Caricature

すっかり秋らしくなってきましたが、今日も好調に更新しちゃいます。え～と、今日はＣということで『Caricature』 by FROG！。６月にリリースされた沖井君ソロプロジェクトの2ndアルバムです。これがまた聴くほどに実に沖井君らしい洗練さとロック魂を兼ね備えたアルバムで、僕も今年の愛聴盤のひとつになってます。

僕のアルバムをつくるのにも多大な力を注いでくれた沖井君、この前のインストアライブでプレゼントされた特典ＣＤ用のジャケットの裏に書かれたライナーノーツ（長い説明だな…）にもあったけど、僕のアルバムと間髪入れず制作に入ったというか、僕のに入れこんでもらったおかげで、ほんとに大丈夫なのかなと思われるスケジュールで作られることになった今作だと思うんだけど、沖井君のすごいとこのひとつは、どんな予定でもクオリティを保ってそれをやり遂げるというとこだと思う。

それから沖井君はサウンドの人というイメージが強いかも知れないけど、やっぱまず基本は極上のポップソングライターなんだと僕は思うな。しかも作を重ねるごとに、歌詞をみるとパーソナルな雰囲気が特に濃くなってきたようにも感じられて興味深いです。こんな英詞が書ける人は他にはいないよ。たいていの英語で歌うバンドなんかは、だったら日本語で書いてよみたいなのばっかに思うんだけど、沖井君のは英詞じゃなきゃならない必然性を凄く感じる。実は、僕もたまに英詞でも書いてみようかなとか思ったりするんだけど、沖井君のをみるとこりゃとても無理だと思ってしまうもんなあ。

来週１７日木曜日には、代官山UNITで東名阪ツアー最終日のライブがあるよ。皆も行こうじゃないか！！