らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2044.戦うチームとして

2011-06-11 | 61.Business
【写真:埼玉西武ライオンズの打撃練習@横浜スタジアム 2011年06月05日14時59分撮影】

 埼玉西武ライオンズに、素晴らしいセンスをもった選手が登場しま
した。

 熊代 聖人選手

 本日、タイガース戦に先発9番で出場。他の打者が打ちあぐねてい
た能見投手からヒットを放つなど、素晴らしい活躍ぶりを見せていま
した。実は、この選手を既に目の前で見ていたのですね。6月5日の
横浜スタジアムです。試合前のライオンズの打撃練習のこと、不調の
浅村選手とつきっきりで指導をしていた土井コーチに目線が集中して
いたのですが、実はイガグリ頭の選手が視野にありました。「銀仁朗
かな?」と一瞬思ったのですが、そうではありませんでした。画像の
左下に映っている三分刈りの選手、これが熊代選手でした。ちょうど
この日に一軍に登録されたのです。

 熊代選手。最近のライオンズに無い雰囲気を持つ選手です。端正な
顔だちをもつ選手が多い中、眼力がありちょっと強面風の選手です。
ものすごいのは、外見だけではなくそのプレイ・スタイルなのです。
粘りを感じるのですが、余裕があるようにも感じられるのです。一軍
ホヤホヤの選手とはとても思えません。センスを感じます。ちょうど
黄金時代の辻選手のことを思い出しました。

 ライオンズは若手のよい選手が、特に野手で多いと言われています。
「上位カルテット」の片岡、栗山、中島、中村は20歳代後半の脂の
乗りきった年代で十分若い世代ですが、さらに若い選手が台頭しつつ
あります。銀仁朗、浅村、秋山、坂田、斎藤、そして熊代。これらの
選手は、間違いなく次の時代のライオンズを背負う選手です。しかし
若い選手だけではチームは強くなりません。そこにはベテラン選手の
力が必要であり、さらに若い選手や首脳陣からリスペクトされている
こと、ベテラン達も絶え間ない努力をし「背中を若手にみせ牽引する」
ことが必要なのです。このようにして、若手とベテランのバランスが
とれたチームは「戦うチーム」として持てる力を十分に発揮すること
になるでしょう。

 この視点は、あらゆる分野で共通しているのではないでしょうか。



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