Splotter社より出版されていた「ウル:1830BC」の日本語ルールです。
ウル:1830BC日本語ルール(PDF)
ウル:1830BCは18xxファミリーの一作に位置づけられるタイトルです。
ただし鉄道ゲームではなく、紀元前1800年代のメソポタミア都市国家群を舞台に、
土地に投資し、水道施設を設置して土地を灌漑することで収益を得るというゲームです。
鉄道ゲームの株価に相当するものが土地の価格で、土地の価格はどの国家に属する土地かに関係なく、土地の種類(丘陵、森林等)ごとに価格が決まるものなので、利益構造がなかなかに一筋縄ではいきません。
過去2回ほどプレイしていますが、実はルールを間違っていたため、ぜひ再挑戦したいゲームのひとつです。
<ウル:1830BC>
ゲームデザイン:Jeroen Doumen、Joris Wiersinga
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:180分
カードゲーム「コズミックアイデックス(コズミックエイデックス)」で使用する、
コズミックキャラクターの能力を書いたカードと、
切札表示や特定のキャラクター使用時に便利なカード、カードランクや得点などのサマリです。
コズミックキャラクター(PDF)
コズミックアイデックスサマリ(PDF)
コズミックアイデックスは、スイスの伝統的なトリックテイキングゲーム「ヤス」をベースに、36枚のカードそれぞれにコズミックキャラクターと呼ばれる特殊能力を割り当てたものです。
こう聞くとやたら複雑そうに思えますが、実際にはゲーム開始時にプレイヤー3人がそれぞれ1枚ずつカードを引き、それがゲームの間中ずっとそのプレイヤーの特殊能力となります。
すなわち1回のゲームでは、3人分の能力だけ分かれば事足りるわけです。
コズミックキャラクターのカード(と、その他のカード)はカタンの資源カードサイズです。
切札表示カードは、この上に小さなコマなどを置いて切札(あるいはノートランプ)をディール中表示するためのものです。
選ばれた特殊能力の組み合わせ次第でいろいろ悲喜こもごもな状況が発生するのがこのゲームの面白さです。トリックテイクが好きな方には一度は遊んで欲しいゲームです。
<コズミックアイデックス>
ゲームデザイン:Urs Hostettler
プレイ人数:3人
プレイ時間:60分
All Aboard Gamesより発売中の鉄道ゲーム「1822」の日本語ルールです。
「1822」日本語ルール(PDF)
「1822」はフランシス・トレシャムが「1829」を発表してから多くのデザイナーによって発展してきた鉄道ゲームシステム「18xx」の系譜に連なるゲームです。
グレートブリテン島を舞台に鉄道会社に投資して経営を行い、最も資産を増やした人が勝ちます。
プライベート会社18社、マイナー会社24社、メジャー会社10社というなかなかに規模の大きいゲームです。
<1822>
・ゲームデザイン:Simon Cutforth
・プレイ人数:3~7人
・プレイ時間:5~7時間
※この日本語訳は、完全訳ではありません。「18xx」ファミリーをプレイしたことがあるという前提で書かれています。