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桜の舞い

OSK日本歌劇団のことを徒然に思うまま書いていきます。

心斎橋角座『ダンディ』観劇

2019-10-12 13:42:44 | 雑感
OSK若手男役さん6名のステージ!!

登堂結斗さん

天輝レオさん

雅晴日さん

知颯かなでさん

そして、今年初舞台を踏んだ

翔馬かいとさん

空良玲澄さん

若手の皆さんの躍動感に溢れたステージでした!


しかし!

如何せん舞台が狭すぎて、観ているほうが気の毒になった!😨


男役6人が踊るには角座の舞台はやっぱり狭い!💧


途中のMCコーナーで、天輝レオさんが、大きな舞台でも狭いところでもきちんと踊れるようになりたい云々とおっしゃったのが分かる感じ。


若手の頃から多くの舞台を踏むのは、勉強になるには違いないけれど、気の毒になります。


天輝レオさんがおっしゃったみたいに、小さく纏まらないで欲しい。


そして!肝心の舞台『ダンディー』

OSKの男役さんの粋を身に付けるにはまだまだの感は否めない。


特にオープニングのソフト帽を被ったダンスで、帽子の被り方がさまになっていたのは、天輝レオさんただ一人!!💕


他の皆さんは被り慣れていないのは仕方ないけれど!💧


『ダンディー』になるため、勉強の舞台って感じ😅


天輝レオさんと雅晴日さんが全体を通して、姿勢や男役の居方がきちんとしていて、気持ち良い感じでした💕


それから…平日ということもあり客席は8割方埋まっている感じで、狭い客席は満席ではありませんでしたが…
身内感満載でした。


身内と言っても、出演者さんの特定ファンばかりという感じ。

あとは下級生の劇団員さんたち。

普通の一般ファンは何となく私一人みたいでした~(笑)

特定のファンに向けてのみ、頑張る…というスタンスが丸分かり!!


これも心配!!

集客ももちろんそうだけど…身内感覚の客に向けての見せ方しか出来なくなるのでは?


OSK日本歌劇団を20うん年以上観てきたファンとして心配ばかりしている感じ!😅


心配し過ぎ?(笑)

トップ桐生麻耶さんの新聞記事

2019-07-17 07:27:48 | 雑感
南座公演「海神別荘」に挑むOSKトップ桐生麻耶さんの読売新聞記事。

とても興味深く読んだ。

観劇が楽しみ!

そして…後輩に対する言葉が印象的。

一ファンである私が感じている今の劇団員に対する不満、歯痒さ。
ハッキリと桐生さんが指摘されている。

舞台に立つ劇団員の気持ちや在り方は、そのままハッキリと舞台に出る!
素人である私にも見抜かれる…。

舞台は怖い!


「サリエリ&モーツァルト」初日観劇

2019-06-06 21:45:20 | 雑感
OSK大丸心斎橋劇場公演「サリエリ&モーツァルト」初日を観劇しました!


上島雪夫先生独特の世界観!


ダブル主演のモーツァルトは愛瀬光さん。


サリエリは虹架路万さん!



お二人ともに良かったけれど…持ち味的には、逆の配役でも観てみたいと感じました~😄

公演の前半と後半で役替わりしても良かったと思います!


ラストのダンスはさすがOSK!💕

歌を頑張って~!(笑)


幕間には、劇団員さんをパチリ!


OSK離れ!?

2019-05-08 08:17:07 | 雑感
あれほど大好きだったOSK…今年の「春のおどり」の酷さに、もう観る気が失せてしまった💧
新トップ桐生麻耶さんのお披露目はおめでたく嬉しい事だった!
 
