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昨日は「楽天で終わったように見えた悪夢が、ダイエーから甦るかも知れない」と書きましたが、火種はダイエーの他にもう1つありました。そして、その火種にどうやら火がついてしまったようです。
今朝のテレビニュースによると、日経の1面トップで「西武球団売却へ」という一報が出たそうです。昨日から家にいなくて日経の紙面が見られないので、詳しい内容が分からないのですが、とりあえず先ほどNIKKEI NETにアップされた記事をご紹介します。
【西武球団売却へ・複数企業に打診、コクド抜本リストラ】
西武鉄道グループの中核会社であるコクド(東京・渋谷、三上豊社長)が、子会社のプロ野球球団、西武ライオンズ(埼玉県所沢市)を他企業に譲渡、プロ野球事業から撤退する方針を固めたことが5日、明らかになった。複数の企業に打診を始めた。コクドは主力のレジャー事業の不振が続いているうえ、借入金負担も増加、経営を圧迫している。西武鉄道の有価証券報告書過少記載問題に端を発する西武鉄道株の株価急落で財務体質の劣化が進み、球団売却が不可避と判断した。
大株主の持ち株比率過少記載発覚で始まったコクド・西武鉄道グループの混乱は、球団売却を含めたグループの本格的な経営リストラに発展する。また、楽天の新規参入で来季の2リーグ12球団体制が固まったプロ野球界は、売却が取りざたされている福岡ダイエーホークスに加えライオンズの売却問題も抱えることになり、新たな対応を迫られることになる。
日経はバファローズとブルーウェーブの合併報道を真っ先に伝えたメディアです。それだけに、この記事はそんじょそこらの飛ばしや電波とはわけが違います。
また、同様の記事は毎日新聞、讀賣新聞でも出ています。ライオンズやコクドの首脳はノーコメントの模様ですが(上記讀賣記事や時事通信の記事をご参照ください)、どうやらライオンズ売却の可能性は非常に高いと見るべきでしょう。
西武グループの中核企業コクドの経営は危機的状況にあるようです。この点については、同じく日経の3面に詳しい解説がありますので、これを元にコクドの現状についてみていきましょう。
コクドの営業損益は1996年以降赤字が続き、2004年3月時点で4000億円近くに達しています。しかも、もともと資本金が1億円しかないため、わずかな赤字でもすぐ債務超過に陥る危険を抱えているのです。企業存続の危機につながる債務超過だけは何とか避けたいコクドは、株式や資産を切り売りして営業外利益を計上し、最終損益の黒字を維持してきました。
また、コクドが融資を受ける際、土地の代わりとなる信用力の源泉になったのが所有する西武鉄道株だったようです。ですが、先日の有価証券報告書訂正以降、西武鉄道の株価は暴落しています。こうなりますと、もはやコクドの信用は落ちる一方ですし、金融機関から融資返済の圧力が強まることも予想されます。
さらに、西武鉄道株を買った企業の中には買い戻しを要求するところもあり、これを受け入れるとなると資金が必要です。現金など流動資産に乏しいコクドは、球団売却によって得られる収入で資金繰りにメドをつけたいところでしょう。
つまり、構造的な業績不振に加えて頼みの綱の西武鉄道株が暴落したコクドは、ライオンズを売却しなければ企業として存続できなくなる恐れがあるのです。
おそらく、ライオンズ売却によって現在の危機を乗り切ったとしても、コクドはいずれもたなくなる時が来るでしょう。竹の子生活でその場はしのげても、構造的な業績不振が改まらない以上、いずれ切り売りするものがなくなるのは目に見えているからです。
ライオンズが今売却されるということは、その時に沈みゆく西武グループと運命を共にせずに済むことを意味しますし、そう考えますと、コクドから切り離されるということは、ライオンズにとっては幸せなことなのかも知れません。
そうなりますと、問題はただ1つです:ライオンズは誰の手に渡るのか?
