主張しようぜ

偶感や感懐などを漫筆気味に語る日記です

オタクの時代

2007-01-19 17:01:36 | Weblog
今の時代ってねジャンルを問わず
「オタク」の時代だと思うのね。

漫画やアニメなんかはそれが顕著に現れていて
将来的には、「オタク」しかみなくなってると
思う。

でもこれは、生産者側が意図的にそうしたの
だろうなと推測。

どんなジャンルでも、「ブーム」ってあると
思うのよ。一過性のブームみたいなものが。

でね、その一過性のブームが過ぎ去った時
どのようにして、維持していくかがポイント
だと思うのね。

ブームが過ぎ去っても、それでも漫画とかを
読むような連中は、いわゆるオタクなのよ。

オタク以外の奴等は飽きて読まなくなるけど
オタク達は、ずっとそれを愛し続けるだろう
からね。

なので、「オタク迎合」にするのは、物凄く
的を得たやり方である。

これは今の笑いブームにも似たような事が
いえるのよ。オイラはもう笑いは飽きたから
笑いに対してインタレストが沸かないのだけれど、
笑いオタク達は、さらに笑いに没頭していく
だろうね。

製作者側がそうなるように仕向けているし、
笑いオタク達だけの為に笑いを提供しているように
も移るのよ。なんかね、「分かる奴だけに分かれば
いいよ」的なノリ。

なので分からない奴には本当に分からなくなってる。

ブームが過ぎ去った後に残るのは、オタク達だけ
だから…。

どんなジャンルにおいても、金を落とすのは
オタク達なんだと思う。

だから、製作者側や生産者側はオタク達に
ターゲットを絞って、オタク迎合に切り替えたの
だろうね。

オイラ達が思っている以上に、製作者側は
無能じゃないのかもしれない。

逆に物凄くアンテナが高いのだと思う。

流行を敏感に感じ取り、メディアの力で
新たなブームを巻き起こす事も可能。

オタクは金を落とすと学習してしまった以上
もう、昔みたいに誰でも楽しめるような漫画や
テレビ番組は、必要ないのかもしれないね。

日本人はオタク民族だから、ある意味
オタクの時代が到来するのも必然的だったの
かもしれないけど、全員か全員、オタクじゃ
ないんだよね。

オタクってね、「言語」「記号」「数字」と
いった、左脳的な事を好む傾向が強くってね。

「感覚的」「感情的」に捉えたり、理解するのが
苦手な人種なのよ。

ちなみに、欧州は、右脳(アナログ)的な右脳民族。

なぜ日本で、音楽や絵画などの文化が発展しない
のかは、欧州は絵は絵、音は音として解釈するのに
対して、日本は、絵や音を、「言語」として解釈
するんだって。

そう日本人はなんでも、理屈から入るのよ。
言語が好きなのよ言語が。
だから今の笑いブームは、物凄く日本的といえる。

この辺は、「数学の歴史」を辿ってみればわかると
思います。追々、数学の歴史についても触れて
いこうかと思っています。

皆さんは、「オタクの時代」に満足していますか?

私は満足していませんけどね(笑)