過去は同じ歌劇でも宝塚歌劇とは似て非なるOSKで独自の世界観が売りだった。
OSKの技芸員さんもOSK魂を持ち、志し高くやってきた。
OSKでは、劇団員とは言わず、技芸員という。
めっちゃ!古い話😅
 
もちろんOSK日本歌劇団自体も、作演出、振り付けの先生方も志し高くやってきた。
 
OSKの作演出家の先生方は座付きだけではなく…実は宝塚歌劇団の先生も携わっていらっしゃったけれど。
 
特に解散の数年前には「魔剣士」、「闇の貴公子」、「続闇の貴公子」などがヒットしたにも関わらず、親会社近鉄の経営改革リストラにあい解散の憂き目にあった。
OSKにどっぷり浸かっていた私は、解散に至るまでの酷さ、技芸員の辛さ、ファンの嘆きもずっと見て来た。
だから、苦難の末にnewOSKとして再生した時には本当に嬉しかった。
 
そんなOSKが年を重ねていくに従って、段々とOSKらしさが薄れていき、ミニ宝塚化していった…。
それでもまだ劇団員の皆さんは頑張っている。
技量も高い!
 
だから…好きだった。
でもその技量も志しも…ドンドンと変化してきた。
 
なんだかもう…。
残念!



「新撰組」初日観劇

2019-03-28 10:14:23 | 雑感

パソコン💻は数ヶ月間開かず…アプリの調子はイマイチ💦

3ヶ月間放置していたこのブログ💦

なのに、たくさんアクセスして頂き、有難い限り!🙇

恐縮です!

やっと新しいアプリでログインして、3月中旬に観た近鉄アート館の「新撰組」観劇感想を至極簡単に!


久しぶりにOSKらしい舞台を観る事が出来て、満足!

はやみ甲ワールド、OSKワールド全開! 

最高!

演者の皆さん!役を生きていて最高!

【作・演出・振付】

はやみ甲

【出演者】

楊 琳・虹架路万・華月 奏・千咲えみ・栞 さな・穂香めぐみ・由萌ななほ・天輝レオ・りつき杏都・湊 侑李・京我 りく・依吹圭夏/緋波亜紀(特別専科)






『円卓の騎士』初日観劇

2018-12-21 18:38:31 | 雑感
元宝塚歌劇団荻田浩一先生の作品!
 
これは観劇客の好き嫌いが大きく分かれる舞台だと思った。
荻田先生の世界観に溢れ、深いメッセージが込められていた。
 
今日は初日の一回目の観劇なので、感想はここまで!
 
…とか言いながら、この舞台はもっと大きな劇場で、多人数の出演者で生きて来ると思った。

箱にあった演目を希望します!


2019松竹カレンダーの発売

2018-10-02 10:37:59 | 雑感
1922年に松竹楽劇部として誕生したOSKが生まれ故郷の松竹のカレンダーに登場するのは、嬉しい限り!
 
【 OSK日本歌劇団公式サイトより引用 】

2019年松竹カレンダーの発売について

2019年の松竹カレンダー(3月)に、桐生麻耶   楊 琳   舞美りら が出演いたします。
下記のサイトにて、発売しておりますので、ぜひお買い求めください。

なお、OSK日本歌劇団公演の売店では、10月中旬ごろを予定しております(各月にOSKロゴの名入りあり)。

※OSKのロゴ入りの販売は、OSK日本歌劇団公演の売店のみになります

【サイズ】壁掛けタイプ<B2サイズ>1,600円(税込)
卓上タイプ<16cm×14cm> 1,300円(税込)

【申込み方法】  
   松竹歌舞伎屋通販本舗公式通販サイトhttp://kabukiyahonpo.com/shop/c/ccalender/

松竹株式会社事業部 カレンダー係 TEL 0120-242-343/FAX 03-5550-1640
(土日祝日を除く月~金曜日 10:00~12:00 13:30~17:00)
※11月22日 及び 12月28日~1月4日は受付しておりません。

【申込み受付締切日】2019年1月31日(木)
【お問い合わせ】松竹株式会社 事業部カレンダー係
〒104-8422 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
TEL 03-5550-1565

たけふ菊人形公演

2018-08-12 09:07:03 | 雑感
出演者13名!
例年になく少ない出演者数!?
以前は、もっと多かったように感じる。
 
ここ数年来、たけふ菊人形公演には行っていない。
昔は、旧OSK時代の那月峻さん主演公演から、ここ最近は真麻里都さん主演のお芝居とショーまで観ていたけれど…もっと多くて見応えがあったなぁ〜!
 