各種報道によれば、西武ドームを本拠地とすることを条件として、複数の企業にライオンズ売却の打診がきているようです。そのうちの1社の名前は皆さんもお分かりのことでしょう。そう、ライブドアです。ですが、ライブドアの広報担当者は打診があったことは認めたものの、「検討はしていない」とコメントしています。
ならば他の企業に期待したいところですが、売却交渉は難航することが予想されます。200億から250億円とも言われる提示価格がその理由です。これだけの金額を出して、年間20億円程度の赤字を出す球団を買収する企業があるかどうか自体、疑問と言わざるを得ません。
これからの交渉次第で売却価格は下がるかも知れませんし、そうなると売却先が見つかるかも知れません。しかし、現金収入をできる限り多く得たいコクド側が価格引下げを拒んだら…あるいは、「球界再編」を諦めていないロッテやバファローズを食い散らかしただけでは飽き足らないオリックス、まさかとは思いますが讀賣が買収に乗り出したら…
今われわれが見ているライオンズが、バファローズ同様の運命をたどらない保証はありません。
楽天の参入によって、一瞬とはいえ来季の12球団体制が見えかけました。しかし、ダイエーや西武の動きは、そのような見通しを消し去るほどのものです。
ホークスといいライオンズといい、球界やパ・リーグの問題とはほとんど関係ないところで存続の危機に立たされています。それだけに、このような問題が球団数削減や1リーグ化の根拠となるとする論理には無理があるでしょう。
しかし、実際にはパ・リーグの2つの球団が消えるかもしれないのです。
「球界再編」の第2ラウンドが始まったのです。
プロ野球を愛する皆さん、どうかこれから心してください。
今朝のテレビニュースによると、日経の1面トップで「西武球団売却へ」という一報が出たそうです。昨日から家にいなくて日経の紙面が見られないので、詳しい内容が分からないのですが、とりあえず先ほどNIKKEI NETにアップされた記事をご紹介します。
【西武球団売却へ・複数企業に打診、コクド抜本リストラ】
西武鉄道グループの中核会社であるコクド(東京・渋谷、三上豊社長)が、子会社のプロ野球球団、西武ライオンズ(埼玉県所沢市)を他企業に譲渡、プロ野球事業から撤退する方針を固めたことが5日、明らかになった。複数の企業に打診を始めた。コクドは主力のレジャー事業の不振が続いているうえ、借入金負担も増加、経営を圧迫している。西武鉄道の有価証券報告書過少記載問題に端を発する西武鉄道株の株価急落で財務体質の劣化が進み、球団売却が不可避と判断した。
大株主の持ち株比率過少記載発覚で始まったコクド・西武鉄道グループの混乱は、球団売却を含めたグループの本格的な経営リストラに発展する。また、楽天の新規参入で来季の2リーグ12球団体制が固まったプロ野球界は、売却が取りざたされている福岡ダイエーホークスに加えライオンズの売却問題も抱えることになり、新たな対応を迫られることになる。
日経はバファローズとブルーウェーブの合併報道を真っ先に伝えたメディアです。それだけに、この記事はそんじょそこらの飛ばしや電波とはわけが違います。
また、同様の記事は毎日新聞、讀賣新聞でも出ています。ライオンズやコクドの首脳はノーコメントの模様ですが(上記讀賣記事や時事通信の記事をご参照ください)、どうやらライオンズ売却の可能性は非常に高いと見るべきでしょう。
西武グループの中核企業コクドの経営は危機的状況にあるようです。この点については、同じく日経の3面に詳しい解説がありますので、これを元にコクドの現状についてみていきましょう。
コクドの営業損益は1996年以降赤字が続き、2004年3月時点で4000億円近くに達しています。しかも、もともと資本金が1億円しかないため、わずかな赤字でもすぐ債務超過に陥る危険を抱えているのです。企業存続の危機につながる債務超過だけは何とか避けたいコクドは、株式や資産を切り売りして営業外利益を計上し、最終損益の黒字を維持してきました。
また、コクドが融資を受ける際、土地の代わりとなる信用力の源泉になったのが所有する西武鉄道株だったようです。ですが、先日の有価証券報告書訂正以降、西武鉄道の株価は暴落しています。こうなりますと、もはやコクドの信用は落ちる一方ですし、金融機関から融資返済の圧力が強まることも予想されます。
さらに、西武鉄道株を買った企業の中には買い戻しを要求するところもあり、これを受け入れるとなると資金が必要です。現金など流動資産に乏しいコクドは、球団売却によって得られる収入で資金繰りにメドをつけたいところでしょう。
つまり、構造的な業績不振に加えて頼みの綱の西武鉄道株が暴落したコクドは、ライオンズを売却しなければ企業として存続できなくなる恐れがあるのです。
おそらく、ライオンズ売却によって現在の危機を乗り切ったとしても、コクドはいずれもたなくなる時が来るでしょう。竹の子生活でその場はしのげても、構造的な業績不振が改まらない以上、いずれ切り売りするものがなくなるのは目に見えているからです。
ライオンズが今売却されるということは、その時に沈みゆく西武グループと運命を共にせずに済むことを意味しますし、そう考えますと、コクドから切り離されるということは、ライオンズにとっては幸せなことなのかも知れません。
そうなりますと、問題はただ1つです:ライオンズは誰の手に渡るのか?
