中国大陸や香港などで独自の言語や文化を持つ漢民族の一支流である、客家(ハッカ)の伝統ゲームが客家牌です。
遊び方はいくつかありますが、六虎はトリックテイキングゲームになります。そのサマリです。
打天九のように1枚打ち出しと複数枚打ち出しがあり、それらに勝てる場合のみ表で出し、そうでない場合は同枚数を裏面で出すところも打天九同様です。
ルールは双天至尊堂の冊子「香港の民間ゲーム」を参照しています。英語ですがPagatにも六虎のルールがあります。
中国大陸や香港などで独自の言語や文化を持つ漢民族の一支流である、客家(ハッカ)の伝統ゲームが客家牌です。
遊び方はいくつかありますが、六虎はトリックテイキングゲームになります。そのサマリです。
打天九のように1枚打ち出しと複数枚打ち出しがあり、それらに勝てる場合のみ表で出し、そうでない場合は同枚数を裏面で出すところも打天九同様です。
ルールは双天至尊堂の冊子「香港の民間ゲーム」を参照しています。英語ですがPagatにも六虎のルールがあります。
鉄道ゲーム「18Mag」の日本語ルールです。
「18Mag」はフランシス・トレシャムが「1829」を発表してから多くのデザイナーによって発展してきた鉄道ゲームシステム「18xx」の系譜に連なるゲームです。
ハンガリーを舞台に鉄道会社に投資して経営を行い、最も資産を増やしたプレイヤーが勝ちます。
マイナー会社とメジャー会社が登場しますが、他の18xxではマイナー会社は通常メジャー会社に吸収または合併されるのに対し、このゲームはマイナー会社は最後まで運営を行い、吸収や合併はありません。逆にメジャー会社はマイナー会社にさまざまな便宜を供与する対価が収入になりますが線路を引いたり列車を走らせることはありません。かなり野心的なルールといえます。
<18Mag>
・ゲームデザイン:Leonhard "Lonny" Orgler
・プレイ人数:1~6人
・プレイ時間:2-4時間
デザイナーLonny Orglerの許可のもと翻訳、掲載を行っています。
パッケージアート:by Andreas Timmelmayer
2022年2月14日 20:56追記 Ver.1.1に差し替えました。目次にページ数を入れ、メジャー会社の株価変動の表の間違っていた部分(220フォリント以上で4マス右へ→210フォリント)を修正しました。
中国湖北地方の伝統ゲーム、湖北花牌(上大人牌)を使用した五精花牌のルールとサマリです。
湖北花牌は「上、大、人、化、三、千」といった漢字や漢数字の一文字が書かれたカードで、地方により使用する漢字などが異なるなどいくつかバリエーションがあります。
今回紹介するのは「 上、大、人、可、知、礼、孔、乙、己、化、三、千、七、十、士、八、九、子、二、四、五、六」の22種各5枚、計110枚のカードを使用するもので、その中でもいくつか遊戯方法がありますが、五精花牌というルールになります。
基本的には麻雀のように組み合わせを作っていき、上がった時に組み合わせの種類に応じた点数を得るというゲームですが、例えば四色象棋牌を使用する十胡、沪州大貮といった同系統のゲームが自分の手番にめくったカードを自分の手札に加えることができないのに対し、こちらは麻雀同様カードを1枚ツモって捨てる方式になります。
ルールの記述に当たっては中国語の各種ページを参照しております。
2022.02.07 21:12追記 サマリの胡数一覧の一番下、泛(5枚組)の図が4枚組になっている箇所があったのを修正しました。
中国の伝統ゲーム、十五湖(広東語:サップンウー)のルール日本語訳とサマリです。
十五湖は天九牌同様一から六の目が2種類描かれたカード21種各4枚、計84枚からなるカードのセットで、花札のように同種札を合わせて取るゲームなどさまざまなゲームの種類があるようですが、今回紹介するのは大富豪系の遊び方です。多くの大富豪のように手札を無くすことが目的ではなく、一定数(15枚以上)の勝ち札を得ることが目的です。カードのランクが打天九と大部分同じで文武混合の出し方もあります。
ルールは基本的にPagat掲載のものの日本語訳で、適宜その他の資料からの補足、および打天九を知っている人が陥りやすい箇所について補足しています。
中国貴州出身の方から聞き、実際に遊んでみた麻将のルールをまとめてみました。
あくまでそのグループ(家庭、地域)でのルールであり、貴州での標準的なルール(そういうものがあるのかも不明ですが)というわけではないことをお断りしておきます。
2021年1月12日 23:30 Ver1.1にアップデート。細かい記述の追加。
2021年5月 4日 21:25 Ver1.2にアップデート。3点訂正および詳細化。
2022年2月11日 16:22 八筒も固定ドラになる現在のルールをVer.2.0としてアップロード。一索のみが固定ドラの従来のルールも細かく修正。
ルールを読むに当たっては日本の麻雀について一通りの知識があることを前提としています。
日本の麻雀と大きく異なる点は、
などです。
作成に当たり、各方面から多大なる協力をいただきました。感謝します。
また直接の参考文献ではありませんが、大阪商業大学アミューズメント産業研究所研究員である青野滋氏の四川血戦麻将のルールを記した文章は文章の簡潔さ、明快さ、わかりやすい構成を大いに参考にさせていただきました。この明快さに少しでも近づいていければと思います。四川血戦麻将のルールも面白いのでぜひご一読願います。