ポエム：おびえていた私

きっと
いつかは　嵐の中で

あなたと
別れる時が来ると　

私は
思ってしまっていた

いつも
嵐が来ないでと
祈り続けた

私は
あなたの傍で
いつも
おびえていた

私が　
おびえていた事で
私が　
考え過ぎていた事で
嵐を
招き入れてしまった

私が
追いかけ過ぎて　
招き入れて
しまったのかもしれない

いつも　
あなたと
分かち合い
いつも
あなたは
暖かい言葉と

綺麗な言葉と
優しい笑顔を
見せていてくれたのに

私は
おびえる
必要はなかった

「いつも、どうしたんだ？」
「うん・・・何でもないよ」


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