新潟県長岡市にある国営越後丘陵公園のイングリッシュガーデンにブルネラ’ジャックフロスト’が下草として植栽されていました。ムラサキ科の植物で、ご覧のように同じ科に属するワスレナグサに似た花をつけます。銀色の葉に緑色の葉脈が映え、すばらしい葉です。東ヨーロッパをふるさととする植物ですので、高温多湿を嫌います。水はけのよい半日陰の夏涼しい場所が適します。
これもイランでのことですが、奇妙な植物に出会いました。エミニウム・アルベルティというサトイモ科の植物です。本属は東地中海沿岸から西アジアにかけて、8種が分布する植物です。本種アルベルティにはご覧のような赤茶色い仏炎包があり、植物体には毒性があるそうです。
岐阜県可児市内、木曽川に面した鳩吹山の北斜面にはカタクリの大群落があります。そろそろ花が咲き出したのではと思い、晴天のおだやかな日でしたので、出かけてみました。ちょうど花が咲き出した頃でした。花弁の開平しているものは少ないですが、もうすぐそこまでという状況でした。ユリ科の植物で、昔、りん茎からとられたデンプンの粉が片栗(カタクリ)粉になります。落葉樹の林床、冬から春に明るい陽のさすところに自生します。開花、結実後には樹木の葉が展開し、夏には林床が木陰になるような落葉樹林が適しています。この群落は落葉樹の枝打ち、下草刈りとよく管理、保護されており、その株数、約10万株にもなり、見事な群落です。
構内いたるところに植栽されているクリスマスローズ属の花が咲いています。写真の個体は多分、レンテンローズ(Helleborus orientalis)をもとに他種との交雑により育成された品種だと思われます。ちなみにクリスマスローズの名前で呼ばれる種は、Helleborus nigerになります。