お披露目公演と銘打ってはいないものの…桐生さんが新トップに就任してから、初めての公演だから、もっと豪華にしても良いのでは?
 
同時期に、レビューカフェをやっているから、こうなる!
 
【OSK日本歌劇団公式サイトより引用】
 
2018年福井県越前市での「たけふ菊人形」での公演「第39回たけふレビュー」が決定しました。

【公演タイトル】
第39回  たけふレビュー ~GERSHWIN NIGHT(ガーシュイン ナイト)~

【公演期間】
2018年9月28日(金)~11月4日(日)
※10月23日(火)は終日休演となります。
 
【開演時間】
<平日>11:00/14:00 <土日祝>10:00/12:00/14:00
※上演時間は約45分となります。
 
【会場】
越前市文化センター大ホール(福井県越前市高瀬2丁目3-3)
 
【演出・振付】
上島雪夫
 
【出演者】
桐生麻耶・虹架路万・華月 奏・城月れい・麗羅リコ・穂香めぐみ・壱弥 ゆう・
羽那 舞・湊 侑李・紫咲 心那・叶望 鈴・瀧登有真・優奈 澪

【入場料】
<OSK観劇料(菊人形館入場券付)>
おとな(高校生以上)2,000円
障がい者おとな(高校生以上)1,500円 ※障がい者手帳または療育手帳をご提示ください。
 
<OSK観劇券(2回分/菊人形館入場券付/期間中有効)>
おとな(高校生以上)3,500円
 
<OSK観劇券(3回分/菊人形館入場券付/期間中有効)>
おとな(高校生以上)5,000円

☆「たけふ菊人形会場」への入場料は無料です。(有料エリアは「菊人形館」と「OSK観劇」のみです)
☆中学生以下は、OSK観劇と菊人形館ともに入場は無料です。
 

トップ高世麻央さんの退団と歌劇団

2018-07-11 16:08:14 | 雑感
7月9日の新橋演舞場公演を持って、トップ高世麻央さんが、OSK日本歌劇団をご卒業されました。
 
OSKの解散から、存続活動を経てOSKの再生という激動の時代を生き抜いて来られましたこと、OSKファンとして感謝しています。
 
お疲れ様でした!
そして、おめでとうございました!
 
これからの高世麻央さんのご多幸、ご活躍を願っています。
 
 
 
