今まで恋の喜び・切なさ、別れのつらさ…といった恋愛模様にまつわる曲を
紹介してきましたが、今回は恋心はちょっとひとやすみ。
迫りくる猛暑の夏にふさわしい曲を取り上げます。
「夏… 暮らしは安楽
魚は飛び跳ね 綿はよく育っている
あんたの父さんは金持ちだし 母さんは美人
だから坊や 泣かないで
いつの日か おまえも高らかに歌う日がくる
そして羽を広げて 空に飛び立っていく
その日まで 何の心配もないよ
父さんも母さんも そばにいるからね 」
’35年にガーシュインが作曲した黒人によるフォーク・オペラ「ポーギィとべス」
の中の最も有名な曲で、赤ちゃんのために歌われる子守唄です。
南部の黒人の生活が前提になっていますが、実際のところ当時の黒人の生活が
安楽であった筈がなく、切なくブルージーなメロディからそのつらさを
受け止めて欲しい曲ですね。
名曲ですから、白人シンガーも取り上げていますが、やはり黒人シンガー
のものが胸を打ちます。
代表的なのは、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロングや
カーメン・マクレエ&サミー・デイビスJrによる「ポーギィとべス」に
収められているもの。
ニーナ・シモンのライヴ盤は、彼女の歌の深さが伝わります。
…とはいえ、私が初めてこの曲を意識したのは、かのロック・シンガー
ジャニス・ジョプリンの歌。大昔(?)私がロックを歌っていた頃、ジャニス
は神様でしたから、今でも夏になるとあのしゃがれ声で始まる「サマァ~
~タイム、タイム…」が私の耳には聞こえるのです。
(ジャニスは白人です、ごめんなさい)
たいていは子守唄らしく、ゆったりとしたバラードで演奏されますが、
なかにはゆっくりめの4ビートで歌う人もいます。
私もライヴでは色々なビートで演っていますが、このところはレゲエに
アレンジしたりしています♪
蒸し暑い夏の夜に、この曲を聞きながらゆっくりと眠りにつきましょう。
あ、そのためには一杯やらなきゃ、ね。
アメリカ南部に思いを馳せて… バーボン・ウィスキーしかないか。
この際、上等のバーボンはNG。
イエロー・ローズ・オブ・テキサスか、オールド・クロウあたり。
ジム・ビームのライ・ウィスキーもいいかもね。
紹介してきましたが、今回は恋心はちょっとひとやすみ。
迫りくる猛暑の夏にふさわしい曲を取り上げます。
「夏… 暮らしは安楽
魚は飛び跳ね 綿はよく育っている
あんたの父さんは金持ちだし 母さんは美人
だから坊や 泣かないで
いつの日か おまえも高らかに歌う日がくる
そして羽を広げて 空に飛び立っていく
その日まで 何の心配もないよ
父さんも母さんも そばにいるからね 」
’35年にガーシュインが作曲した黒人によるフォーク・オペラ「ポーギィとべス」
の中の最も有名な曲で、赤ちゃんのために歌われる子守唄です。
南部の黒人の生活が前提になっていますが、実際のところ当時の黒人の生活が
安楽であった筈がなく、切なくブルージーなメロディからそのつらさを
受け止めて欲しい曲ですね。
名曲ですから、白人シンガーも取り上げていますが、やはり黒人シンガー
のものが胸を打ちます。
代表的なのは、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロングや
カーメン・マクレエ&サミー・デイビスJrによる「ポーギィとべス」に
収められているもの。
ニーナ・シモンのライヴ盤は、彼女の歌の深さが伝わります。
…とはいえ、私が初めてこの曲を意識したのは、かのロック・シンガー
ジャニス・ジョプリンの歌。大昔(?)私がロックを歌っていた頃、ジャニス
は神様でしたから、今でも夏になるとあのしゃがれ声で始まる「サマァ~
~タイム、タイム…」が私の耳には聞こえるのです。
(ジャニスは白人です、ごめんなさい)
たいていは子守唄らしく、ゆったりとしたバラードで演奏されますが、
なかにはゆっくりめの4ビートで歌う人もいます。
私もライヴでは色々なビートで演っていますが、このところはレゲエに
アレンジしたりしています♪
蒸し暑い夏の夜に、この曲を聞きながらゆっくりと眠りにつきましょう。
あ、そのためには一杯やらなきゃ、ね。
アメリカ南部に思いを馳せて… バーボン・ウィスキーしかないか。
この際、上等のバーボンはNG。
イエロー・ローズ・オブ・テキサスか、オールド・クロウあたり。
ジム・ビームのライ・ウィスキーもいいかもね。
サマータイムはエラおばさんバージョンが好きです。
カーメン・マクレエは、どうも上から目線で歌っている感じがして、というのも、一度コンサートに行ったことがあって、そのときの印象でしょうね、歌はいいけどお付き合いはしたくないって感じ、まぁ、ぜんぜん相手にされないけど。
ガーシュインはLPを買いました。
ラプソディ・イン・ブルーは深夜放送の最後に、つまり明け方ね、かかっっていて、高校生の私はこれを聞くと毎回切ない気持ちになっていたのです、ああ、明日試験やのにぜんぜんできてない!って。
ラプソディ・イン・ブルーは明け方のブルーに染まる数十分間のニューヨークの風景を描いた叙事詩と、勝手に思っていたけど、ブルーはどうも「ジャズの語法によるラプソディ」という意味があるようですね。
サマータイムと違う話でゴメン。