湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

独奏〜at Hall〜凱旋コンサート!Muito Obrigado!!!!!!!@二俣川サンハート音楽ホール

2021-08-02 18:35:00 | Ryotaro Imai LIVE Report♪
昨日は横浜市旭区民センターサンハート音楽ホールでの今井亮太郎ピアノソロコンサート【独奏〜at Hall〜】でした!


本当にありがたいことに、会場は満席!
大変な状況の中、たくさんのみなさまにお越しくださいまして、本当にありがとうございました!
また、この状況の中で開催してくださった主催のサンハートのスタッフのみなさまにも心から感謝です。









サンハート音楽ホールは、3年前にレコーディングをしながらの独奏コンサートを開催させていただいた思い出深い会場。
昨年秋にそのコンサート盤である『独奏〜at Hall〜』をリリースさせていただきました。


今回は3年前のコンサート以来のサンハート音楽ホール!
会場のお客様とともに緊張感の中、レコーディングしながら奏でたスタンウェイのグランドピアノ!

懐かしさと嬉しさ、そして奏でさせていただけることへの感謝を胸に、ステージに立たせていただきました。

今回のコンサートのタイトルはなんと「サンハート凱旋コンサート」!
3年前に奏でた『独奏〜at Hall〜』に収録の楽曲たちを中心にお届けしました^ ^



↓ステージ直前(笑)




「Corcovado」からコンサートスタート。アントニオ・カルロス・ジョビンの切ないメロディと美しいハーモニーがスタンウェイの音色に乗る。

続いて映画の名曲「ムーン・リヴァー」をBossaNovaアレンジで。

サンハート音楽ホールは響きが豊かで、ピアノのサスティンペダルをあまり踏まないコロコロとした弾き方がより心地よいのだ^ ^

さらに「限りなく青いブルー」を。
夏の抜けるような青空をイメージしながら、軽快に♪この曲の時は弱奏でBメロを奏でるのが気持ちよかった!応えてくれるピアノに感謝!




「Garota de Ipanema」は3年前の独奏コンサートを思い出しながら。
あの時と世の中の状況はまるで違うけど、音楽はいつでも変わらずやっぱり大切なものだなぁ〜。あ〜またリオに行きたいな〜なんて思いながら奏でてました。

「男と女」はゴキゲンな雰囲気で♪
『独奏〜at Hall〜』は30代最後の作品、そしてこの曲を収録した『シネマ・ボッサ』は40代最初の作品。3年前の独奏コンサートがあったからこそハモンド・オルガン奏者としてのスタートも切れたんだよね^ ^
3年前のコンサートでも「男と女」を奏でたなぁ〜。

続いて「Manha de Carnaval」。
刹那な深い愛を描いたこの楽曲は、ホールに響くスタンウェイの心地よい音色を自由に使って歌いたくて、高音から低音まで広い音域を使って奏でました。奏でていて心地よかった!


Choroの名曲「Ticotico no Fubá」は、3年前のコンサートでもレコーディングしている緊張感の中、とても盛り上がった楽曲!
今回も最後は会場みなさまの手拍子にアップテンポに!盛り上がりました\(^o^)/




ここからは今井亮太郎楽曲のコーナー。
まずは代表曲「雨の日曜日」。
研ぎ澄まされた雰囲気の中、ピアノの会話しながら深く入り込んで奏でさせていただきました。
音の雨がみなさまに降り注ぐように。

続いて15歳の時に作曲した「星踊る夜に」。
天井の高いサンハート音楽ホール。その天井には星のような、羽のようなライトが施されています。
満天の星空がホールいっぱいに広がるように奏でました♪

そして「兆」。
3年前のコンサートでは奏でなかった楽曲だけど、今回はどうしても奏でたかった。
今の状況の中、遠くに見える小さな光に向かって手を伸ばす。そしてその光を掴む。この光の先が正しいかどうかはわからないけど、前に進むんだ。
そんな想いを込めて、奏でさせていただきました。



コンサート本編ラストは、おなじみ「Ao Céu」!
最高の盛り上がり!!
会場がいっぱいの手拍子に包まれて、ボルテージは最高潮!!
これだよね!やっぱりこの雰囲気はみなさまがいての演奏でないと出せない^ ^
最高に心地よかった!!



嬉しいアンコールは2曲お届けさせていただきました。
まずは僕のChoro楽曲「色えんぴつ」。
ピアノソロ独奏のテーマ曲と言っても過言ではない楽曲。
この日ステージとロビーには少しだけ亡き母の水彩色えんぴつ絵手紙作品を置かせていただきました。
母の描いた水彩色えんぴつの作品をイメージして作曲したこの楽曲を、再びサンハートで奏でられたこと、とても感慨深かったな。


この日最後にお届けしたのは、唱歌「浜辺のうた」。
母の水彩色えんぴつ絵手紙作品の一つ「浜辺のうた」に描かれたお腹の大きい母が浜辺を歩いてる様子と、添えられた“だから息子の作る曲の中に「浜辺のうた」が鳴ってる気がするのです“という言葉を胸に。




おかげさまで、本当に感慨深い、音楽家としてとても大切な1日となりました。
CDもたくさんの方にご購入いただきました!
たくさんのみなさまがCDを手にしてくださったことはもちろんですが、それ以上に「涙しました」「素晴らしかった!」などなど、たくさんのお客様の生の声が聞けたことがなにより嬉しかった!
久しぶりの方、いつもお世話になってる方、初めての方。
僕もたくさんのエネルギーをもらって、心から本当に励みになりました。


本当に感謝でいっぱいです!
素晴らしい時間でした!!


まだまだ大変な状況は続くと思いますが、楽しい音楽を一生懸命お届けして行きたいと思います!
 
Muito obrigado!!!!!! 






【2021.8.1 独奏〜at Hall〜@二俣川サンハート音楽ホール 演奏曲目】
・コルコヴァード - Corcovado -
Written by Antônio Carlos Jobim
・ムーン・リヴァー - Moon River - / Words by Johnny Mercer / Composed by Henry Mancini
・限りなく青いブルー - Mais Que Azul -
Composed by Ryotaro Imai
・イパネマの娘 - Garota de Ipanema -
Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・男と女 - Un Homme et une Femme -
Words by Pierre Barouh / Composed by Francis Lai 
・Manhã de Carnaval - カーニバルの朝(黒いオルフェ)-
Words by Antônio Maria / Composed by Luiz Bonfá
・Ticotico no Fubá - チコチコ・ノ・フバ -
Composed by Zequinha de Abreu
・雨の日曜日 - Domingo com Chuva -
Composed by Ryotaro Imai
・星踊る夜に - Dança das Estrelas -
Composed by Ryotaro Imai
・兆 - Sinais -
Composed by Ryotaro Imai
・空へ - Ao Céu -
Composed by Ryotaro Imai

En:
・色えんぴつ - Lápis de Cor - / Composed by Ryotaro Imai
浜辺の歌 / Words by Kokei Hayashi / Composed by Tamezo Narita


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