三島ひとり旅

今回の台風で被害に合われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。

我が家は幸いにも断水程度で済みました。

断水と言っても完全な断水は２Fのキッチンだけ、しかも夜中過ぎると、チョロチョロと

出てたし、１Fの洗面台とお風呂（お湯は出ず）はずっと、チョロチョロと出てたから、

殆ど不自由なく、平常通りの生活をしてました。

TVやネットで、知ってる場所、つい最近通った道路などが冠水していて、信じられない

気持ちでした。


２００９年スピリチュアル・ギフトでの江原さんの言葉「何が起きてもおかしくない」

「どこが陸でどこが川なのかわからない」

２０１１年東日本大震災後は「まだ始まったばかり」

戦争のこともずっと言ってきてる。

これからもまだまだ地震があると言ってた。

噴火や自然災害のことだけではなく、飛行機事故、誰でも良かったと言う殺人事件など、

どうしてそう言うことが起きるのか、江原さんは今までずっと言い続けて来てくれた。

江原さんはただ預言するのではなく、霊眼に視えたことが、現実にならないように、

警鐘を鳴らしてきてくれた。今でも。


今回被害に合わないで済んでも、今の世の中、これだけいろんなことが起きていたら、

いつ自分の身や身近な人たちに何が起きるかわからない。


昨日１３日は静岡県三島市で江原さんの講演会があった。

今まで栃木県内、都内、埼玉、群馬の会場は行ったけど、三島市は遠いし、最初は

参加するつもりは全くなかったけど、富士山のお膝元と言うことで、皆で富士山を

鎮めようと言うことで参加を決めた。


車で三島まで言ってとは、いくら図々しい私でも、旦那に言えない。

（旦那の実家方面だから道は詳しいはず）

旦那に言う前に次男にお供をするのはイヤだと断られてた。

と言うことで、いつかは一人旅をしたい・・・と言うよりはしなくては！と思ってたから

良いきっかけかな？と。

先ずは交通機関を調べてみると、何と、熱海で１回乗り換えるだけで行ける！！

栃木県内の駅で熱海なんて言う文字を見ることの不思議さ。

三島発の電車、１８時台には乗り換えなしで帰って来られることの驚き。

・・・と言っても各停なので３時間半以上は掛かるけど、グリーン席があるし。

食べログで、食事をするところも調べたりと、

江原さんのチケットが取れた直後は、かなりウキウキしてた。

だけど、段々日にちが迫ってきて、台風直後で、線路は大丈夫！？

何よりも私、不安障害で、パニック発作持ち！！だった。

２月を最後にずっと薬を飲むほどではなかったのに、７月の終わりに、パニック発作で

薬を２錠飲んでやっと落ち着いたこともあって、まだまだ完治したわけでもなく。

次男は絶対お供してくれないだろうから、旦那と２人、三島までドライブ・・・

と思ったりもしたけど、車の調子が悪くて、今週やっと修理して貰うことになってて、

とてもじゃないけど、三島までなんて行けそうにもない。

そんなんで、１人旅は予定通り決行！！

前日に乗車券とグリーン券の手配をして、当日朝６時には駅のホームで電車を待ってた。

２Fのグリーン席も殆ど空いてて、好きな場所（好きな番号）に座ることもできた。

私は昔から、車窓からの眺めが大好きで、いろんな家を見ながら、どんな人が住んでて

どんな生活をしているのかな？とか、雲の濃淡が山や、静かな海や湖に見えたりして、

そこに別世界の人たちが住んでることを想像してみたり。

しばらく車窓から眺めていたけど、その内、それも飽きてきたので、図書館で借りた

本を読み始めた。

どこから乗ってきたのか覚えてないけど、私の後ろの席におじさんが座ってる。

あ～あ、とか大きなため息をついたり、パンパカパーンとか何度も口ずさむ？

やだな、変なおじさんが乗ってきた・・・。

私が引き寄せたの？波長の法則？私の波長が下がってるの？

こんな早朝から酔っ払ってるのかな？

お酒臭くはないようだけど？早く降りてくれないかな・・・。

どこまで一緒なのかな？熱海が終点だけど、そこの場所から各亭で熱海まで行くなんて、

