
『春のシンフォニー』 高津哲也
01. 春風に乗って
02. ここにいて
03. ブルーにこんがらがって
04. 春のシンフォニー
05, 夜の太陽
06. Time To Love
07. 君の顔
08. Your Song
09. Brother Sun, Sister Moon
10. 夢のつづき
Produced, Written, Arranged, Performed, Recorded,
Mixed and Mastered by 高津哲也
Guest Player : 坂和也
M-1 : Piono and Organ
M-10 : Piano and Strings Arrangement
Recorded Jun 2024- Dec 2024
Released 1 Feb 2025
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01:春風に乗って
丸くなって固く目をつぶって
いびきかいて寝てる君を見て
僕はいつだって救われているよ
君と会って毎日が過ぎて
晴れになって雨が降る日にも
君はいつだって嘘なんて知らない
春風に乗って君と
知らない街まで出かけたいな
いつか話したように
澄んだ空に声鳴らして
少しだけ魔法をかけるよ
ふたりして虹をかけて
君とだけ見える風追って
七色になって
夢なんていくつも失くして
燃えまくって白けすぎたね
僕らいつだって走りつづけてきた
春風に乗って君と
知らない公園鬼ごっこでもしよう
雨があがったら
澄んだ空に声鳴らして
少しだけ魔法をかけるよ
ふたりして虹をかけて
君とだけ見える風追って
七色になって
透明な傘を描こう
澄んだ空に影放って
もう少しこのままいさせて
ふたりして虹をかけよう
君とだけ見える風追って
七色になって
君とずっと春風に乗って
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02:ここにいて
君が思っている通りの奴に
なることなんてできないんだ
ごめんよ
だけどそばにいて
どこにも行かないで
こんな気持ちじゃいられない
誰かのついた嘘なんていいけど
君は僕に嘘をつかないでよ
だからそばにいて
どこにも行かないで
どんな言葉も信じない
僕が言いたいこと言ったら
君には何が見える?
何も言わずここにいて
僕をあたためて
窓の外で降ってる
冷たい雨は止まない
何も聞かずここにいて
僕をあたためて
朝も昼も夜も
いつもいつでも
何も見えないような
感じなんだよ
だからそばにいて
どこにも行かないで
こんな気持ちじゃいられない
君が望んでるのは
僕じゃないんじゃないのかい?
だけどそばにいて
どこにも行かないで
こんな気持ちじゃいられない
僕が言いたいこと言ったら
君には何が見える?
何も言わずここにいて
僕をあたためて
窓の外で降ってる
冷たい雨は止まない
何も聞かずここにいて
僕をあたためて
何も言わずここにいて
僕をあたためて
何も聞かずここにいて
僕をあたためて
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03:グレーにこんがらがって
雨の午後に思い出す
いつか見上げた空
深いグレーを
あれから愛を知り哀しみ知った
まるで何もないように雲は流れた
夢はいつか醒めるけど
君のそばにいるよ
幾千の想いが空に消える
何も知らないままでいて
たぶんこのままただ過ぎてゆく
僕らはいつまでも旅の途中
どんな事でもきっと忘れていく
夢はいつか醒めるけど
君のそばにいるよ
幾千の想いが空に消える
あれから愛を知り哀しみ知った
まるで何もないように雲は流れた
マーブル模様になるグレーの空が
渦巻き出して僕を飲み込む
星はいつか消えるけど
君とここにいるよ
止めどなく流れる時間のなかで
夢はいつか醒めるけど
君のそばにいるよ
幾千の想いが空に消える
La La La…
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04:春のシンフォニー
いくつ季節過ぎても
胸はざわめき続け
静まることはなくて
争いは止まなくて
新しい風が
どこかへ吹き抜ける
僕を残して
シンフォニー
幾重にも重なる
喜び悲しみ抱え
美しく儚く春が奏でてる
雨の香り
生まれてきたことを
君と祝おう
夜が明けるまで
目に見えることだけで
心は沈んでいく
そんなこと忘れなって
木々が囁くけれど
新しい罪を
引き連れ歩いてく
聴こえてるのは
シンフォニー
幾重にも重なる
喜び悲しみ抱え
美しく儚く春が奏でてる
雨の香り
生まれてきたことを
君と祝おう
夜が明けるまで
新しい罪を
引き連れ歩いてく
聴こえてるのは
シンフォニー
幾重にも重なる
喜び悲しみ抱え
美しく儚く春が奏でてる
雨の香り
生まれてきたことを
君と祝おう
夜が明けるまで
シンフォニー
喜び悲しみ抱え
春が奏でてる
雨の香り
生まれてきたことを
君と祝おう
夜が明けるまで
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05:夜の太陽
涙はいくつ流れ落ちた
疲れ果てて何も見えない
夜の真ん中
どこに続く道を