各種報道によれば、西武ドームを本拠地とすることを条件として、複数の企業にライオンズ売却の打診がきているようです。そのうちの1社の名前は皆さんもお分かりのことでしょう。そう、ライブドアです。ですが、ライブドアの広報担当者は打診があったことは認めたものの、「検討はしていない」とコメントしています。
ならば他の企業に期待したいところですが、売却交渉は難航することが予想されます。200億から250億円とも言われる提示価格がその理由です。これだけの金額を出して、年間20億円程度の赤字を出す球団を買収する企業があるかどうか自体、疑問と言わざるを得ません。
これからの交渉次第で売却価格は下がるかも知れませんし、そうなると売却先が見つかるかも知れません。しかし、現金収入をできる限り多く得たいコクド側が価格引下げを拒んだら…あるいは、「球界再編」を諦めていないロッテやバファローズを食い散らかしただけでは飽き足らないオリックス、まさかとは思いますが讀賣が買収に乗り出したら…
今われわれが見ているライオンズが、バファローズ同様の運命をたどらない保証はありません。
楽天の参入によって、一瞬とはいえ来季の12球団体制が見えかけました。しかし、ダイエーや西武の動きは、そのような見通しを消し去るほどのものです。
ホークスといいライオンズといい、球界やパ・リーグの問題とはほとんど関係ないところで存続の危機に立たされています。それだけに、このような問題が球団数削減や1リーグ化の根拠となるとする論理には無理があるでしょう。
しかし、実際にはパ・リーグの2つの球団が消えるかもしれないのです。
「球界再編」の第2ラウンドが始まったのです。
プロ野球を愛する皆さん、どうかこれから心してください。
買い手がつかなかったと言ってしまえば、その後の値段交渉で不利になるのは目に見えていますし、堤氏のメンツにもかかわりますからね。
さて、書き込ませていただいた内容についてです。和田アキ子の歌自体は私も嫌いではないんですよ。
それだけにもっと歌の仕事をしなさいと言いたい気がしますが、「大御所」や「ご意見番」的なポジションに収まってしまうと、なかなかそこから抜けられなくなるのでしょうね。
また周りも媚びへつらうからいけないのですが。ただ、峰竜太の言動のウラまでは私も見抜けていませんでした。今度じっくり見てみたいと思います。
それにしても、
>「脱税で捕まった元監督夫人」や「怪しげな催し物には必ずと言って良い程顔を出している元大統領夫人」、「下衆な言葉を吐きまくる女占い師」
も含め、この手の連中がおかしいのが、どこかで権威と自分との結びつきを持ち出して偉ぶるところです(特に後ろ2人)。
そういう姿が垣間見えるだけに、彼女らに偉そうなことを言われても、何の説得力も感じられませんね。
ライオンズの売却話は、何か曖昧模糊としてますね。あれだけ具体的な話が飛び交っているのに、球団側は売却の可能性自体を否定してるとか。一体どうなっているんでしょうね?選手達も不安だろうし、ファンにとってもイライラする日々が続きそうです。
さて、書き込み戴いた件ですが、和田アキ子のファンの方があの記事を見る可能性もなくはない訳で、貶してばかりでも悪いかなと思いまして(笑)。というのは冗談で、彼女のキャラは好きではないものの、歌は上手い方だと思いますよ。素人に毛が生えただけの様な”学芸会的”な歌手が多い中、下手な歌手ではないと思います。でも、歌が売れてないのも事実ですが(^o^;;;。
兎に角、あの弱い者虐めだけは止めて欲しいですね。あと、廻りの”小判鮫”達の存在も、何だかなあといった感じです。(峰竜太は上手いですよね。一見彼女を煽ててる様で、馬鹿にしまくってるのが伝わって来るし(笑)。)
