
「中秋の名月」と「仲秋の名月」、どちらもちゅうしゅうのめいげつと読みます。仲秋のほうは旧暦8月を表し、旧暦9月中の名月という意味なので、今日月見をしても仲秋の名月は見られます。一方中秋の名月は旧暦8月15日に見られる月なので、今年の中秋の名月を見逃した方はもう見られないってことになります。
平安時代の貴族はお花見同様お月見をよく行ったようですが、船に乗って川面や湖面に浮かんだ月を間接的に眺めるのが慣わしだったようです。そして現代にも伝わる日本の伝統的なお月見の風習といえば、すすきとともに団子、お萩、里芋、枝豆、栗、酒などを供えて月を眺めることのようですね。
ところで、団子やお酒を供えるのはなんとなくわかる気がするのですが、何故すすきを飾るのでしょう?お供えの植物ならもっときれいなものもあるように思えるのですが。
調べてみたところいろいろな言い伝えがありました、すすきは大変丈夫で切り口が鋭いため魔よけになること。月見で供えたすすきを軒下につるすとその年は屋根が傷まないという言い伝え。供えた後のすすきを田んぼに挿す風習もあったなどようです。すすきのようにイネも丈夫に育つようにとの事みたいです。
すすきは秋の七草のひとつにもあげられ、動物の尻尾に似ていることから別名を尾花(おばな)と言います。素敵な名前ですね。
ハーバルセラピストとしては何かしら薬効があるのではないかと気になりましたが、残念ながら人間が食して栄養や薬効を得ることはないようです。ただ茅葺屋根の材料でもあり家畜の餌でもあったので、日本人にとってはやはり身近な植物だといえます。
すすきをはじめ秋の七草は春の七草のようにお粥に入れて食べるといったことはなく、もっぱら鑑賞の対象みたいです。また近いうちに秋の七草について書いてみたいとおもいます。


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平安時代の貴族はお花見同様お月見をよく行ったようですが、船に乗って川面や湖面に浮かんだ月を間接的に眺めるのが慣わしだったようです。そして現代にも伝わる日本の伝統的なお月見の風習といえば、すすきとともに団子、お萩、里芋、枝豆、栗、酒などを供えて月を眺めることのようですね。
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すすきは秋の七草のひとつにもあげられ、動物の尻尾に似ていることから別名を尾花(おばな)と言います。素敵な名前ですね。
ハーバルセラピストとしては何かしら薬効があるのではないかと気になりましたが、残念ながら人間が食して栄養や薬効を得ることはないようです。ただ茅葺屋根の材料でもあり家畜の餌でもあったので、日本人にとってはやはり身近な植物だといえます。
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