タイトル直訳の「感傷旅行」という邦題のこの曲は、’44年のヒットナンバー。
’44年といえば第2次世界大戦の真っ只中。時代を考えて聴くと、また違って
聞こえてきます。
「センチメンタルな旅に 出よう
心を落ち着かせるために
センチメンタルな旅を 始めよう
想い出を再生するために
予約は取ったし、お金は全部つぎ込んで
かばんを手にして
“出発進行”の声が聞きたくて
うずうずしている子供みたいに 」
…と、前半は心を新たにする感傷の旅に出ようと言う歌詞なのですが、
最後は、「故郷に帰る旅に出よう」で終わっているんです。
この最後の「Home(故郷)」の一言で、戦場の兵士達やその帰還を
待ちわびている人達の心を、ぐっとつかんだんでしょうね。
今の時代に生きている私達ですから、もちろん「失恋の傷を癒す旅」とか
「過去の自分をリセットする旅」という風に読み替えて聞いてもいいんですよ!
でもね、旅って不思議なもので、あんなにワクワクして出かけたはずなのに
何日かすると家が恋しくなる。美しい海や空をいつまでも眺めていたいと
思う反面、ゴミゴミした大阪の街に帰りたくなる。(私の場合は特に)
ある意味、旅はいつも、故郷に帰る旅なのかも…
この曲は、レス・ブラウン楽団が専属歌手だったドリス・デイをフィーチャーして
大ヒットしたせいか、どうしてもビッグバンド&白人歌手のイメージが強いですね。
ドリス・デイ以外ではダイナ・ショアあたりでしょうか。
日本人好みのメロディーなので、日本人シンガーが多く取り上げています。
私のお薦めは、ケダルイ系を歌わせたらピカ一の中本マリさん。
ケイコ・リーさんの低音もいいかも。
この曲は旅先で聞くより、旅に出ることを夢想しながら、聞くほうがいいですね。
旅行気分を盛り上げるために、わざわざスキットルに詰め替えたウィスキーを
チビチビなめながら、どうぞ。
’44年といえば第2次世界大戦の真っ只中。時代を考えて聴くと、また違って
聞こえてきます。
「センチメンタルな旅に 出よう
心を落ち着かせるために
センチメンタルな旅を 始めよう
想い出を再生するために
予約は取ったし、お金は全部つぎ込んで
かばんを手にして
“出発進行”の声が聞きたくて
うずうずしている子供みたいに 」
…と、前半は心を新たにする感傷の旅に出ようと言う歌詞なのですが、
最後は、「故郷に帰る旅に出よう」で終わっているんです。
この最後の「Home(故郷)」の一言で、戦場の兵士達やその帰還を
待ちわびている人達の心を、ぐっとつかんだんでしょうね。
今の時代に生きている私達ですから、もちろん「失恋の傷を癒す旅」とか
「過去の自分をリセットする旅」という風に読み替えて聞いてもいいんですよ!
でもね、旅って不思議なもので、あんなにワクワクして出かけたはずなのに
何日かすると家が恋しくなる。美しい海や空をいつまでも眺めていたいと
思う反面、ゴミゴミした大阪の街に帰りたくなる。(私の場合は特に)
ある意味、旅はいつも、故郷に帰る旅なのかも…
この曲は、レス・ブラウン楽団が専属歌手だったドリス・デイをフィーチャーして
大ヒットしたせいか、どうしてもビッグバンド&白人歌手のイメージが強いですね。
ドリス・デイ以外ではダイナ・ショアあたりでしょうか。
日本人好みのメロディーなので、日本人シンガーが多く取り上げています。
私のお薦めは、ケダルイ系を歌わせたらピカ一の中本マリさん。
ケイコ・リーさんの低音もいいかも。
この曲は旅先で聞くより、旅に出ることを夢想しながら、聞くほうがいいですね。
旅行気分を盛り上げるために、わざわざスキットルに詰め替えたウィスキーを
チビチビなめながら、どうぞ。
何故か、ペギー・リーと思っていて、ペギー・リーと言えば「ブラックコーヒー」だったり「フィーバー」だったりするのだけど、なぜだろうね。
で、思い出したのです。
センチメンタルジャーニーを小学生の時にはじめて聴いたのは、ジュリー・ロンドンでした。
関係ないけど、ジュリー・ロンドンって名前、日本で言えば大阪花子みたいな?
ドリスデイをはじめて聴いたのは、たしか中坊の頃、「ダイナマイト」って曲だったような。「ケセ・ラ・セラ」もそうだったかな。
私の中ではセンチメンタルジャーニーとドリス・デイは結びつかなかったなぁ。
実は、昨日、男って、女って、人間って、何でこう哀しいことをするんだろうな、関係って、哀しいことで成り立っているのかな、と、珍しくセンチメントな私に、数秒間なってしまいました。
でも、ジャーニーはしないけどね。
失礼ながら、くすっと笑っちゃいました。
旅に出ましょうよ、心の中で。
音楽は色んな所に連れていってくれますよね。
過去にも、未来にも。