らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1272.プロ野球2009ペナントレース(パシフィックリーグ・4月終了)

2009-04-30 | 23.Baseball
【写真:「満員御礼!」 西武ドーム 2008年05月05日17時23分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2009年ペナントレースも4月の戦いが終了した。ここで、私の
順位予想を振り返ってみよう。(→№1242の記事参照

■予想順位

 1.千葉ロッテマリーンズ
 2.福岡ソフトバンクホークス
 3.埼玉西武ライオンズ
 4.北海道日本ハムファイターズ
 5.オリックスバファローズ
 6.東北楽天ゴールデンイーグルス

 4月30日終了時点の順位は以下の通りである。

■順位(2009.04.30時点)

                          勝差 5月
 1.東北楽天ゴールデンイーグルス  13勝 9敗 0分   -  ↓
 2.オリックスバファローズ     12勝10敗 0分  1.0  →
 2.北海道日本ハムファイターズ   12勝10敗 0分  0.0  ↑
 4.埼玉西武ライオンズ       11勝12敗 1分  2.5  →
 5.福岡ソフトバンクホークス    10勝13敗 1分  3.5  →
 6.千葉ロッテマリーンズ       9勝13敗 0分  4.0  →

 【筆者のひとりごと】

   お。予想と見事に逆になっている。6位から1位。ある意味
   これってすごいかも。

■解説

 対戦カードがホーム・ビジターと進み、2巡目を迎えている。各チ
ームとも自軍や相手の「戦力」が見えてきた時期で、「自軍で結果を
出せている選手、相手のチームで自軍にとって結果を出されている選
手」が見えてきたということだ。現在、各チームとも対策を講じ実行
に移しているところだろう。今年は各チーム間で極端な成績になって
いるケースがあるが、「やられてやり返す」のか「やられてやられっ
放し」なのか、これからの「対戦」が注目である。

Golden Eagles
 岩隈・田中の両輪がフル回転し幸先のよいスタートを切った。攻撃
陣も新加入の中村紀に鉄平、セギノール、高須、草野らが絡み活発だ。
しかし田中が4月末に肩の張りを訴え登録抹消。これは痛い。5月は
いきなり投手陣にとって正念場になる。岩隈、ラズナーに続く投手の
踏ん張りが首位キープのカギとなる。長谷部、永井に続き先発投手を
担うのは誰か。川井、朝井の奮起をノムさんは期待しているだろう。

Buffaloes
 「BIG4」はやはり強烈だ。カブレラがケガで離脱したものの、
ローズを中心とする攻撃陣にブレはない。投手陣も小松が誤算だった
ものの、岸田、山本が安定し大きな落ち込みがない。香月、本柳、菊
地原の中継ぎ陣、抑えの加藤も安定しているため、5月も好調を維持
できるのではないか。野手では大引の成長が光る。

Fighters
 驚異的な攻撃陣だ。今年から就任した大村コーチの指導の結果なの
だろうか。各選手がもっている潜在力が一気に開花している。機動力
も活発だ。もともと中継ぎ陣の強靭さには定評があるので、反発力が
さらに強いチームに変身している。先発投手陣が、数的にやや不安を
残すものの、総合力でカバーしていくのではないか。投手では新人の
谷元が活きのよい投球をしており、野手では小谷野が攻撃陣をリード
している。金子誠も絶好調であり、勢いは当分続くのではないか。

Lions
 不安視されていた投手力、特に中継ぎ陣の脆弱さが露呈した試合が
開幕直後に目立った。それに引きずりこまれるかのごとく、攻撃陣に
つながりを欠く展開も目立つ。特に昨年活発だった機動力が影を潜め
ているのが気がかり。抑えのグラマン、捕手細川が故障で登録抹消と
なったが小野寺、銀仁朗にとってチャンスとなった。5月反抗のカギ
を握るのは、投手陣では帆足、野手陣では石井義であろう。WBCで
活躍した中島は、成績を残してはいるものの、体の使い方が変わった
ように見え不安を感じる。杞憂であればよいのだが。

Hawks
 今シーズンも開幕直後の故障者発生により、万全の体制でゲームに
臨めない展開になった。松田の離脱は痛い。投手陣は「四天王」の頃
と較べれば決して磐石な布陣とはいえないものの、中継ぎ陣・抑えが
安定しており、防御率はよい。しかし、攻撃陣につながりを欠く場面
が多く、投打がかみ合わない展開が続いた。5月反抗のカギはズバリ
「捕手」であろう。現在、状況に応じて田上、谷、山崎を併用して
いるが、固定できてくるとホークス本来の地力が出てくるのではない
だろうか。

Marines
 この位置にいるのが不思議である。あの先発陣の質と量を見れば、
最下位にいることに首をかしげたくなる。攻撃陣も井口の加入により
厚みを増したはずである。確かに西岡がケガで離脱した影響もあるが
それをカバーできるチーム力があると見ている。このままでは終わら
ないだろう。5月反抗のカギを握るのは、投手では小林宏、野手では
大松である。チームを取り巻く環境が騒がしくなっており、選手達が
日々どのような思いで戦っているのか危惧する部分もあるが、そんな
不安を払拭した戦いぶりを見せてほしい。


 今シーズンも昨年と同様、各チームとも「決定的な強さ」がない。
従って、現在のような膠着状態が当分続くであろう。カードが2巡し
2009年度の相手のチーム力や感触、自軍選手の調子の見極めなど
データが蓄積されてくると同時に、選手の疲労も出てくる時期である。
4月末から5月にかけての「9連戦」が、前半戦のひとつのヤマ場で
ある。その後、交流戦に向けて各チームがその状態をいかに維持でき
ているか、これを首脳陣の選手に対するコーチング、選手の取り組み
姿勢・自己管理能力の結果と判断した上で、観察してみたい。



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2 Comments

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もうだめ (ごんぞう)
2009-04-30 23:52:12
打撃は水もの。
ファイターズ打線は4月で終了いたしました。もう落ちるのみです。
返信する
その手は桑名の・・・ (らば~そうる)
2009-05-01 00:10:06
to:ごんぞうさん

ふふふ・・・。
ダメですって?
2006年と2007年のこの時期にもそんな風に言っておきながら
最後にはFsが優勝したのをわたしは知っている♪
Fs本当に強いです。もういじめないでね。札幌で。
返信する

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