駆け出した結晶

城の先には無邪気な笑顔と忘れもしない過去と長くてあまり暗くないトンネルがあった。

自殺願望への気遣い

2006年12月09日 11時14分47秒 | Weblog
手を切りすぎたことによって、初めて錯覚だと妄想し始めた私は痛みの回想に苛立ちを感じて起き上がった午前四時。

穏やかに暖かい、死の誘いは興味を心からひかれて

吐血を催す

真っ白に見える。愚かしい、そんなすべての悦楽がハシャギ足りなかったことを懐かしむ、彼の狭い生い立ちに凪ぐ攻め新しい日々に存ずるリアリティに思いつかない。

そう。思いつかなかった。でも私にだって考えがあるわ。



これは、この死に行きたいという欲求は、恐らく自殺願望からではないわ。

やがてくることへの「用意」なのよ。


私はきっと、悔しいのよ。今までのあたしを、これからのあたしに上手く繋げたいの。つまりは結局、あなたに関する感情めいたものも、あたしが持っているものから発生したものなの。だから私がというわけではなくて、あたしがということなの。あなたの前のあなたにのような人が私に植え付けたあたしが、あなたを求めたのよ。

そう。私はどちらかといえば、死にたいわ。それは恐らくもう変わんないことのような気がする。でももし、私自身が生んだ、あたしを、もし、私が生かそうとするならば、私も死にたくなんかないの。そういうことなの。だから私はあたしでしかいないわ。誰がなんと言おうと。その結果からの虐待なんかに、決して認めないわ。

だから自殺願望は、際どい瞬間にやってくるの。

でもそれをブレイクスルーすることが、あなたへの私の感情のある種の証明になるんじゃないかしらって必死に考えちゃう。


でも、もしものときは、ごめんね。そうなると、すべてがあなた次第になってしまっちゃうから。


その点で、私はまた自己嫌悪のいかにもループらしいループに埋没してしまうね。それを制御する回路の発達は決して遅れているわけではないんだけど、いかんせん対処には時間がかかってしまうのよ。でもこれは、私でなんとかするわ。それだけが私にとっての、私があたしにできる、優しさのようなものだと考えているから。


いつまでこれが続くんだろう?それについては考えてたくない。いつか夢の世界にダイブできないかなって、ある意味真剣に考えているかな。でもそれは、死ぬことではないようなことではないと、最近わかってきた気がする。

私は重い人間だっていうのは、わかっているよ。でもそれはどうしようもないことかどうかっていうのは、もうわかんない。結局あなたに対する想いをあなたに言うのも、そう感じるのも私しかいないんだから。


私が誰かを救えますように。私の感じた苦しみや狂気、死への愛憎が正しい方向に向かい、誰かを誰か自身から許されますように。そんなこれからが送れたら、私の今まではきっと無駄じゃないことになる気がする。


この季節はやはりこんなことを考えてしまう。僕は大丈夫だろうか?それは僕自身が知り、その行くべき先を、僕が自らが行けばいいのだ。では今なにを考えようか?そうやって今までやってきたような気がする、ある意味最後の瞬間間際だな。


自殺願望ねぇ。これもまたやっかいだな。でもこいつとモンスターは実は相反するものだってことは知っているよ。

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