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風地蔵徒然日記

ギャラリーカフェ風地蔵の毎日を
お届けいたします。

風間 杜夫 ひとり芝居

2007年05月16日 08時44分51秒 | 舞台・お芝居
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蒲田行進曲  銭形平次  スチュワーデス物語でおなじみの
風間杜夫さんが初の大垣へきます!

なぜか、その企画実行委員になってしまってる私です。


前日には、実行委員の特権、風間さんと、お食事会でーーす。(ミーハーな私)


私より、ちょっと上の年代に人気かな?

最近は、TVでなく、舞台に凝ってるという風間さん。

NY公演では、大盛況だったらしいですよ。この舞台。



風間杜夫 ひとり芝居三部作

2007年6月12日(火)18時00開場 18時30分開演
大垣市民会館 大ホール
S席 3800円    A席 3300円
全席指定  チケット先 風地蔵  0584-73-0052


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第一部:カラオケマン 第二部:旅の空 第三部:一人
平成15年度文化庁芸術祭賞大賞受賞・読売演劇大賞最優秀男優賞受賞
団塊の世代を代表して、万感の思いを込めて、演じます、歌います、ハジケます。

作・演出 水谷龍二


第一部:カラオケマン
 ひとつ人より歌が好き ふたつ普段はサラリーマン みっつ皆のためならば 夜通し歌うよカラオケマン

第二部:旅の空
 ある日、突然記憶喪失に陥った中年男に、いったい、何が・・・。おじさんのちょっとさみしい男のポエム。

第三部:一人
 少年時代の楽しかったこと、好きだったことを頼りに、第二の人生を歩みだす。少年の心を持ち続けるおじさんは頑張るのだった。



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みなさんは 風間 杜夫さんを、知っていますか??

オセロー 最高でした!!

2007年03月26日 08時51分57秒 | 舞台・お芝居
大垣では、りおんがインフルエンザだったので、観れなかった

オセローをきのう、稲沢の演劇鑑賞会に観に行った。

大垣演劇鑑賞会の、事務局や、役員も一緒に乗り合わせていった。


このトラックは、去年の9月から、全国を舞台で回ってきたトラックだ。

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大垣でであった、平 岳大(平 幹二郎の息子)は、やはり、かっこよかった。

フラメンコなんて、かっこよすぎ。

りおんは、お父さん演じる、主役のオセローより悪役の息子を、応援していたくらい。


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帰りに、このトラックの前に、タクシーが着いていた。

大垣の、事務局長と一緒にいたので、平幹ワールドの、関係者が、

声をかけられる。

「もうすぐ、出てきますよ。」

と、言われるので、待っていた。


じゃ、ジャーーン。(写真は撮らなかったが)

息子君と、お父さんと、このタクシーにのっていった。

りおんが、「平 岳大こわーーい」というから、

「今日は、こうして待ってるから、かっこつけとるだけで、

この前、大垣では、「おつかれさまでしたーー」って、

向うから、笑顔で声かけてくれたよ。」

と説明。

「そうそう、大垣では、岳大さんも、高熱だったのに、

頑張ってたんだよー」と。


お父さんの、平幹二郎は、さすがの貫禄。テレビで見る、あのまんま。

笑顔で、深深と頭を下げてくださった。


しかし、オセローの舞台上で、わたしは、

どう見ても、「北大路欣也」にしか見えなかった。(笑)


オセロー、シェイクスピアの舞台は、すごい。

愛憎劇、人間模様。

今回の舞台は、シェイクスピアの中に、入り込んだ。

役者さんは、充分に魅了させてくれた。


りおんは、客がひいてしまってからも、ひとり、客席に残り、

アンケートを書いていた。



「ちょっとエロい ところもあるけど、オセローが嫉妬しているのを見て、

平 岳大!オセローをもっと嫉妬させろ!と、いいたいくらい、

ちょっとうきうきします。

でも、オセローもかわいそうです。

やっぱり「シェイクスピア」が作ったので、最後は

「ロミオとジュリエット」に似ていました。

今日の、「オセロー」はとても良かったです。

本当は、大垣のスイトピアセンターで、見るつもりでしたが・・・

平 岳大さんと一緒で、インフルエンザでした。

平 岳大さんも インフルエンザの中!!よく頑張りましたね。

今日は、治っていたみたいでよかったです。

またいつか、お会いしたいです。」


ふつうの人は、主役の味方をするのに、

悪役の方が、かっこよかったから、応援したと言う、

りおんに笑えます。



お芝居「きょうの雨 あしたの風」 俳優座

2006年11月16日 09時43分16秒 | 舞台・お芝居
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きのうは、演劇鑑賞会の例会  つまりお芝居を見る日だった。
皆さんの町にもありますよ。きっと

