優雅な女王様

ぽると出版のバスツアーで、両備バスがこの秋に３台導入した新型エアロクイーンに乗車する機会を得た。何と言ってもこの塗装が素晴らしい。いわゆるマジョーラカラーと言われる、玉虫色に輝く特殊な塗装である。見る角度が少しでも変わると全く違った色に見える。基本的には紫に見えるのであるが、緑に見えたり、茶色や黄土色に見えたり･･･。
塗装行程が非常に手間の掛かる塗装で１０回は塗り重ねるらしい。当然高価。メーカーから黒一色で納車後両備系列の工場で塗装されたそうである。
車内もこだわりの仕様で、シートは標準シートベースに本革に変更、床はフローリング調、カーテンも専用デザイン。
今回乗車したのは岡山(営)配置の車両で、残りの２台は倉敷(営)配置でシートなどの仕様が異なるとの事。
　　　　　とても同じ車両とは思えないほど角度によって色が変化する

　　　　　本革張りのシート　グリップは握りやすく便利

　　　　　専用デザインのプリーツカーテン

　　　　　インパネは乗用車的なデザイン

　　　　　エンジンルーム

撮影者泣かせでもある。一番上の画像のように映り込みがすごい･･･。手入れもさぞかし大変であろう。

両備グループの中国バスのエアロクイーンも福山市内で偶然撮影出来た。こちらは内外装共にノーマルな仕様である。

乗車の機会を与えて下さったぽると出版と両備バスに感謝！