クラウン・タマのぶろぐ

タマが日常思ったことをサラサラと書き綴っていきます。
みんな気兼ねなく書き込んでください。

ぶらんこ☆

2021-12-22 15:36:24 | Weblog
子どもが大好き、さくらも大好き遊具の「ぶらんこ」を漢字で書くと「秋千」と書くらしい。さぞかし秋と関わりが深いのかと思いきや、俳句の世界では春の季語というからややこしい。
 話は変わって、先日のクリスマス会。子どもは喜んでいたものの、反省点は線となり、人間のこぐぶらんこの遠心力では描き切れないほどの弧を描いてしまった。
 ピアノやイチバンボシでの練習不足、優先順位ミス。反省しきりの打ち上げになってしまった。
 早いもので今日は冬至。
「一陽来復」来年は練習を積み重ねて、納得のいくものを!
来年も、背中を押してくれる仲間を大切にしながら、再び高度を上げていけるように。
ほろ苦い打ち上げのバカ話に花が咲き、笑い声に包まれる中、目線の先にあるお猪口にそっと願いを寄せた。


22年前のご縁☆

2021-11-07 07:46:24 | Weblog


2か月前の突然の電話から始まった先月の講演会。
「ハンディキャップを笑いに変える」発想から生まれた「イチバン星☆」の結成。
怒涛のハロウィンが過ぎ去った。
両方、納得のいく出来だったか?と問われると、まだまだこれからなのだが、恩師が「立派、立派」と声をかけてくれたこと。子どもたちが喜んでくれたことは嬉しい限りだった。
高校を卒業して22年、同級生の発案で始まったこの講演会。18才の時にだれが想像できただろうか?
車椅子ダンサーなさっちと出会って約10年まさかコンビまで組むとは・・・。
気づけばもう立冬。そして来年は2022年。飛躍の年になるだろうか?いや、しなければならない。
勝負の年になると感じている。



虫の声☆

2021-09-27 07:41:59 | Weblog
猛暑の日々が過ぎ、過ごしやすい日々が増えてきた。耳を澄ますとコオロギの鳴き声も聞こえてくる。「昆虫は最初の抒情詩人」昆虫学者のファーブルの言葉だ。
と、ここまで書いて、母校の監督のある言葉を思い出した。アメリカへの修学旅行の引率から帰った時に、「日本人で良かった。」と言っていた。何故かと問うと、「もののあはれが無い」と言っていた。当時はピンとこなかったが、こうしてブログを書いたり、テレビ番組などで俳句を楽しんでいる内に、日本人特有の感性を僕自身も大切にしていることに気付いたりする。

こんなエピソードが紙面で紹介されていた。アメリカの大学で日本文学の講義をし、そこで「虫が鳴く」を説明したが、受講した生徒は中々理解を示さなかったという。虫の声に趣を感じる人もいれば、単なる雑音に聞こえる人もいる。

先週の秋分の日にお月見会を、剣道仲間で開いた。今回もダメだった昇段審査を弄られながら、ふと空を見上げると、霞がかった月が顔をのぞかせていた。

緊急事態宣言が明けるとされている10月から個人様の誕生会や講演会などまたポツポツと仕事が入り始めた。

「さて、何を話そうか。。。」虫の声や人の声に耳を傾け、今日も言葉を探している。




この夏に思うこといろいろ☆

2021-09-01 14:38:17 | Weblog
集中豪雨が発信する地球からのSOS。コロナ禍における病床のひっ迫から引き起った妊婦の悲劇。米国軍のアフガン撤退、帰還兵の多くがPTSDに苦しんでいる現実。PTSD
から連想してしまう旭川のいじめ問題。

この夏は、強烈な時事が私たちを襲った。痛ましく、答えのない問題が多かった。
今年の夏も時間がたてば、歴史の一部になる。
あれほど、人を殺した宮本武蔵も晩年は、「五輪の書」の中で、「人間の本質は善である。」と綴っている。

パラリンピック開幕から1週間。困難に負けず、大舞台で躍動するアスリートたちを見ると胸が熱くなる。
ある伴走者は、「選手を助けようと始めた伴走ですが、大きな思い違いでした。」と語っている。
「必死に練習する情熱、執念、ひたむきさに私の方が勇気づけられた。」と感嘆している。