感動をともにした人間どうしは
「差別をしない」「憎しみあわない」「戦争をしない」
んだそうです。

テレビでも映画でもなく
生の舞台は  生き物です。
同じじゃないからおもしろい。

観客と一緒に盛り上がっていくんですね。
入会金3000円で、月の会費が3000円。
だいたい2ヶ月に1回、お芝居が観れます。

ただ観るだけでなく、舞台裏がみれる「バックステージツアー」
があったり、役者さんを目の前にロビー交流会をして話せたり、
駅までお迎えに行ったり、楽屋へ小屋食を運んだり
、舞台を作るのを手伝う、搬出搬入をしたり、かなり接近できるんですよ。

だいたい一番前に座ってうっとり見つめていると
握手をして声までかけてもらえます。

子どもの入会は基本的に中学生以上なので
唯一小学生のりおんなんて
役者さんからみれば、真新しくって
声が必ずかかるんです。

これまでに、テレビに出てる有名どころで

奈良岡朋子さん。
仲代達也さん。
音無美紀子さん。
竹下景子さん。
阿部百合子さん。
里村孝雄さん。
佐々木愛さん。
加藤健一さん。

鑑賞会じゃなかったかもだけど

「北の国から」の監督の
倉本聡さん。
「転校生」の監督の
大林宣彦さん。

などなど・・。
りおんにとったらどれも知らない人なんだけど
そのあと、その人たちには思いいれもできて
出てる映画やドラマはチェックしたり。
話したことある!握手してもらった!となると
感情移入しやすいんですよね。

長くなりましたが、きのうは
「きょうの雨、あしたの風」
藤沢周平さんの作品で時代劇の舞台。

めちゃめちゃおもしろかったです。
りおんのアンケートを見せてもらったら
「これまで観たお芝居の中で きょうのお芝居は
すべての役者さんの演技が上手だった。
ちょっとエッチなところもあったけど
私も役者になりたいので、見習うところがいっぱいでした。
また、違う作品をみてみたいです。」

なんてことが書かれていた。

「役者になりたい」なんて、将来の夢だったっけ??
と笑ってしまいます。


思わずTシャツまで買ってしまいました。笑

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皆さんも、地元で地域のお友達と
いっしょにお芝居みませんか。

平和のために。笑。

「GO」 東京芸術座 学校公演を観て

2006年11月11日 10時52分23秒 | 舞台・お芝居
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写真は、窪塚くん出演のGO!です。
みられましたか?
窪塚くんふんする杉原のセリフすべてが
「そうだそうだ」とうなづけるものばかりでした。

こんかい、東京芸術座の舞台「GO!」を、きのう観にいきました。
大垣の高校の、学校公演でした。
この作品の初演を、名古屋の学校公演に観にいったのが
いつだったか・・・
同じ作品を、時を経て、2回目観るわけです。

初演の「GO」を見せてもらった後、
製作の田口さんと言う方がいらっしゃって、感想を聴かれました。
私は、この窪塚くんのGOを前日ビデオで見て、感動した足で
観にいったから、比べるわけですよ。

出だしのセリフや、興奮してきた時のセリフが
聴こえなかった、聞きづらかったのが残念だったこと、
もっと、魂が燃える、爆発するようなような、
セリフにもある、叫びの聴こえる演技をしてほしかったこと、
遠慮がちに見えたことをいったような気がします。

今回、杉原と親友ジョンイルを演じる二人は
GOのなかの登場人物二人と、まったく同じ、日本で生まれ、日本で育ったのに
外国人登録証を持ってなければならない人だと聞きました。
「だから、セリフはすべて、魂の声なんですよ。
初演から、数ヶ月たった、彼らの演技をもう一度観てほしい。」
熱く語られる、田口さんのお誘いで、2度目の講演を観にいったわけです。

実はその前日 私は、10年分くらいの重き出来事が襲い掛かり、
まったく眠ってなくって、きのうの舞台当日が
観にいけるかどうかも、わからない状況でした。

それでも、幸せなことに昇る朝日を観れました。
新しい朝が、長い夜を越えてやってきました。

自分の中で心の安心をしっかり抱きしめたのが
お昼の12時。
1時の公演に、間に合います。
とても、お芝居を観にいく状況ではないのだけれど、
「田口さんと約束をしたから」その一心で会場へ向かいました。


会場には、バスや自転車で続々子どもたちがやってきています。
駐車場に立つ、スーツ姿の高校教師たち。
その中の一人が、目に飛び込んできます。
どろんこ(学童)の、先生をしてた、子どもたちに人気の
「ちょんま(その頃長髪で髪を束ねてたため、ちょんまげから来た名前)」
と呼ばれてた若い男の先生です。
(そうか・・・。ここの学校の先生になったんだっけ。)
笑顔で、手を振られます。
窓をあけて、「今日は、ここに観にきたの。」と声をかけました。

さあ、会場入りです。
初演の学校公演は男子校でしたが、今回は共学です。
1年生から3年生まで会場中が若さのエネルギーに満ちあふれています。
それだけでも、子どもたちの反応が楽しみです!!