それにしても…次期トップの発表が未だに無いとは…。
OSK日本歌劇団のすることは、何でも遅い。
 
公式ホームページの更新もせず、そのまま放置…。
新橋演舞場公演のお知らせが最新とは…。
 
退団された高世さんのポスターがそのままになっているのは、高世さんにもかえって失礼ではないのか?
7月9日の翌日10日には、ホームページを新しく刷新すべき。
 
次期トップが決まっていなければ、せめて、ホームページの舞台写真を刷新し、トップスターの大千秋楽を伝える記事を載せて、次期トップ未定の旨、伝えるべきだと思う。
 
OSK日本歌劇団には、興業のプロはいないのだろうか?
劇団員の頑張りだけに頼るのは、もう止めにして下さい。
 
 
OSK日本歌劇団公式ホームページ
http://www.osk-revue.com/

「春のおどり」観劇とトップ高世麻央さん

2018-05-21 01:12:07 | 雑感
OSKトップ高世麻央さんの退団公演「春のおどり」を観劇した。

今日はマイ初日ということで、舞台全体、群舞のフォーメーションの美しさを観たくて、あえて3階席のセンターから観劇。


高世麻央さんは、1,996年旧OSKに入団し、2,003年のOSK解散から再生まで辛酸をなめ、苦労に苦労を重ねてきた。


解散前のOSKでは、入団後から同期三羽烏として注目を集め、活躍してきた。

あやめ池円型大劇場では、先輩の娘役北原沙織さんを相手に主演。

この時は高校生役で、瑞々しく溌剌とした演技に魅了された。


また、ある時には、大咲せり花さんの父親役。盗賊の悪さと影を表現して見事だった。


これから、もっともっと活躍する!という矢先のOSK解散。

当時の技芸員有志23人で発足したOSK存続の会に加わって苦労した高世麻央さん。

(約7割の技芸員さんは解散と同時に、OGとして自らの道を開拓されて、苦労された。)


再生したOSKトップは大貴誠さん、桜花昇ぼるさんと受け継がれ、高世麻央さんがトップに就いたのは3年前。

再生したとはいえ、苦労は続き、真面目な高世さんの舞台姿には、苦労がそのまま現れたような硬さが気になった時代もあったけれど…トップに就任してからは、それも徐々に消えていった。


そんな高世麻央さんの退団公演。

本当にお疲れ様という言葉しかない。

長い間の苦労から解き放たれて、どうぞお幸せに!


高世さん始め、出演者の皆さんの頑張りに感動!


惜しむらくは…一部、二部ともに、22年間、高世さんを見て来られた先生方に、構成、演出、振り付けをして欲しかった!

OSKらしい作品で、高世さんを送り出して欲しかった。


【OSK日本歌劇団公式サイトより引用】

レビュー春のおどり
<第一部>  
桜ごよみ 夢草紙
(西川箕乃助 構成・演出・振付)
<第二部>  
One Step to Tomorrow!  
(名倉加代子 作・演出・振付)
【出演者】
高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都
虹架路万・舞美りら・白藤麗華・愛瀬光
遥花ここ・華月奏・ 城月れい・麗羅リコ
実花もも・栞さな・桃葉ひらり
由萌ななほ・穂香めぐみ・りつき杏都
朔矢しゅう・壱弥ゆう・結菜ほのり
椿りょう・唯城ありす・雅晴日・羽那舞
凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那
<特別専科>朝香櫻子・緋波亜紀
<94期初舞台生>
叶望 鈴・依吹圭夏
純果こころ・有絢まこ・水葉紗衣
瀧登有真・涼乃あゆ
優奈 澪・知颯かなで・せいら純翔


大丸心斎橋劇場公演「Dracula」観劇

2017-12-01 09:26:36 | 雑感
OSK「Dracula」を観劇!

悠浦あやとさん主演の「Dracula」面白かった!

愛する妻が生まれ変わるまで、妻の姿を追い求めて、次々と姿を変えながら400年生き続けるドラキュラ。

自害した妻エリザベートの生まれ変わりのミーナに恋羽みうさん!
この公演で卒業される。

儚げなエリザベートと自分の意志をハッキリと持ったミーナの演じ分けも上手く、優雅で美しい。

ミーナの婚約者歴史学者に愛瀬光さん。
少しドジな雰囲気もありながら誠実な感じが良い。

ドラキュラを支配する悪魔であり、天使である要に朝香櫻子さん。

大丸心斎橋劇場という小ホールながら、シンプルな舞台装置と照明で見せる舞台…OSKらしい。

しかし!部分的に映像を使ったのが良し悪し!

遥か昔のエリザベートの肖像と飛び舞うコウモリの大群は映像を使った良い部分。

興醒めし、要らないのはドラキュラ悠浦あやとさんの大画面の顔と血を吸った後の血の滴り落ちる部分だ!

舞台上でドラキュラがミーナの血を吸うところが演じられているのだから…あえて大画面の映像なんて無用!
美しくない!

これだけは、止めて欲しかった北林佐和子先生…。

せっかくの舞台が、三流舞台みたいになってしまった…。

そして、あと一つ!

ヒロインの生まれ変わる前の名前をなんでエリザベートにしたのか?

