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桜の舞い

OSK日本歌劇団のことを徒然に思うまま書いていきます。

「春のおどり」観劇とトップ高世麻央さん

2018-05-21 01:12:07 | 雑感
OSKトップ高世麻央さんの退団公演「春のおどり」を観劇した。

今日はマイ初日ということで、舞台全体、群舞のフォーメーションの美しさを観たくて、あえて3階席のセンターから観劇。


高世麻央さんは、1,996年旧OSKに入団し、2,003年のOSK解散から再生まで辛酸をなめ、苦労に苦労を重ねてきた。


解散前のOSKでは、入団後から同期三羽烏として注目を集め、活躍してきた。

あやめ池円型大劇場では、先輩の娘役北原沙織さんを相手に主演。

この時は高校生役で、瑞々しく溌剌とした演技に魅了された。


また、ある時には、大咲せり花さんの父親役。盗賊の悪さと影を表現して見事だった。


これから、もっともっと活躍する!という矢先のOSK解散。

当時の技芸員有志23人で発足したOSK存続の会に加わって苦労した高世麻央さん。

(約7割の技芸員さんは解散と同時に、OGとして自らの道を開拓されて、苦労された。)


再生したOSKトップは大貴誠さん、桜花昇ぼるさんと受け継がれ、高世麻央さんがトップに就いたのは3年前。

再生したとはいえ、苦労は続き、真面目な高世さんの舞台姿には、苦労がそのまま現れたような硬さが気になった時代もあったけれど…トップに就任してからは、それも徐々に消えていった。


そんな高世麻央さんの退団公演。

本当にお疲れ様という言葉しかない。

長い間の苦労から解き放たれて、どうぞお幸せに!


高世さん始め、出演者の皆さんの頑張りに感動!


惜しむらくは…一部、二部ともに、22年間、高世さんを見て来られた先生方に、構成、演出、振り付けをして欲しかった!

OSKらしい作品で、高世さんを送り出して欲しかった。


【OSK日本歌劇団公式サイトより引用】

レビュー春のおどり
<第一部>  
桜ごよみ 夢草紙
(西川箕乃助 構成・演出・振付)
<第二部>  
One Step to Tomorrow!  
(名倉加代子 作・演出・振付)
【出演者】
高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都
虹架路万・舞美りら・白藤麗華・愛瀬光
遥花ここ・華月奏・ 城月れい・麗羅リコ
実花もも・栞さな・桃葉ひらり
由萌ななほ・穂香めぐみ・りつき杏都
朔矢しゅう・壱弥ゆう・結菜ほのり
椿りょう・唯城ありす・雅晴日・羽那舞
凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那
<特別専科>朝香櫻子・緋波亜紀
<94期初舞台生>
叶望 鈴・依吹圭夏
純果こころ・有絢まこ・水葉紗衣
瀧登有真・涼乃あゆ
優奈 澪・知颯かなで・せいら純翔