Me&Night&Music…JAZZとお酒で素敵な夜を…

ジャズ&ブルースシンガーのローズが、好きなお酒と音楽について気ままに語ります。独断と偏見に満ちたウンチクも満載!

For Once In My Life

2007-06-07 23:10:13 | Weblog
前回は、恋する乙女の不安な気持ちを歌った‘MISTY’を取り上げましたが、
今回選んだのは‘For Once In My Life’
1965年に発表された、スタンダード・ナンバーの中では比較的新しい曲です。

「私が心から必要とする人。そしてその人も私を必要としてくれる…
 長い間待ちわびていた。もう怖くはない、私は強くなれる…」
生涯に一度の本当の恋に出会えた喜びと、心に湧き上がる強さを歌った曲です。

恋をして、その相手からも想いを伝えられたら、(たとえそれが何回目の恋でも)
こんな気分になりますよね♪
この曲は、一人で聴くよりは恋人と二人で…あるいは気持ちを伝えるのが苦手な
照れ屋さんが、恋人にプレゼントするのにぴったりです。

わかりやすい歌詞と、自在なアレンジが可能なメロディーで、多くのシンガーが
名唱を残しています。

まずは、最初にこの曲をヒットさせたトニー・ベネット。
当然、恋の喜びを高らかに歌い上げる熱唱です。
こ、こ、これは彼氏(または彼女)に贈るには、こっ恥ずかしい…
という方には、ポップなスティービー・ワンダーのバージョンはいかがでしょう?
アタクシは、じっくりとかみしめるように歌うカーメン・マクレェが心に沁みます。
やだ、アタシってオ・ト・ナ

(…な~んて言ってる割には、自分が歌うときには超ノリノリのサンバにアレンジ
 して歌ってます… うぅ、アタシに「しっとり」は似合わない… )


さぁて、何を呑みながら聴くかですが、恋人と肩を寄せ合って聴くのなら
軽めのキール(白ワインとカシスのカクテル)あたりがいいかな~。
ちょっとリッチな時なら、白ワインをシャンパンに変えてキール・ロワイヤル
としゃれこみましょ。

一人で人生の(恋の)喜びに浸りながら聴きたいオトナなあなたには、
カルバドスがお薦めです。
リンゴのブランデーで、甘い香りに反してアルコール度数は高めなので、
お気をつけあそばせ。
(危ない恋とおんなじです。うふふ・・・)
 

6 コメント

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ドキドキは… (imedih)
2007-06-07 23:59:45
昨日教えてくれたのにすっかり忘れて…
爆睡でした(笑)

曲で相手に想いを伝える…
ぅ~ん、考えたらすごいドキドキしますね。
でも、その効果を最大限に引き出す為、もしくは
最大限に受け止める為には
横文字をしっかりわかってないと…(汗)

でも、ここで教えてもらって
CD屋さんに買いに行ける楽しみが出来ました。

お気に入りに早速登録☆ぽちっとな♪
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コメントありがとう! (ローズ)
2007-06-08 00:13:12
初コメントありがとう!
横文字…実はアタシも得意ではありません…汗
ただ、長ーいこと横文字の歌を歌ってるので、歌詞なら
わかりますんで、どーぞご質問を…
(わからんときは、あやまるし!)
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なるほど! (ちゅーたろう)
2007-06-08 09:10:33
横文字はこうやって覚えるのもありですね。
でもゆっくりもしゃべられへんのに・・・
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コメントありがとうございます。 (ローズ)
2007-06-09 22:40:53
名DJのKさんも、歌詞で英語を覚えたとおっしゃって
いましたよ。
ただ、Jazzの場合、ほとんどがラブソングなので、
口説き文句はたっぷり覚えられますが、
役立てられる場面に遭遇できるかどうかは・・・?
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シナトラで初めて聴いたよ (パブロ@初めてのコメント)
2007-06-23 01:39:20
Roseさん、まいどです。
遅ればせながらの参戦(?)です。

For Once In My Life
たぶん中坊のときかな、ってことは40数年前(!!!)
初めて買ったLPがシナトラでした。
その中のラインアップに入っていたかどうかも定かではないけど、
For Once In My Lifeを初めて聴いたのはシナトラでした。
スティービーもいいよね。

JAZZには珍しい超ポジティブな歌詞。
たまにはこんなのもいいね。
For Once In My Lifeが、私にもRoseさんにもあらんことを(合掌)
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コメントありがとうございます。 (ローズ)
2007-06-26 20:46:01
パブロさん

この曲は「A Place In The Sun(太陽のあたる場所)」と同じ作者の手になるものなので、純然たるJAZZとは言えないかもしれませんが…。
でも、ジャズ・シンガーが歌うとジャズになってしまうんですね。そこが一流の歌い手の凄いところです。
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