ラスティVS母ちゃん

外ヅラがよくて、内弁慶で、自己中なゴールデンレトリバーのラスティと
上位争奪戦を繰り広げる母ちゃんのブログです。

思い出アルバム・・・その5

2008年05月30日 | ラスティ
安楽死。。。

先生からの話を、父ちゃんから聞いた母ちゃんは脳みそが痺れている感じになった。

助かる確率が1%でもあるなら・・・と言っても、
先生は1%すら認めてくれなかった。

家に帰って家族会議をする事に。


結果、ラスティを連れて帰る事にした。
もし、命が短いんだとしても家族と一緒のほうが良いに決まってる。
それよりなにより、母ちゃんはラスティが死ぬとは思わなかった。
ラスティは生きようとしている。
ただ障害が残った場合、
家族の理解と協力がなければ母ちゃん一人ではやっていけない。
でも父ちゃんも兄ちゃんたちも賛成してくれた。

みんながこの決断をした時、ラスティに奇跡が起きたのかな。


その日の夜、病院の診療時間が終わる頃にラスティを迎えに行った。
鎮静剤の打ち方などを聞いて、ようやく二日ぶりの自宅へ。


発作が起きた時、
暴れて倒れこんで頭をぶつけたらいけないとリビングの家具を撤去。

保冷剤と濡れタオルで脇と内腿あたりを冷やす。

エアコンは24時間25度設定。
エアコン嫌いの母ちゃんは長袖にスウェット、
ハイソックスにレッグウォーマーでラスティに付きっきり。

オシッコが出ないので1日2回病院へ行きカテーテルで採ってもらう。

オシッコも母ちゃんが採れるようにならんとなぁ、
この先どうなるんやろぉ、と考えるも束の間。


帰ってきて2日もしたらどうにか立てるようになり、
オシッコも自分で出来るようになって、
5日もすれば血液検査の数値もほぼ正常値に戻り、
外に連れ出して自力でウンチも出来るようになった。


最初は後ろ足の踏ん張りが利かなくて、
お腹周りにバスタオルを回して補助しながらの散歩だったけど、
それもすぐに必要なくなり、今では普通に生活できている。
走る事も出来るし、階段の上り下りも出来る。

ただ、今も後ろ足が弱い。
それは後遺症のせいか、ゴールデンによくある関節の病気か。

これについては、今度検査する事になったんだけどね。



一命を取り留めたキセキ。

病院の先生は「家族の愛だ」って言ってたけど、
家族を置いて旅行に出掛けて行ったから起きた事故。

ラスティはどんな風に思っていたんだろう。

あの時、置いて行きさえしなければ
ラスティにあんな辛い思いをさせずに済んだのに・・・
後悔先に立たずですけど。




↓二日ぶりに我が家へ戻ったラスティ








今、こうしてそばにいてくれてありがとう。