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シンコーひまつぶし Ⅱ

コノセカのミュージカル

ミュージカルは苦手で最初は行く気は起きなかったが、最初の東京公演が評判良かったようだし、アンジェラ・アキは何度もコンサート行ってるし(本人が歌う訳じゃないけど)、気になったので残り少なくなっていた27日のチケットを入手し待っていた。もちろんどうせなら千秋楽に行きたかったがこちらは入手できなかった。

メインの4人はダブルキャスト(子役はトリプル)で土曜日の1回目の公演のキャストはすずが大原櫻子のターンであった。2回目は昆 夏美。

原作者のこうの史代による自筆イラスト。どこかの席にいらっしゃったはず。

栩野幸知製作のすずさんの家の模型が展示されていた。市立美術館でのこうの史代展に展示された物と思われるが素晴らしい出来である。

ミュージカルというと突然歌いだしたり踊り出したり、その辺りがどうも取っ付きにくいのであるが、コノセカは自然に歌へとつながり、不自然さが無かった。ただ現実と回想を行き来する場面が何度かあり、原作を知らないと分かりにくいと思われた。いずれにせよ舞台は「生」である。それをこなす舞台俳優はいつ見ても凄いと思う。また劇伴も別室でのオーケストラによる生演奏であった。舞台装置は回転しながら上下する仕組みでそれをうまく使いこなしていた。晴美ちゃん役の大村つばきは完璧に晴美であった。方言指導は新谷真弓。なお舞台鑑賞は尾身美詞出演の2018年の「その頬、熱線に焼かれ」以来である。最近パンフはあまり買わないが、読み応えありそうなので購入。

今回もすずさんバスを見たが、旧そごうはもう完全に見えない…

栩野・新谷・尾身の各氏は劇場アニメ版に出演されていた方々である。

昨日の千秋楽にはやっぱりアンジェラ・アキ来られたのね。また生歌聴きたい…

文中敬称略

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