「貴船」に行ったばかりなのに、どうしても母を連れて
京都に行かなくてはならない用事が出来てしまいました。
観光をするわけではないので、私1人なら日帰りで十分でしたが
高齢の母との日帰りは結構ハードなので、1泊する事に。
「さてどこに泊まろう」・・・最初はビジネスホテルでいいかと思っていましたが
母が数年振りの京都をとても楽しみにしている様子なので
雑誌で見てちょっと気になっている宿があったので、そこに泊まってきました。
世界で「セントレジス」「ウエスティン」「シェラトン」など9つのブランドを展開している
スターウッドホテル&リゾートが、最高カテゴリーに位置付けられる
「ラグジュアリーコレクション」ブランドのホテルを
この3月に、日本第1号として京都嵐山にオープンさせたのが、この「翠嵐」。
「家庭画報」で見て興味をそそられ、嵐山のどこに出来たんだろう??と調べてみたら
渡月橋から歩いて数分、「吉兆」の奥。
保津川を挟んで「星のや京都」とも至近距離ではないですか。
さて宿泊料金はどのくらい?? HPを見ると・・・・高っ!
スタンダートの部屋で1室65000円(食事無し) 詳細はこちらへ
これに朝食4000円 夕食20000円~ が加わります。
9月30日まで「開業記念宿泊プラン」があり
スタンダードの部屋 1泊2食付 49500円(消費税・サービス料別)
この「消費税サービス料別」がくせもので、一見5万以下に見せておきながら
実質計算すると、6万近くになってしまうんですよね。(>_<)
でも、星のや京都よりは、安いかな・・・(金銭感覚がおかしくなってきたし)
まあSPG最高ブランドだからこれぐらい当たり前?!
「この程度で高いと言うようなお客様には来て頂かなくて結構よ~」と言われそう。。。
入口は、とても立派な門で
オープン5か月とは思わないぐらい周りの景観に溶け込んでいました。
少し歩くと、もう1つ小さい門があります。
このアプローチ・・・期待感がどんどん高まる演出ですね。
2つ目の門をくぐり、もう少し歩きます。
小雨がパラつき、歩くのがゆっくりの母が一緒なので
ここまで結構時間が掛かりました。
やっとフロント棟に到着。
自動ドアが開くと、真正面にコンジェルジュデスク。
その横にはレセプションデスク。
広くはありませんが、なかなか素敵な空間です。
チェックインの手続きをしながら和菓子とお茶をいただきます。
この時、母が手に持っていた濡れた傘を、スタッフの方が
「乾かしてからお部屋にお届けします」と言って、持っていかれました。
こんなサービスを受けたのは初めてです。
レセプションデスクの横には、こんなスペースがあり、無料の珈琲が置かれています。
新聞や雑誌はありませんが、外人さんがここで寛いでました。
ラウンジ、ライブラリーと呼べる部屋はありません。
庭の緑がキレイです。
これ、すべてモミジでした。
まだ紅葉の季節を経験していないこの宿。
「どんな雰囲気になるのか私達も分からないのでとても楽しみです」とスタッフさん。
まあそんな時期は、宿泊料金が跳ね上がるのは間違いないでしょうけどね・苦笑
ちなみに、開業して5か月・・・宿泊客の70%は、外国人なんだとか。
昔、京都で外人さんと言えば「欧米人」でしたが、今は「中国人」ばかり。
この日も、1泊20万もする角部屋のスイートルームにお泊りの中国の人がいました。
でもその人達、部屋の外にハンガーでパジャマ?を干していたんです。(こんな雨なのに)
リゾートホテルのベランダに水着が干してある光景はよく目にするけど
ここの建物とハンガーは余りにも不釣合いで、ちょっとびっくりでした。
保津川に面したこんな休憩スペースもあります。
雨で残念・・・
ほら!星のやさんの船が・・・
先月友人が「星のや京都」に泊まりましたが、外人さんばかりだったそうです。
京都の宿はどこもそうなのかしら。。。
ちなみに、この「翠嵐」京都駅から宿まで片道タクシー無料サービスがあります。
これは高齢の母を連れた身としては嬉しいサービスでした。
もしくは嵐山駅から宿まで、人力車も選べます。
にも関わらず、車で来た宿泊客には駐車料金を1000円取るそうで
口コミで叩かれてました・笑