初夏のボーダーを彩る、アスチルベが咲いてきました。ユキノシタ科の植物で、東アジアと北米東部に隔離分布する植物です。日本には6種が分布し、この写真のアスチルベは、日本産のアワモリショウマ、チダケサシに中国産のオオチダケサシを交配した、アレンジー種(Astilbe × arendsii)と思われます。
ボーダーにはこの花がたいへん似合います。ライオンロックと呼ばれているものだと思いますが、由来のはっきりしないものです。多分、タツタナデシコ(Dianthus plumarius)が関係してるものと思われます。
これもロックガーデンでの様子です。白い花はニーレンベルギアです。ギンパイソウ(銀杯草)ともいい、花冠が杯状になるのが特徴のナス科の植物です。本属は南米アルゼンチンに種が多く、カリブラコア同様、小低木となります。