■ オリックス、新型インフルで「ジェット風船」自粛(産経・2009年5月16日)
本来なら、この日の試合について観戦記を書いているところなのですが、実は私、この日も前日も観に行ってません(今日も行きません)。
というのも、所用で全然違うところに来ているからです。今日はそこで観戦予定なのですが、天気が天気だけに厳しそう……
話を戻して、上記の理由で、京セラドームがどういう様子だったのかは、直接見たわけではありません。
しかし、新型インフルエンザが国内感染の段階に入っていて、かつジェット風船による飛沫感染の恐れがあるならば、オリックス球団の判断は当然でしょう。
(参考:新型インフルエンザ(H1N1)対策関連情報 - Yahoo!ヘルスケア。ただし、こと保健医療に関することだけに、専門家のご意見をぜひ伺いたいものです)
また、自粛のお願いに応えたファンも、十分に見識ある行動を行ったと言えます。
今日を含め、京セラドーム大阪では今週5試合が予定されています。厄介なことに、火・水は広島戦、金・土は阪神戦、いずれもファンがジェット風船を使うチームとの対戦です。
広島はまだ何とかなるかもしれませんが、厄介なのは阪神。ファンの量・質から考えて、自粛要請が徹底されると期待するのは不可能に近いでしょう。
さらに、その次の日曜からは甲子園での主催試合が始まります。その甲子園ですが、ジェット風船の自粛については、こんな記事が出ています。
■ 甲子園ジェット風船新型インフル制限待ち(ニッカン・2009年5月12日)
要するに、「役所から言われなければ何もしません」ということです。
さすがは続木や猿木のいる球団、様子見が本当に大好きなんだろうなと思いますが、こと伝染病に関する限り、対応の遅さは致命的な結果を招きかねない、重大な犯罪的行為です。
ただし、ジェット風船の自粛が必要となるのは、あくまでもジェット風船が新型インフルエンザの感染拡大につながるという根拠があるからです。
別の見方をすれば、この根拠が明らかでなければ、自粛にも疑問が生じるわけです。緊急措置としてジェット風船を自粛するのは、当然ではありますが。
ですので、球団やNPB側は、なぜジェット風船を飛ばしてはならないのか、十分な科学的根拠(って書くと大げさに見えますが)に基づく説明を行っていく必要があります。
特に、今は良識あるファンのおかげでジェット風船が飛んでないからいいものの、先ほど書きましたように、これからは球団の要請を無視して飛ばす輩が少なからず出てくる恐れがあります。
大規模な感染拡大を予防するためには、このような連中を許容するわけには行きません。彼らに対しては出入り禁止など強硬な措置を取るぐらいでないと、これまでの予防対策が無に帰す恐れがあります。
その際、十分な根拠を示せなければ、球団と彼らとの間にトラブルが発生した場合、球団側が窮地に追い込まれる可能性もあります。
後々の危険の芽を摘むためにも、納得に足る根拠の確保と開示は必要となります。
大規模な感染症の流行を食い止めるためには、政府や各種機関のみならず、国民レベルでの警戒が必要となります。
特に、人が多く集まるイベントは、感染拡大の機会にもなりかねません。したがって、主催者が細心の注意を払うのは当然ですし、その際参加者・観衆に協力を求めるのも必要となります。
観衆の方も、自分が感染者にならない、また感染源にもならないために、必要な協力はすべきですし、それができない人は、強力なペナルティーを科せられても文句を言う筋合いはありません。
ですが、参加者や観衆への協力要請、あるいは悪質な者へのペナルティーは、その要請を行うのに十分な根拠があってこそ正当化され得るものです。
さもなくば、主催者側が不必要な措置を濫発し、結局感染拡大を防げないという事態にもなりますし、下手をすると集団パニックを引き起こしかねません。
(例えば、感染者の出た地域でジェット風船を自粛するのはいいとしても、それ以外の地域でも自粛すべきか、となると、ちょっと考えてしまいます。)
事態を冷静に見極め、必要な措置に限って漏れのないよう進めていくことこそが、今まさに求められています。
また、その際にはわれわれファンが協力する必要もあります。それは、自分自身を守るためでもあります。
本来なら、この日の試合について観戦記を書いているところなのですが、実は私、この日も前日も観に行ってません(今日も行きません)。
というのも、所用で全然違うところに来ているからです。今日はそこで観戦予定なのですが、天気が天気だけに厳しそう……
話を戻して、上記の理由で、京セラドームがどういう様子だったのかは、直接見たわけではありません。