生まれ変わる前も同じミーナじゃダメなのか?

わざわざ宝塚歌劇の代表的なヒロインの名前にする必要は無いと思う。
これについては、原作がエリザベータになっているとのこと。
(メインブログに書いていたら、ブロガーさんが親切に教えてくれました)

だから…パクリ劇団と言われてしまう。

旧OSK時代に「魔剣士」、「闇の貴公子」など、OSKらしい独自の作品をヒットさせた先生とは思えない…。

主演の悠浦あやとさんを始め、出演者の皆さんは頑張っていて、作品自体は良かったのに…これだけは残念だなぁ~!




旧OSK 80周年記念あやめ池特別公演

2017-06-25 14:46:34 | 雑感
OSK80周年記念公演の古い~VHSを見ている。

公演場所は、あやめ池円型大劇場。

ダブルトップ洋あおいさん、那月峻さんを始めとして大貴誠さん、桜花昇さん(現昇ぼる)など、キラキラ星スター勢揃いの特別公演だった。

当時は、新進気鋭の若手男役だった現トップの高世麻央さんの初主演作品をあやめ池円型大劇場では公演中だった。

題名は「プレイバック」。
高世さんの初主演と言うものの、公演のトップは上級生の娘役、北原沙織さんだった。
当然ショーの階段降りも、最後は北原沙織さん。

高校生役の高世さんが未来にタイムスリップするバーチャルな作品で、高世さんの同期スターの陽月れなさんも出ていて面白かった。
新進娘役の丘もゆるさんも活躍。

この時の80周年記念公演は、この「プレイバック」と全劇団員総出演の特別公演を合体させたものだった。

別に特別公演を行うのではなく、この上演日には、両方の舞台が観れるという豪華なものだった。

幹部技芸員(幹部という言い方はまるでSKDみたいだけど、分かりやすく言ってみた…)の口上や60人のロケットなどもあり、見所一杯だった。


懐かしい~!


解散したOSKが数々の苦難を乗り越えて、再生したことはOSKファンの私にとっては、この上ない喜び!

でも、年々、ミニ宝塚化していくOSKを観るのは、哀しくなる。

OSKの劇団員さんは頑張っていると思う。
特に旧OSKからのメンバーさんから中堅や初舞台生は熱い!

でも、OSKにはOSKらしくあって欲しいと思う。

ミニ宝塚化したOSKには、魅力を感じない私。

あのOSKはどこへ~!








大阪松竹座「春のおどり」初日観劇

2017-06-17 16:33:27 | 雑感



観劇前に、第二部の洋舞ショーの作、演出が宝塚歌劇団の中村一徳先生なので、宝塚的になるのでは?と多少懸念していたけれど、心配する必要はなかった。
踊りまくるOSKとなっていて一安心。

第一部の日舞レビューは源義経の一生を表現したもの。
華やかさや躍動感はないものの、落ち着いて見られた。
常磐御前の朝香櫻子さんが赤子の牛若丸を逃がすところから、牛若丸高世麻央さん、弁慶桐生麻耶さんの出会い、壇之浦の戦い、平泉落ち、静午前恋羽みうさんと義経の別れまでを一時間のなかに収めていた。

良かったのは幹部クラスから中堅までの所作がしっかりとしていたこと。
特に、壇之浦の戦いでは那須与一役の楊琳さんが活躍していて、目立っていた。

気になったのは、平泉への義経一行が逃げた民衆の総踊りの場面。
いきなり、登場人物全員が普通の着流し姿での、民謡総踊りになった。
もちろん、高世さんを除く全員が地毛ですっきりスマートに踊る。
昔のOSKやSKDでよくあった民謡総踊り。
ここで物語がプッつと切れた感じになった。
予算の関係か分からないけど、ここはお芝居的に普通に田舎の農民の姿で、民謡を踊るべきでは?