今年もまた、猛暑が続いた。先月末、地域のご家族を招いて、少人数でプール遊びを実施した。
子どもたちのはしゃぐ声、舞い上がる水しぶきに思わず笑みがこぼれた。
「人間の本質は善」それは無邪気に遊ぶ笑顔にこそ表れるかもしれない。

「ここで歩みを止めてはいけない。」
今月にはまた昇段審査、来月には長田で初めて開催する漢字検定、母校で2時間にも及ぶ講演会を控えている。
「何を伝えようか?」心が暗くなるニュースが多い中、人間が創ってきた「善の歴史」のようなものを伝えられないだろうか?と考えている。
先ずは、昇段審査、次は漢字検定。母校の恩師にうれしい報告ができるように、がんばります。
もし良ければ、あなたも私たちと一緒に漢字検定に挑戦しませんか?
日時は、2021年10月23日 10:00~ 場所は学研寺子屋教室斜め向かいの「神戸平和と労働会館」で実施します。
希望者は 玉井までご一報下さい!


七夕とプール開き☆

2021-07-13 10:43:45 | Weblog
7月を別名「文月」という。7月7日「七夕」の日に詩歌や文字を綴り飾ったことが由来との説がある。平安時代には短冊に「和歌や字が上手になりますように」と書く人が多かったようだ。
 今は、七夕に限らず、誰もがこの1年半、ひたすら成就を願ってきたのは新型コロナの「収束」、なかなかどうして、かなえてもらえない中、昨日、ようやく蔓延防止等重点措置が解除された。
 今年から、地域の子どもたちに屋上をプール遊びの場として開放することになった。そして今日がその初日、言わば「プール開き」の日。
子どもたちの喜ぶ声が届いてきそうだ。
地域とのつながりが、コロナ以前より強くなるように、「クラウンタマ」のショーも、もうそろそろ準備しておこう。
溜まったストレスや不安をエネルギーに変えて、以前よりパワーアップした笑いを届けていきたい。


時の中で☆

2021-06-15 14:19:33 | Weblog
先週、6月10日に娘のさくらが無事に3才の誕生日を迎えました。さくらが生まれた6月10日を「時の記念日」と言うそうだ。
少し気になったので、調べてみた。
 今度の紙幣のデザインにもなる渋沢栄一を含めた政財界、教育界の重鎮たちが1920年に当時の日本人に時間厳守の意識を植え付け、欧米に並ぶような生活改善につなげるのが制定の狙いとのこと。
歴史というのは、調べてみると本当に面白い。時の記念日制定前の明治期の日本を訪れた欧米人が共通して抱いた印象は「おおざっぱな時間の国」だったらしい。
「あらまあ!なんてステキな古き良き日本の国!」なんて思うのは私だけだろうか?

時間にルーズな私のもとに、「時の記念日」を選んで、さくらが生まれてきてくれたのも意味があるのだろう。

時の記念日制定から101年前の6月といえば、スペイン風邪の第2波が終わろうとしていた。続く第3波は患者数、死亡者数ともに格段に少なく、渋沢たちは感染の収束を見越して、日本人の生活様式を変革しようとしたのではないかとも言われている。

現代に時を戻して考えてみる。ワクチン接種が始まり、新型コロナウィルス収束に向けての大きな一歩踏み出した。だが、もう以前と同じ生活には戻れないことを、一人一人が薄々気づき始めている。

仕事は?スポーツは?趣味は?