僕は歩いてる
The Sun in the night
Shining Bright
彷徨うこの魂を
ただ静かに照らしてくれ
風にどれだけ吹かれたなら
明日の空が晴れるだろう
The Sun in the night
Shining Bright
彷徨うこの魂を
ただ静かに照らしてくれ
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06:Time to Love
It’s time to love
今こそ そう思うような
夢じゃない明日でも昨日でもない
今は少しずつ深呼吸
ブルーな気持ち吐き出したら
こんなメロディ口ずさんで
空を蹴り上げ
It’s time to start
誰もが同じ風
晴れじゃない日にでも
太陽は登る
だから少しずつ背伸びを
虚しい気持ちも構わない
こんな言葉を口にして
空に放てば
いつも夏が過ぎていくままに
胸のメモリ解放する愛のパスワード
隠れたままの泡のような日々
Time to love
It’s time to stop
誰もが知っているのに
これ以上どこまで
誰のためなの
今は少しずつ深呼吸
ブルーな気持ち吐き出したら
こんなメロディ口ずさんで
空を蹴り上げ
いつも夏が過ぎていくままに
胸のメモリ溶かす愛のパスワード
探してるのは消えていくこの日々
いつか今を思い出すときに
それがどんな空の下だったとしても
途切れないでと祈るような日々
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07:君の顔
少し眉間に力入れて
眩しそうに寝ていた君
寝ぼけ眼でにっこり笑って
僕の方を見てくる
そんな時がこんな毎日に
ひとつあるだけで
曇り空さえ晴れてくよ
大袈裟と笑うかな
もしも明日が来なくなったら
君と昨日へ逃げていこう
時間はいつでも未来に向かって
進んでいくだけじゃない
そんな風に思えることが
たまにあるだけで
冷たい雨も優しいよ
これだけは本当さ
そんな風に思えることが
たまにあるだけで
冷たい雨も優しいよ
これだけは本当さ
風に押されながら
どこへいこう?
君にも僕にも増えた
皺や白髪だって
いい感じ 本当さ
嫌だって笑うかな
君も僕もいつの間にか
歩くのが遅くなっても
構わない 本当さ
どこかまで行けたら
La la la…
君の顔を見てるだけで
曇り空さえ晴れてくよ
大袈裟と笑うかな
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08:Your Song
春の雨が肩を濡らして
僕の季節が過ぎていく
胸を焦がして切なくなって
君を想ってる
もしも誰も信じなくたって
これは君へのメロディーさ
闇の中で飛ぶことを待って
あっためてたのさ
雨に光る 空に舞う
君に贈る声 僕はひとつ探して
時をとめて夢見てる
口ずさんで
その胸がいつか晴れるまで
愚かな男の恋のうた
心の中はからっぽさ
間違ったって外したって
君に歌うよ
雨に光る 空に舞う
君に贈るのは
生まれてのメロディ
時をとめて夢見てる
口ずさんで
その胸がいつか晴れるまで
雨は光り 虹になる
君に贈る声 僕はひとつ探して
時をとめて 夢見せるよ
口ずさんで
その胸がいつか晴れるまで
そうこの日々が褪せていって
いつか消えるまで
春の雨が肩を濡らして
傘もささずに歩いてる
胸焦がして 君への歌
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09:Brother Sun , Sister Moon
太陽が何度でも登るのは
いつだって昨日までを忘れるため
そして今日が始まる
月がまたこの夜も欠けるのは
君と僕 胸の中映すから
そして明日がくる いつも
春の前やってくる嵐のなか
大きく動く振り子時計みたい
止まることなく
波はただ寄せては返す
今日もまた変わらない毎日を
洗い流し次の季節に連れてく
夏の終わり高く広がる空に
北の果てへゆっくり消えていった
雲のように
太陽が何度でも登るのは
僕たちが昨日までを忘れるため
そして今日が始まる
月がまたこの夜も欠けるのは
君と僕 胸の中映すから
そして明日がくる いつも
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10:夢のつづき
夢の中でいつか見てた輝く月が
君といれば僕はここで
見れそうな気がする
いつか全てが
消えていっても構わない
夏の夜に君と同じ夢を見ている
時が止まって ここで
夜露に濡れてる草に
ふたり座って
言葉にできない気持ち
風に揺らせて
目を閉じるたび
落ちていくような深い闇とか
全部忘れさせて
もう何もかも光の中へ
夏の夜に君と同じことを思ってる
このままここで眠ろう
夢の中だけで知ってた
こんな夜には
胸の中にあることを
見せてしまいたい
いつか全てが
消えていっても構わない
夏の夜に君と同じ夢を見ている
時が止まって
夢のつづきの中
僕は君とここにいる
このままここで眠ろう
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All Words & Music by 高津哲也