ルパート様が書かれていた「相手の事を考えずに、好き放題言う人がチヤホヤされる傾向にある。」というのは正に同感です。実は、あの記事の中でも、「脱税で捕まった元監督夫人」や「怪しげな催し物には必ずと言って良い程顔を出している元大統領夫人」、「下衆な言葉を吐きまくる女占い師」等にも触れようと思ったのですが、記事が長くなってしまうので断念しました(笑)。こういう輩に限って、強者には阿る事が多いのも世の常ですね。何だか変です(^o^;;;。
>もう若いもんみんなで「おじいちゃんたちは、な~んもせんと、ぼんやりしててくださいよ」と言える行動を起こすべきだと思います(笑)
確かに(笑)皆さん年金もたっぷりもらえるでしょうし、いい加減お仕事を離れてご自身の人生をエンジョイしてもらわないといけませんよね。
特に堤氏はそういう気持ちを持たないと、これから精神的に辛いことになりそうです…
で、トラックバックの方法なのですが、gooでの方法しか知りませんので、一応それをご紹介します。
まず、ブログの記事には必ずトラックバック用URLがあります。これは各記事の固定リンクを表示するか、プロバイダによっては「トラックバック」と書かれた所をクリックすると表示されます。
(ちなみに、gooの場合はコメント欄のすぐ下にある「この記事のTrackback Ping-URL」です)
で、これをコピーして、gooならば記事編集画面の「トラックバックURL」のところにペーストして、記事を更新すればOKです。
ただし、プロバイダによっては相性が悪いのか、はじめからトラックバックができないところや、できても文字化けするところもあります。
例えば、うちから2chblogのブログへは何度やってもトラックバックできませんし、最近まではexblogに送ると文字化けしていました。
それと、実は先日こちらからもトラックバックしようとしたのですが、うまくいきませんでした…
この辺りは設定の問題もあると思いますので、操作できるのであればどこかを変更なさるといいかも知れませんね。
>もう疲れちゃいました
>なんてファンが言うのを待ってるんでしょうかね。
>そうは行きませんって!
に大いに共感を覚えます。
実際、もう疲れちゃいました、と言いたい、ああ言いたいところです。
オリッ鉄合併反対であれだけ日々がんばっていた数えきれないほどのファンサイトも、古田会長が「球団数は減らしませんよね?」と瀬戸山に念を押して合併を呑んだあの会見(古田の涙も忘れられないけど、あのときの磯部と三輪の涙も、一生忘れられない)以降、かなりが更新しないままになっているようです。
でも、そうは行かない、ですよね、ほんとに。
近鉄選手会サイトも、期間延長になりましたし。
相手は「おじいちゃんたち」です。
お年寄りがあれだけいろいろ考えたり、動いたりしているのは、本当にかわいそうですし、若いもんが、たとえ「たかがファン」であっても、もっと新しい可能性を考えて、先回りして動かないのは、まったく恥ずかしいことです。
もう若いもんみんなで「おじいちゃんたちは、な~んもせんと、ぼんやりしててくださいよ」と言える行動を起こすべきだと思います(笑)
てなわけで、私も急遽ブログを開設して(ルパートさん、リンクありがとうございます)、「堤おじいちゃんをねぎらう」記事を書きますたが・・・
TBのしかたがわかりませんっ(涙)
すみませんが、どなたか教えていただければ幸いです。
http://www.kokudo.co.jp/icehockey/history/history01_1977.html
この話で連想したのが、以前松坂投手が駐車違反をしたときに、身代わりで黒岩彰氏が出頭したのが後に発覚して問題になったことです。
栄光ある元選手を畑違いのプロ野球球団の職に就かせるて「汚れ役」までやらせるとは。