きっと私くらい？

席移ろうかな？でも、ここは私のラッキーナンバーだし。

なんて思ってたら、又パンパカパーンと口ずさみ、そして突然歌いだした・・・。

「貧しさに負けた～」

昭和枯れススキ・・・。

私も知ってるけど、歌い出すくらいだから、相当普段から歌い込んでるのだと思う。

私は心の中でその先の歌詞「いっそきれいに死のうか・・・」が思い浮かび、まさか

このおじさん、ガソリンなんか持ち込んでないでしょうね・・・。

その後、ガタガタ落ち着きのない音を立てて、通路をヨタヨタ歩き出す。

やっぱり少しアルコールが入ってるみたい。

６０代半ばの小太りのおじさんだった。トイレに行ったようですぐに戻ってきた。

それから少し経って乗務員の女性に乗り継ぎを聞いて、お礼を言って降りて行った。

ただの酔っ払いだった。

これでやっと落ち着いて本が読める。

活字が大きいのと、とっても読みやすいので、あっと言う間に半分ほど過ぎてる。

帰りのこともあるし、読みきってしまうのは勿体無い、目も疲れるし・・・と、

又外の景色を眺め始めた。

山が近くに見えて、見慣れない景色に、ずい分来たんだな・・・と同時に、もし

何かあって、迎えに来てもらうことになっても、すぐには来られない距離なんだと

思ってしまったら・・・発作が出てきてしまった。

どうしよう・・・と思ったけど、薬を飲むことにした。

いつもお財布の中に入れて常備してる。

それだけでも安心できるから。

すぐに落ち着いてきたけど、薬が効く前に、発作が一瞬のことだったのか、薬を

飲んだと言うことで、安心して落ち着いたのか？そこら辺はわからない。

無事に三島駅に着いて、パラパラ程度だったけど、雨が降ってるから、傘を買って、

食べログで見つけた、駅並びのイートインできるパン屋さんで軽食。

美味しそうなパンがいっぱいあるけど、とりあえず今食べる分だけ買った。

それから三嶋大社に参拝して、おみくじを引いた。珍しく大吉。

私が大吉を引くと言うことは、ここは大吉が多いのだと思う、多分・・・。

浅間神社も近いはずなんだけど、見つからないし、江原さんの講演会の前に、

サポーターズクラブの会員が参加できるオフ会の時間もあったから、浅間神社は

講演会が終わってから行った。

会場から２分くらいのすぐ近くだけど、細い道を入るから、全く目立たない場所

だったけど、無事に参拝できて良かった。

ただとっても残念だったことは新鮮な魚介類が食べられる土地で、全く食べることが

できなかったこと！！

三島から乗り換えなしで帰れる電車は２時間後、駅周辺でご飯たべたり時間潰しする

予定でいたけど、女性（おばさんだけどね）１人で気軽に入れるようなお店が見当たら

なかった。

居酒屋さんが多いように思えた。

あとはこじんまりしたカフェ？

行きに寄ったパン屋さんに寄ろうかな？と思って、覗いたら、座れるような席もないし、

パンだけでも買って帰ろうかな？とも思ったけど、熱海まで行ったら、もっとお店が

あるだろうと、そのまま駅に入ってしまった。

なのに、反対方向のホームに行ってしまって、結局電車に乗り遅れて、次の電車まで

待つことに・・・パン屋さんに寄れば良かった・・・今でも思ってる。

だって美味しそうなパンがたくさんあったから。値段も高くなかったと思う。


熱海に着いたら、小金井行きの電車の案内放送を聞いてしまったら、それに乗れる！

と言うか、小金井と宇都宮行きではないと乗り換えなくてはならないから、熱海で

ブラブラするのは諦めて、その電車に乗ることにした。


帰りは海側の席に座って帰って来た。

海無し県に生まれて海無し県で育って、今も別の海無し県在住の私にとって、海は

憧れ。

水平線って不思議。


江原さんの講演での話と海に私のたましいは浄化されて帰って来た！！はず・・・。

１日１日を大切にして一生懸命生きよう。

今の子どもたち、未来の子どもたちのために、美しい地球と平和を！！








三嶋大社に向かう道すがら



三嶋大社の鳥居　リュックの人は無関係



浅間神社



車窓から