しかし、新型インフルエンザが国内感染の段階に入っていて、かつジェット風船による飛沫感染の恐れがあるならば、オリックス球団の判断は当然でしょう。
(参考:新型インフルエンザ(H1N1)対策関連情報 - Yahoo!ヘルスケア。ただし、こと保健医療に関することだけに、専門家のご意見をぜひ伺いたいものです)
また、自粛のお願いに応えたファンも、十分に見識ある行動を行ったと言えます。
今日を含め、京セラドーム大阪では今週5試合が予定されています。厄介なことに、火・水は広島戦、金・土は阪神戦、いずれもファンがジェット風船を使うチームとの対戦です。
広島はまだ何とかなるかもしれませんが、厄介なのは阪神。ファンの量・質から考えて、自粛要請が徹底されると期待するのは不可能に近いでしょう。
さらに、その次の日曜からは甲子園での主催試合が始まります。その甲子園ですが、ジェット風船の自粛については、こんな記事が出ています。
■ 甲子園ジェット風船新型インフル制限待ち(ニッカン・2009年5月12日)
要するに、「役所から言われなければ何もしません」ということです。
さすがは続木や猿木のいる球団、様子見が本当に大好きなんだろうなと思いますが、こと伝染病に関する限り、対応の遅さは致命的な結果を招きかねない、重大な犯罪的行為です。
ただし、ジェット風船の自粛が必要となるのは、あくまでもジェット風船が新型インフルエンザの感染拡大につながるという根拠があるからです。
別の見方をすれば、この根拠が明らかでなければ、自粛にも疑問が生じるわけです。緊急措置としてジェット風船を自粛するのは、当然ではありますが。
ですので、球団やNPB側は、なぜジェット風船を飛ばしてはならないのか、十分な科学的根拠(って書くと大げさに見えますが)に基づく説明を行っていく必要があります。
特に、今は良識あるファンのおかげでジェット風船が飛んでないからいいものの、先ほど書きましたように、これからは球団の要請を無視して飛ばす輩が少なからず出てくる恐れがあります。
大規模な感染拡大を予防するためには、このような連中を許容するわけには行きません。彼らに対しては出入り禁止など強硬な措置を取るぐらいでないと、これまでの予防対策が無に帰す恐れがあります。
その際、十分な根拠を示せなければ、球団と彼らとの間にトラブルが発生した場合、球団側が窮地に追い込まれる可能性もあります。
後々の危険の芽を摘むためにも、納得に足る根拠の確保と開示は必要となります。
大規模な感染症の流行を食い止めるためには、政府や各種機関のみならず、国民レベルでの警戒が必要となります。
特に、人が多く集まるイベントは、感染拡大の機会にもなりかねません。したがって、主催者が細心の注意を払うのは当然ですし、その際参加者・観衆に協力を求めるのも必要となります。
観衆の方も、自分が感染者にならない、また感染源にもならないために、必要な協力はすべきですし、それができない人は、強力なペナルティーを科せられても文句を言う筋合いはありません。
ですが、参加者や観衆への協力要請、あるいは悪質な者へのペナルティーは、その要請を行うのに十分な根拠があってこそ正当化され得るものです。
さもなくば、主催者側が不必要な措置を濫発し、結局感染拡大を防げないという事態にもなりますし、下手をすると集団パニックを引き起こしかねません。
(例えば、感染者の出た地域でジェット風船を自粛するのはいいとしても、それ以外の地域でも自粛すべきか、となると、ちょっと考えてしまいます。)
事態を冷静に見極め、必要な措置に限って漏れのないよう進めていくことこそが、今まさに求められています。
また、その際にはわれわれファンが協力する必要もあります。それは、自分自身を守るためでもあります。
昨日の阪神戦でも、メガホンの投げ入れを目撃した人はいますが、
風船が飛んだという話は寡聞にして存じ上げないので、失礼しました。
阪神ファンをバカにすんなボケ
>日本全国に広まるのは時間の問題
うーむ、そうなるとお手上げというかなんというか_| ̄|○
とはいえ、何の手も打たないよりは打った方がいいというのは激しく同感ですし、
そこには、個人レベルの自衛策はもちろんのこと、
企業や組織レベルの対策も含まれるとは思います。
>>ライブ
うぅ、なんと申し上げればよいやら……
実際、神戸まつりのパレードがなくなったのに続いて、
これからいろんなイベントが中止になるんでしょうね。
新型が確認された時点ですでに日本にも入っていた可能性もあります。メキシコだけでなくアメリカ各地でも見つかってたんだから。
