新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 カワゲラ、ハエ

2019-04-11 20:16:37 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第8弾


4月4日のマンションの廊下で見つけた虫を早く出さないともう1週間も経ってしまいました。それで、慌ててまとめてみました。でも、オドリバエがまだ残ってしまいました。その他の虫たちです。



まずはオナシカワゲラです。これは採集しないとまったく分かりません。今回はパスです。





次はガガンボです。これは見たことがあります。たぶん、以前調べたエゾホソガガンボ♀ Nephrotoma c. cornicinaあたりではないかと思います。これについてはこちらを見てください。



次はタマバエです。これはたぶん、Micromyinae亜科ではないかと思っています。タマバエについてはこれまで見た種をちょっとまとめてみたので、こちらから「手作り図鑑」の中を探してみてください。



次はクロツヤニセケバエではないかと思っている種です。これについてもこちらに少し書いておきました。



これはたぶん、初めてではないかと思われます。ミバエかなと思って、「新訂原色昆虫大図鑑III」の図版で探しました。その後、ネットの画像検索でも調べてみたのですが、たぶん、ハルササハマダラミバエ Paragastrozona japonicaではないかと思っています。





これはユスリカ♀です。「図説日本のユスリカ」の図版で探してみたのですが、見つかりません。



これもガガンボです。たぶん、分からないだろうなと思ったのですが、一応、翅脈を見てみました。



Sc脈が前縁脈に届いています。Rs脈が2本に分かれています。Sc脈が前縁脈に届いた後で、Rs脈が分岐しています。この3つ目の性質がどうもよく分かりません。たぶん、ヒメガガンボ科だろうとは思うのですが・・・。採集すればよかった・・・。



これは先ほども出てきたクロツヤニセケバエ



だいぶ太ったノミバエです。中脚脛節の中ほどに刺毛が2本出ているので、ノミバエ亜科だろうと思います。ノミバエは日本産の既知種が10%に満たないので、たとえ採集しても種まではなかなか分からないだろうと思います。





これはハマダラハルカ



最後もタマバエです。これは前にも見ているのですが、まだ亜科も分かっていません。さぁ、残りはオドリバエです。これは次回。


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