このぶつ切り感がなければ、良かったと思う。

第二部はOSKらしく、バンバンと踊っていたので満足した。
歌われる唄の歌詞が、OSK95周年を意識したもので、これから100周年に向けての未来を感じさせるものになっていた。

特に、解散前の旧OSKのメンバー、緋波亜紀さん、朝香櫻子さん、高世麻央さん、桐生麻耶さんの四人で歌い踊る場面では、あの解散から新OSKの再生までを思い出して、泣けてきた💧

そして、今年は初舞台生が7名ということでロケットにも工夫が見られた。
ロケットボーイの愛瀬光さんが登場し、初舞台が一人ずつ花道から登場。
軽く踊ったあとに、先輩たちが合流してOSKらしいロケットになり、楽しめた。

総体的には良い「春のおどり」だった。
しかし、凄く気になったのは舞台に対する温度差のある出演者がいたこと。
幹部クラス、上級生から中堅と初舞台生からは、これまでのOSKの舞台と同様にエネルギッシュさが伝わってきた。

しかし、昨年や一昨年辺り初舞台を踏んだであろう下級生からは、熱気が伝わって来なかった。 
初日ということで緊張していたのか?
そして、特に男役の黒燕尾のダンスの覇気の無さが気になった。
さらに、黒燕尾の着こなしが全くなっておらず、ヘアスタイルも変。
ショートヘアにすれば、男役に見える訳ではないと思う。
何だか、ブロの男役に見えず、モドキに見えてしまった。
男役10年という位だから、男役さんの身のこなしが出来るまで、時間がかかるのは百も承知。

旧OSKのが、話で恐縮だけど…昔はたとえ男役で入団しても、下級生の頃は男役として舞台には立てなかった。
男役なのに、ロケット以外でも娘役。
ブロの男役になって初めて舞台に立てた。
今のように、初めから男役として舞台にたったほうが、身に付くはずなのに。

そして、最大の疑問、
今回の「春のおどり」は95周年と銘打っているのに、何故OSKの団員全員を舞台に立たせないのか?
別のライブショー二組に出演予定の9人が抜けている。

華月奏・城月れい・麗羅リコ・栞さな
翼和希・穂香めぐみ・壱弥ゆう・かなめ樹里・雅晴日

みんな実力派の面々。
だから、スカスカ寂しい舞台だったのね!
只でさえ、人数が少ないのにスカスカなのは初めから分かっているはず。
ライブショーの日程をずらすとか調整して欲しかった。


以下
【OSK日本歌劇団公式ホームページより引用】

創立95周年を迎えます2017年、大阪松竹座
「レビュー春のおどり」を上演いたします。

【公演名】レビュー春のおどり
<第一部>  桜鏡  ~夢幻義経譚~ 
[ 尾上菊之丞 作・演出・振付 ]

<第二部>  Brilliant Wave   ~100年への鼓動~    [ 中村一徳 作・演出 ]

【公演期間】6月17日(土)~25日(日)

【開演時間】昼の部11:30~/夜の部15:30~
※但し19日(月)と22日(木)は、昼の部のみ※

【出演者】
高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都・
悠浦あやと・虹架路万・恋羽みう・
舞美りら・白藤麗華・愛瀬光・香月蓮・
遥花ここ・千咲えみ・和紗くるみ・実花もも・
桃葉ひらり・由萌ななほ・天輝レオ・
りつき杏都・すばる未来・朔矢しゅう・
結菜ほのり・
成瀬未斗・椿りょう・唯城ありす・柚咲ふう・彩ひとみ・羽那舞・湊侑李・雪妃詩

(特別専科)
朝香櫻子・緋波亜紀

(93期初舞台生)
凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那・蘭ちさと・ 渚美怜・ 朝風まりあ・京我 りく

新年のご挨拶

2017-01-03 11:46:04 | 雑感
新年明けましておめでとうございます。
 
今年はOSK誕生95周年ですね❗

OSK日本歌劇団の益々のご発展をお祈り致します。

本年も拙いブログですが、よろしくお願い申し上げます。