>今のところ、関東で感染は見つかっていないので、
>そう不安がることはないとも思います。
いや、関西でこれだけの数が見つかった以上、すでに関東にも持ち込まれている可能性は高いです。
今の世の中で人の移動を極端に制限することはまず不可能なので、日本全国に広まるのは時間の問題でしょう。
でもマクロなレベルでの感染の阻止が不可能だからといって何の対策もしないというのはリスクを増やして状況をさらに悪くするだけです。
だから個人レベルで可能な防止策は不完全ではあってもやっておいた方がいい。
>ライブ
のことを書いてから24時間経たないうちに、開催中止もありうる状況になってしまった…orz
そう不安がることはないとも思います。
と書いてはみたものの、不安にはなりますよね……
とはいえ、危ないところに近づかないのは、海外で身を守るための基本。
なんで、こういう時期に感染国に行かないに越したことはなかったんですが、
「お金を払ったのにもったいない」とか、いろいろ考えるんでしょうね……
私が同じ立場なら、そう考えないとは言えませんし[;;0J0]
阪神ファン同士で感染しようが、その結果どうなろうが、
(よほど親しい人は例外として)知ったこっちゃないんですが、
関係ない人間にも災禍を及ぼす危険があるのが、なんとも……
極端な話、甲子園でジェット風船を禁止しない代わり、
機内検疫の要領で、球場で検疫をやった方が現実的かも知れません。
水際で食い止めるだなんだ言ってた人たちが、どう言い訳するか見ものですが、
とはいえ、事態のさらなる悪化を防ぐことはできるはずですし。
毒性も今は低いですが、ウイルスだけにいつ変異するか分からないので、
今さらなにをしても意味ないもんね、という態度をイベント主催者が取るのは、
決して許されないことです。
>風評被害や差別
今一番恐れているのは、学校でのいじめです。
感染した生徒が特定されてしまうと(学校内では不可能じゃないでしょう)、
何をされるか分かりませんし、学校側の真摯な対応を強く希望します。
落ちた後のリスクは、そんなに変わらないのではないかと。
むしろ、警戒レベルの低さが厄介ですね。
もはや上げたところで、泥縄の一言ですが。
>ライブ
もうこの際ずっとマスクをつけたままでいいと思いますよ。
ヘンな光景ではありますが、背に腹は変えられないでしょうし。
しかし、「セに原は変えられない」と変換したPCって一体……
決して楽な決断ではなかったかも知れませんね。
とはいえ、賢明な判断ではあったと思います。
当分ジェット風船は自粛すべきでしょうが、
その後どうなるのかも、ちょっと気になりますね。
「不要不急の旅行はやめましょう」だと戦時中になってしまいますが、もう少し強い口調で海外旅行の自粛を呼びかけても良かったと思います。
そうなれば海外に行けなかった連中が国内で金を使ってウマーだったとも思いますし。
どこまで大本営化しているのかと……。<渋い顔で
ttp://www.daily.co.jp/baseball/2009/05/17/0001922178.shtml
>七回攻撃前の風物詩が甲子園から消えるかも…。
>そんなことを誰が想像できるだろうか。
確かにそうかもしれませんが、心配するところはそこじゃないだろうと。
あんまり感染感染と騒がれるのも辛いですね。
この様子だと広がるのは確実だし、止めるのは無理。
ワクチンが出来るのまでの時間稼ぎをしているだけのような気がします。(ワクチンさえ出来れば普通のインフル扱いなんですが)
パート先の店では熱を測ってから出勤するようにしていますが、事がここまで来ると、(毒性も低いですし)かえって風評被害や差別、経済の停滞などの方が怖くなってきました。
かつて鳥インフルエンザで卵の生産者が軒並み廃業した悪夢が蘇ります。
現在感染が確認されたお子さんや家族の方、学校関係者のことが心配です。
病気でいらぬ心労を抱える人のことが他人事には思えないので。
○今の警戒レベルではペナルティのような強制力を持った措置はかなり難しい
来週、大阪のライブに行く予定なんだよなー
一応マスクしていくつもりだけど、ライブ中にマスクしたままってのはまあありえないし、それ以前に中止になったらどうしよう…
さて、対応ですが、打てる手は打って損は無いと思うんですがねぇ。風船如きでなんぼの利益が見込めるのかとは思いますが、侮ると人の命.1つくらいコロリとなってしまいますから、この辺り、ファンと球団に良識ある対応を求めたいと思います。
なお、本日の大阪ドームでのオリVs公戦は自粛の方向でおります。
こないだの大型連休で高熱喰らって体調不良で苦しんだのに、二度目はかなわん