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三大始祖と、現代の主流UMA血統(1) / ウマ娘しか知らない人もわかるよ!編

2024-01-11 21:24:12 | 未分類

優駿コピペしか能がないバカが馬のWikipediaを荒らし回っているので初投稿です。


さて、ウマ娘を通して「三大始祖(源流の三大馬)」が大きく広がりました。

さて、三大始祖
・ダーレーアラビアン
・ゴドルフィンアラビアン
・バイアリーターク

ただこういった系統のくくりはあまり見たことがない・・・
(特にバイアリータークなんて、注目すらしたことがありませんでした)


馴染みのある血統的な呼び方としては、

エクリプス系(ダーレーアラビアン)
マッチェム系(ゴドルフィンアラビアン)
ヘロド系(バイアリーターク)


これですね。

三大始祖といえば聞こえはいいですが、
現代競馬では「エクリプス系」の馬しか残っていません。


まずは「サイアーライン」について

種牡馬・種馬として、サイアー(父)ライン(系)が成り立つためには、点で繋いで、つまり「後継を残す」必要があります。

年度代表馬、イクイノックスを例として見てみましょう。

サンデーサイレンス
ーブラックタイド
 ーキタサンブラック
  ーイクイノックス
pic

こんな感じ。4代に渡ってサンデーサイレンスは繋がっています。馬を点をみなすとサイアーラインは分かりやすいですかね。


バイアリーターク - ヘロド系はとてもシンプルです。
ダイタクヘリオスとメジロティターンしかサイアーラインが伸びず、断絶しました。メジロマックイーンのその後はオルフェーヴルの母系に留まるのが精一杯で、父系としてはほぼ残っていません。子孫が途絶えるであろう、みなさんと同じですね^^

ビゼンニシキ(1981)
ーダイタクヘリオス(1987)
 ーダイタクヤマト(1994)

パーソロン(1960)
ーメジロアサマ(1966)
 ーメジロティターン(1978)
  ーメジロマックイーン(1987)



ゴドルフィンアラビアン - マッチェム系は簡単にいえば、Tiznow(1997/米)だけ。
米国競馬、最高の1頭です。ボクが大好きな馬。
(イメージするのはイクイノックスでおk)
BCクラシック(米)という最高峰のレースがありますが、これを連覇したのは、2023年現在かれしかいません。米国クラシックには縁がありませんでしたが…とくに、2000年BCクラシックはGiant's Causewayとの叩き合いの名勝負がすごいのでぜひ見てください。オススメです。



バイアリーターク(ヘロド系)、ゴドルフィンアラビアン(マッチェム系)かれらは基本的に途絶えました。父系において滅んだ、という方が正確か。


それで、ボクが感じる違和感は現代競馬において、ーバイアリーターク、ゴドルフィンアラビアンー彼らはそもそも始祖ではないという点です。

始祖は1頭だけ。進撃もユミル様だけなんだから。
エクリプスだけです。
ここから、ノーザンダンサー、ヘイルトゥリーズン、ミスタープロスペクター、ナスルーラの4大系統に分かれて、現代の競馬は行われています。
だから、ここが始祖とか源流なら分かんねんな…バイアリータークが始祖とか言われても意味不明としか。

ノーザンダンサーからは
・ニジンスキー/欧州 (*正直、断絶気味です)
 ーラムタラ(※なんで失敗したんだろうね…?)
 ーマルゼンスキー
 ーカーリアン
  ーフサイチコンコルド
 
・ストームキャット/米
 ージャイアンツ・コーズウェイ
  ーブリックスアンドモルタル
 ーヘネシー
  ーヨハネスブルグ
   ーヨシオ

・デインヒル/欧州
 ーハービンジャー
  ーブラストワンピース

・サドラーズウェルズ/欧州
 ーガリレオ
  ーフランケル
   ーグレナディアガーズ

などなど…欧州米日豪、各国で血が広がりました。最も多いのは欧州でしょうね。
欧州はSadler's Wells系の馬が体感8割ぐらいを占めていて、強烈なインブリードを持った馬も珍しくありません。たとえば、凱旋門賞を連覇した、エネイブルはサドラーズウェルズの2×3(血の量にして37.50%!)という濃いインブリードです。


ヘイルトゥリーズン系

ヘイルトゥリーズンは、ロベルトとヘイローのお父さんです。
おそらく「なんのこっちゃ?」と思っていると感じますが、みなさんがよく知っている馬を数多く出していますので安心してゆっくりしていってね!( ^ω^)

<ロベルト>
ブライアンズタイム(米国)が日本に輸入され、子供としてナリタブライアン、マヤノトップガン(※なんと!調べて初めて知りました)などを出しました。また、直接の子供ではありませんが、グラスワンダー、ライスシャワーを輩出。また、シンボリクリスエスもこの系統です。

いったん整理するど(`・ω・´)


ロベルト/欧州
 ーブライアンズタイム/米国
  ーナリタブライアン
  ーマヤノトップガン
  ータニノギムレット

 ーシルヴァーホーク/欧州
  ーグラスワンダー
   ースクリーンヒーロー
    ーゴールドアクター
    ーボルドグフーシュ(2022菊花賞、有馬記念ともに2着)

 ーリアルシャダイ/欧州
  ーライスシャワー

 ークリスエス/米国
  ーシンボリクリスエス
   ールヴァンスレーヴ
   ーエピファネイア
    ーエフフォーリア

ぜえぜえ(;´Д`)ハァハァ
ロベルト系は多岐にわたるので混乱します…たいへんなのだ。

さて、みなさん、なにか違和感はありませんか?
そうです!活躍している時代が全然違いますよね!?

これはナリタブライアンが早逝したため、子どもがあまり多く作れなかったためなのです(多分)。そのためブライアンズタイム系が最も活躍をしたのは1990年代なのですが、いったん落ち着きます。

その後、グラスワンダーがゆっくりとサイアーラインを伸ばしていきます。

まず2000年代で、ジャパンCを9番人気ながら勝ったスクリーンヒーローを出します。
そのスクリーンヒーローから、2010年代ではゴールドアクターが爆誕。キタサンブラック、マリアライト、ラブリーデイ、ゴールドシップなど強豪揃いの中、2015年の有馬記念を勝ちきりました。
(ここでもゴールドアクターは8番人気と低評価でした、親子は似るもんだな!)
名前も好きなんですよ、この2頭は。
・スクリーン(映画)ヒーロー
・ゴールド(金色の)アクター(俳優)

いいですよね!( ^ω^)

スクリーンヒーローが活躍する少し前に、シンボリクリスエスも産まれました。有馬記念を連覇したあと、ドバイシーマとジャパンCを圧巻したエピファネイアを子供として出します。
そして、そのエピファネイアからエフフォーリアが出ました。有馬記念を見事に勝ちます。
昨今ではいちばん有名な馬でしょう。
エフフォーリアでロベルト系の復権を果たしたのです。
(書いてて思ったけど、めちゃくちゃ有馬記念勝ってない???

よくわからない血統ですね!本当に!
中山は強そう!

次回、ヘイロー編!

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