間も大幅短縮で、
ちょっと異例の速さの声も上がってる様ですが、
幼い未来のある子供を殺めた罪は大きいと思います。
私が思うにですが、この頃から少しづつ、
世の中、麻痺した感覚の人間が増えてきたんではないでしょうか。
近頃、暗いニュースばかりで嫌になっちゃうなぁ。
明るいニュース、私達の手で作って行きたいですね。