ウインタースポーツが堤氏にとってどういうものなのかは知りませんが、このような人にスポーツが支配されることが非常に悲しいです。
ドーム球場特有の閉塞感がなく、周りの緑がきれいなのは気に入ったのですが、空調はなさそうでしたし、確かに温度調節は難しそうですね。
開閉式ならまた話も違ったのでしょうが…
さて、西武ドームは立地といい球場そのものといい売却交渉の際にネックになりそうなのですが、おそらくコクド側は何が何でも本拠地移転は拒みそうに思われます。
球団が移転すれば、西武ドーム周辺の土地や西武園の資産価値が確実に下がるわけです。
それでなくとも、西武鉄道株暴落でコクドが所有する資産の含み益が減っているのです。それに追い討ちをかけるようなことはどうしても避けたいはずです。
ですから、悪い冗談や比喩ではなく、ロッテに株を売ってでも西武ドームからの撤退は食い止めるという気がしてなりません。
ワタシは西武線沿線に在住していますが、ドームになって
からは、西武球場に出かけておりません。
春秋は寒く、夏は場内に霧が発生するほど蒸し暑い、「蒸
篭球場」と変貌してしまっては…
あと、沿線住民とは言え、遠いです西武球場。
デイゲームを外野でのんびり観戦、とかは良かったんです
けどね。
球場の魅力というのは、プロ球団にとって大切なポイント
だと思うんです。大阪ドームがとんでもなかった事が、
今回の球団消滅問題の遠因のようにも思われますし。
本拠地の変更も可能であるとの条件に変わらないと、また
ぞろ合併話が再燃しそうです。
そのせいか、コクドのアイスホッケーチームが身売りするという報道はまだ出ていませんが、今後堤氏が完全失脚となればこのままでは済まないかも知れませんね。
アイスホッケーのアジアリーグは新しい試みとして期待していただけに、こんなことで失敗してほしくないという気持ちが強いです。
ライオンズは値段さえ下がれば(できれば半値、悪くとも七掛け)買いたい企業は出てくるでしょう。強い上に松坂もカブレラもいるわけですから、宣伝効果も大きいですし。
ただ、西武ドームを使わないといけないというのがどう影響するかでしょうね。この条件は間違っても外さないだろうと予想されるだけに…
ただ、かめちきさんのおっしゃる通り、一番厄介な時期に仕掛けられたという気は私もしています。
ただ、指をくわえてみているわけにも行かないでしょう。まずは、知恵を出し合って対抗手段を考えないといけません。
どういうわけかメディアでは注目されないのですが、この3球団が危機に立たされた直接の引き金はバブルの後処理だと考えるべきでしょう。
もちろん各球団の赤字も解決しなければならないのですが、今回の問題ではいうなれば副次的な要因と思われます。
以前にも書いた話ですが、もし各球団の赤字が経営を圧迫しているなら、当の昔に親会社の決算報告や事業報告書にそう書いていなければおかしいのです。
ですが、近鉄のものにも西武のものにもそんなことは書いていませんでしたからね。
ライオンズはこの値段でなければ・・・、です。何を企んでんのか・・・?その前に来季開幕前に堤が・・・(以下自粛)
ファンがオフモードに入り、選手会もストという抗議手段を使えないこの時期、何か起こらなければいいがと思っていましたが、コクドが既存球団への売却をも視野に入れているとは。私の周囲では、西武のやり口に対する怒りはあるものの、存続自体についてはライオンズなら買い手はあるという楽観論ばかりです。こういうスキを突いてこられたら怖いですね。
私たちのなすべきこと、できることは?
それにしても、なんでこういう会社(というか堤個人か)が今までデカイ顔してきたかなぁ。
そうそう幕張プリンス、ドラはマリスタの試合で使いますが、パリーグはダイエーくらいしか使わないんでしょうか。以前調べて不思議に思ったことでした。
そうは行きませんって!