様々な疑問への回答を自分自身で模索していくこの新時代に、せめて傍らにいる「時の記念日」からの使者と一緒に楽しみ、「あーでもない。こーでもない。」と言いながら、家族で時を刻んでいきたいと願う。

腹の決め方☆

2021-04-21 13:15:33 | Weblog
俳句は「喜びの見つけ方」を教えてくれる。
毎週、楽しみにしている「プレバト」の人気俳句講師、夏井いつきさんの言葉だ。
落ち込むようなことでも、「貴重な体験」と捉え、「全ては俳句のタネ」と腹を括っているという。

今月、「今度こそ!」と意気込んで挑んだ昇段審査が、またも通らなかった。
周りの人達もたくさん協力してくれただけに、少し考えこんでいると、いつもは稽古の時以外、あまり話さない剣友が声をかけてくれ、その場で反省会が始まった。
挑戦の過程で、少しずつ輪が広がっていることが嬉しかった。

キッズクラウン達によるフォニックス動画撮影もまだまだ始まったばかり。肯定的な意見も手厳しい意見もある中で、折れない信念を通せるかどうか。ここもまた正念場を迎えている。

何年かぶりに、童話賞への作品応募も決めている。

回り道を夏井さん同様、「全ては芸の肥やし」と腹を括れるか。

春本番。草木が勢いよく芽吹き、若葉輝くにぎやかな山の様子を「山笑う」と言う。

「いつか笑えればそれでいい。」と腹を括る。


ホップ、スッテプ、、、

2021-03-02 15:00:23 | Weblog
HOPE(希望)は跳躍を意味する「HOP」につながっている。そう言ったのは、心理学者のエリクソンだ。
マラソンの新鋭、鈴木健吾選手が2時間4分台を叩き出した。
希望を見出したというその勝負所のエピソードが面白い。
活路を見出したのは、残り6キロ地点での給水の失敗。勝負所で水が飲めない。心のくじけそうなピンチを絶好のチャンスととらえたところに、新星の胆力が伺える。
「3月からどう動くかが大切」ある友人からそう言われたことを思い出した。
去る三月にようやく竹刀が握れる。思い切って4月の昇段審査に申し込んだ。
「春」を指す英語「SPRING」にも「跳躍」という意味がある。
気合いを入れ直してもう一度、今度こそ。。。


チョウとスイセン

2021-01-17 10:06:33 | Weblog
昆虫博士の奥本大三郎さんは、子どもの頃何度も夜更かしを試みた。チョウの羽化を見届けるためだが、眠りの誘惑には勝てない。少年が目覚める頃には飼育箱の中でバタバタ・・・薄い皮膜に守られながら、羽は人知れず形作られている。
羽化の神秘を見逃した悔しさを忘れ、明け方飼育箱を覗き込む少年の姿を想像してみる。
 53万人を超える受験生にとっても、今は羽化を待つ忍耐の時間だろう。新方式のテストをめぐる混乱が続き、試験会場ではマスク着用が義務付けられ、深呼吸すらままならない。学び方も働き方もこれまでの常識はもう通じない。
 
今日は1月17日。ある被災者の話が載っていた「崩壊した家の跡に、スイセンが一束供えてあった。小さな白い花が、残された人の悲しみを伝えるように揺れていた。」 「実家の戸口前に一輪のスイセン。牛乳瓶に生けてどなたかが置いてくれていた。」等、スイセンに感じる当時の人々の想いが伝わってくる。

今年は、羽化を待つチョウたちも、街角のスイセンのつぼみも受験生に重なって仕方ない。
ささやかなエールを送りたい。曙の一線は深い闇を抜けた先にある。「踏ん張れ!受験生!」


4人目の家族☆

2021-01-13 13:41:08 | Weblog
 2021年1月7日の朝に4人目の家族が誕生しました。
名前を考えながら、紙面に目を通していると、今年で東日本大震災から10年になることを知った。当時、ある被災者の多くは「あの人が亡くなった。」と失った縁を語っていた。だがある時から「避難所であの人に会えた。」と足し算の縁を語る人が増えていった。「引き算の縁」から「足し算の縁」へのスイッチの切り替えに人間の生きる強さを感じた。

 「今」について考えてみる。緊急事態宣言が新年早々発令され、未曽有の事態が続いている。「ピンチをチャンスに変える発想の転換力」が試されている。
海を連想してみた。穏やか時も、荒れた時も洋々と乗り切ってほしい。周りからどう思われようと、自分だけの大切なクルーを創ってほしい。

「海人」そう名付けました。
「自分だけの海」を自由に大らかに乗り出して欲しいです。
これからも応援よろしくお頼みします!