バナナはおやつに入りますか?

のんびり夫婦2人暮らしの日常を綴ってます。

納豆と私

2022-05-24 00:30:23 | コラム(駄文)

最近、夜眠れない。

眠れないと余計なことを考えてしまいさらに眠れない。

寝なければ・・と思っていたが、差し迫った仕事を持っている訳ではないので寝なくていいんだよ、と諭され、寝ないことにした。

するとやっぱり暇なので余計なことを考えてしまう。

なので余計なことを考えないよう、脳みその中のカスみたいな事柄をこうやってひたすらキーボードで打つことにした。

朝読んだら、「馬鹿なことを書いた」と後悔して消すかもしれないし、第二の群ようこだウシシと思うかもしれない。どちらにしても寝れないのだから書こうと思う。

とりあえず、駄文を書こうと思いタイトルだけ思い浮かんだ

納豆のことだ。

今朝、納豆を食べながらぼんやりと考えたことを記そうと思う。

そういえば、小学校の頃は納豆があまり好きでなった。

家の定番はおかめ納豆だったと思う。もともとにおいのきついものは嫌いで納豆より嫌いなのはらっきょうだった。兄や父の口にべたーっと糸を引いた納豆がついているのを見るのもにおいをかぐのも苦手だった。

納豆を好んで食べるようになったのは大学に入ってからだ。

栄養学を学ぶために通ったその大学には、日本が誇る納豆博士が微生物学の教鞭をとっていた。彼の愛はバチルス・ナットーに偏っていた。今ではその技術は可能になっていると思うが、当時、彼は納豆を粉末にし、いろいろな加工食品を納豆味にするという研究に心血を注いでいた。

今では菌活は当たり前かもしれないが、「微生物学」に出会った私は乳酸菌や納豆菌のとりこになった。ということで私は毎朝納豆を食べるようになり、腸内フローラに納豆菌をinし、せっせと自分の血液やら何やらを教授の研究のために提供した。楽しい学生時代だった。

ちなみに私がバチルス・ナットーですごいなと一番関心するのは「他の菌(腐敗細菌含む)を食いまくるので菌がいなくなり納豆は腐らない」ということである。劣化はするけど。そのうちアミノ酸のチロシンの白い粒粒がでてきて商品価値が落ちてしまうだけ。それぐらい納豆菌は他の菌をばくばく食うなんでも食べるすごい菌なのである。酒蔵に行くと発酵に必要な菌まで朝食で食べた納豆菌に食われてしまうので酒造りに携わる人や蔵見学の人は納豆を口にしない、というのはあながち嘘ではないと思う。

納豆だけでここまで書けた。それにしてもつまらない文章。やっぱり、文章を生業にしている方ってすごいんだなー。まあ、リハビリだと思って、眠くなるまで書いてみよう。

さて、次に書きたかったのはなんだっけ。

そうそう、最近、味覚が変わったのか納豆の中のからしを入れるようになったこと。

正直、本当につい最近まで納豆の中のからしの黄色い袋。あれってSDGs的に無駄第一号だよね、くらいに思ってました。あんなの納豆に辛子必要な人がチューブ辛子買って各自で入れればよいのだ、と。

だがしかし、何がきっかけかは忘れたけど、辛子を入れたら・・・劇的に納豆が美味しく感じられたのだ。多分、その後はよっぽどでない限りは自分でも驚くけど辛子は毎回入れるようになった。辛子がないと物足りないのだ。

これ「大人になると味覚が変わる」というのを実感した中でもベスト3に入る大事件だった。

ちなみにそれまでは納豆のたれが多めに入ってる「ツユだく納豆」が私のベスト納豆だったのだけど、ツユだく納豆にはなぜか辛子がついてないのです・・・なんで?タカノフーズさん、なんで??あの甘いたれをだくだくで食べたいという人間は辛子の味のわからぬお子ちゃま舌である・・という統計データでも持っているのでしょうか・・・

ツユだく納豆に辛子がつくのを祈りつつ・・・今日はこのへんで

追記 私の人生で最高においしかった納豆は星野リゾート界鬼怒川で食べた『あさ月糸』。麦入りでもちもちで美味しいです。




コメント (4)
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