きっかけは「梨泰院クラス」
前から見たかったけど、最初の数話がつらくて去年も挫折
先週やっと通しで見ることができた
すごく面白いドラマです
セリフの一つ一つを聞き逃さないようにドラマを見たのは久しぶりかも
ただ、個人的に「組織と権力による理不尽な死」というものに
トラウマとPTSDがあるので
見終わってからもすごくすごく辛かった
眠れない夜は今も続いていて久しぶりに辛いです
こういうのをフラッシュバックというのでしょうか
ああ、そういえば、あの時も職場に刑事がやってきたな・・とか
そういうことをふと思い出してしまい
自分では止められない湧き出るような涙が止まらない
ドラマ的には父親の死の原因となった巨大企業の会長への復讐というのがキーワードなのですが
主人公と初恋の女性スアと仕事のパートナーとなるイソという２人の女性との恋の行方みたいなものも並行してドラマが進むのですが
感想を読むと、明らかに美人の初恋の女性よりもちょっと癖のある山猫みたいなイソが恋の勝者となるのに納得いかないという意見もあるのですが
私は、バスで刑事さんのところにイソと行く途中に、ぽつりぽつりとセロイが自分の話をした時に
ただただ黙って、イソが彼に寄り添ってその話を聞いた時から結末は決まっていたような気がします
自分の話を聞いてもらうってすごく大事。自分の話を聞いてくれる相手がいるのはほっとする。肩の荷がおりる。
自分は本当に辛いことってなかなか人には話せない
辛いの辛いの本当に辛いの誰か聞いて と 自分を表現できる人はいいなと思う。
重すぎる話は聞いているほうも辛いと思う
そもそも、思い出しただけで涙が止まらないので、今でもそうなので、すべての気持ちを吐き出すのは難しい
何より、本当のことを話したらみんな離れてしまいそうでこわいのです。
最後に引き金を引かせたのは自分だから
去年の今頃もこんな感じになってしまい
当時、同じ職場だった人たちは、どうなんだろう。こうなったのは自分だけなのだろうかと思い
なんでもないふりしてみんなに連絡をとった
みんな元気だった。びっくりするくらい。なかったことになったわけはないんだろうけど、自分と同じ方向を向いている人は誰もいなかった。
ああ、そうかと思った
みんなあの事件は「自分ではないだれか」が悪いと思っている
私は助けなかった「自分」が悪いと思って生きている
その違い
オットは妻がこうなったのは「会社」が悪いと思っている
だから環境を変えることが一番だと
ただただ泣いてる時に何も言わず頭をなでてくれる存在がいることはありがたい
それだけは人生の救いだと思ってる
眠れないのでだらだらと
気持ちの整理をかねて
そろそろ出口をみつけないと