前回の名古屋の進学校は、上演中もケイタイをパカパカあけて、
光らせてた子どもたちも数人いました。
今回の学校は、厳しく観る人の上演マナーの注意がなされました。

ちょんまが、座ってる席へ、声をかけにきてくれます。
そんなことよりも、どろんこの先生が、
この高校で生徒会長をしてたじぶんの母校の先生に
なって、スーツを着てる姿のほうが、眩しく見えます。
みると、ここの先生は、全員スーツなのです。
そんなはなしをすると、
へへへと、髪をかきながら照れ笑いをするちょんまは
生徒の中に入っていきました。


さあ、校長、現生徒会長の
「この演劇から偏見や差別、社会的な問題を考えてください」といった、
学校公演ならではの挨拶も終わり開演ブザーが鳴り渡ります。
いよいよはじまります。

心の中で「すぎはら!がんばれ!!」とエールを送りながら。

セリフが、はっきりと一番後ろの席に座った私のところまで
通ってきます。
心配することもなく会場中、前回とは違い、すでに引き込まれていってます。

わたしも、はじまってしまってからは、演技にではなく、
ストーリーの展開もイメージも、ますます膨らみながら
入り込んでいっていました。

映画でも、前回の初演でも気がつかなかったシーンや、
それぞれの役どころの思いが
今回は、ずんずんわかります。

特に、ディア・ピョンヤンをみたり、考えたり、会議でも
自分の言葉で話をしたことなので、
これまであまり残らなかった、北に帰ったお父さんの弟が
死んだ知らせのシーンなんかのお父さんの気持ちが
今回は痛いほどわかります。

その上での、すぎはらから見た、差別と偏見の渦中に苦しんできた
3世からの、1世2世への腹立たしさのセリフ。
おじいちゃんお父さんの世代の出来事を、
考えたら、見てきた杉原自身にとって
そんな軽いもんではないことは、家族として
私なんかが想像出来ない程、実感してるであろうに
はき捨てなければならない、せつなさ。

北へ帰ったおじさんの、現実の死を目の当たりにして、
国から国へと選択して生き抜いていかなければならなかった
、誰が決めたであろう、自分たちの性。

アボジたちが、差別と、権力と闘わなかったからだと、
はき捨てる彼の心中。

自分の身もまた、常に死と隣りあわせだと
感じて生きてこなければならなかった
世の中の矛盾に対しての怒りの言葉なのだろう。

日本人といわれる人の、果たして何人が
こんな思いをして生きているだろうか?

すぎはらの「魂の叫び」が今回は
数々のセリフとシーンを通して
私の中にどんどん突き刺さってきた。

おまわりさんのシーンはいつ見てもほっとする場面だけど、
今回始めてその意味がわかった。
ここでは、立場の違う、年の近い二人だけど
、平等の関係だからなのだと。

肩の力が抜けて、敵ではないと思える
すぎはらの心が解放されている。

生き抜くために、常に周りの敵を意識する術。
私自身、とても似たようなところがある。
あの目を持つひとりだろう。

私もいつか、国境を消したいと心から思う。


きのうはとっても、深く深く伝わった舞台でした。
たくさんの人が、他人事ではなく、
自分のこととして考えられることが
国境線が消えていくことだと思います。

そう思うと、ほんと すばらしい仕事ですね!

この前、誰かが言ってましたが、
「感動をともにしたもの同士は争いをしない」そうです。
学校と言う、集団や、子ども、おやこ劇場、演劇鑑賞会などの
「顔の見える集団」で、舞台をすることの意味が
とても大切なのだと思います。

最後のピースをみんなで受けとれたこと うれしかったです。


(ウメコ婆ちゃんの笑いはどこにいっても すごいですね。
存在感。楽屋でちょこっと話せて嬉しかったです。)

紙屋町さくらホテル

2006年11月09日 11時02分29秒 | 舞台・お芝居
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演劇鑑賞会というところにはいって1年半。
次回の例会「紙屋町さくらホテル」のサークル会。
ポスター貼ったり、会報作ったり、
シール張りをして準備してます。

会員500名分のスタンプ押しをしながら、
こんな作業は向いてないなとつくづく感じる。

雑な性格がスタンプ押しに出てしまいます。笑

それでも、みんなで老若男女いろんなひとたちと
搬出、搬入、送迎なんでもやる。 手づくりの鑑賞会は楽しいです。

あしたは、東京芸術座の「GO!」を観にいきます。

私は2回目。
1回目は初演を見ました。
役者さんたちの成長を、明日この眼で見てきます。

いつも思うんだけど、演劇は人づくり。
感動は役者の人となりにある。
人が感動をさせるんです。

えらそうにいってみました。