200億って言う額が西武側の未練というか悪あがきというか、この期に及んで見苦しいというか・・・・
結局近鉄も西武もダイエーもバブルの負の遺産やないですか。
ここに来てまだパリーグの観客動員がどうこう言うコメンテーターには一発食らわせてやりたいです。
細かく書けば長くなりますが、要は西武ドームや西武園の資産価値が落ちなければいい西武側と、千葉マリンにこだわりがあるとは思えないロッテ側とでは、利害が一致する可能性があるからです。
こんなことは自分で書いていても憂鬱になるだけですし、できることなら思い切り外れてほしい予想なのですが…
関係ありませんが、マリスタの近くってプリンスホテルがあったんですね。
それにしても、200億という価格の根拠はどこにあるのでしょうね?西武鉄道株のことがあるだけに、どうしても正当な価格とは思えません。
さて、」一企業が一球団を所有するという形ではなく、複数企業で一球団を共有するという形があっても良いのでは」というご意見には大いに賛成です。
ホークスといいライオンズといい、親会社の体たらくが何よりの問題であることは明らかです。
また、バファローズも合併の直接の引き金となったのは「赤字の子会社があると鉄道の運賃値上げができない」ということだそうです(小林球団社長談・日経ビジネスより)。
それを考えますと、親会社の意向に球団が振り回されていることに、そもそもの問題の根本がありそうな気がします。
したがって、1企業の完全子会社になるよりは、複数の企業に株を所有してもらい、リスク分散を図るのがこれからは賢明な方法になるように思います。
また、その際にはできれば地元の企業に率先して株を所有してもらうべきでしょう。球団があることで恩恵を受ける地元企業なら、簡単に球団を減らしたり潰したりできるとは思えませんからね。
話は変わりますが、「松竹芸能」では「海原はるか・かなた」という秘密兵器もお気に入りです。
あまり関東では出ないコンビですが、1:9分けにしたはるかの髪の毛をかなたが吹き飛ばす「一髪芸」は何度見ても笑えます(笑)
全くの新規参入なら球団経営やチーム強化のノウハウがほとんどない状態から始めなければなりませんが、常勝ライオンズの選手やOBから球団職員が格安で手に入るのは非常に魅力的ですからね。
ただ、おっしゃる通り現場はたまったものではないでしょう。
「売却はないと信じるしかない」というコメントをする選手もいましたが、おそらく本音は早く決着してチームの存続が決まってほしいというところではないでしょうか。
で、実際の売却先なのですが、この価格ではおそらく無理でしょう。
テレビ朝日が買収を考えていたのは10球団1リーグを期待してのようですし、今日の報道ではコクドから西武鉄道株を買わされそうになったという話まで出ています。
それだけに、今さら買えといわれても2つ返事で引き受けるとは考えにくい状況です。
他の企業なら、価格が下がれば動くかも知れませんが…
それにしても、ラ、ライブドアに打診??
ツッコミはやめとくとして、コクドは本気で既存球団以外に売却する意思があるんですかね?「球団は売れませんでした」で、じゃー合併!とかって方向に持っていこうとしてたり…。
想像したらきりがないのですが、「早よ、落ち着かんかい!」ですわ。
どうしても1リーグにしたいのかよ!
それにしても、コクドふっかけすぎ!タナボタ日本一のくせに、、、
200億出しても買いたいチームって、ひいきめに見てもタイガース位しかしない!1ケタ間違ってるよ!
ブルーウェーブとバファローズの合併、楽天イーグルスの誕生、そして、ホークスの身売り話再燃と、ゴタゴタが続くパ・リーグですが、今度はライオンズの身売り話ですか。結局、新たな可能性を求めて北海道に本拠地を移すという大英断を下したファイターズ以外のパ・リーグ球団は全て、何らかのゴタゴタ劇に巻き込まれたという形ですね。
それにしても、赤字を負っているとはいえ、ライオンズは球団を所有し続けるものと確信していただけに、驚きはひとしおです。一体、パ・リーグはどうなってしまうのでしょうね。
こういう御時世だから、一企業が一球団を所有するという形ではなく、複数企業で一球団を共有するという形があっても良いのではと思います。それだけ、球団の安定性は増す訳ですし。
こうもゴタゴタが続くと、選手達も試合に専念出来ないだろうし、チームを応援するファンも気の毒です。球界の抜本的な改革が急がれると思いますね。
書き込み戴いた中で、「松竹芸能が気になる」という所に、爆笑してしまいました。「レツゴー三匹」、「正司敏江・玲児」、「フラワーショー」に「ますだおかだ」等々、吉本にも決してヒケをとらない”精鋭部隊”だと自分も思ってます(笑)。
西武も合併話が噂されてましたけど、ホントに危なかったんですね。
テレ朝にしろライブドアにしろ、買うとなったら賭けですね…。
しかし選手もファンも気が気で無いでしょうね。西武は折角日本一になったばかりなのに、すぐにこういうニュースとは…。
僕は経済うんぬんのお話はよくわからなくてうかつに踏み込めない部分があるのですが、このように噛み砕いた記事にしていただくと少しずつわかってきました。
ダイエーがソフトバンクの手に渡るのは、状況から行って誰もが規定路線だと考えていることでしょう(問題は山積みですが…)。
で、レオレオ詐欺で一躍有名になってしまった西武。
ライブドアだってこれだけの買収資金は用意できないでしょうし、現実的にはテレビ朝日でしょうか?
個人的にはせっかく西武対阪神の交流試合が自宅に近い西武ドームで見られるなと喜んでいたのですが…