2006年10月31日(火)
朝5時半起床。
長年の夢が叶うかどうか…の1日が始まりました。
簡単に朝ご飯を済ませ6時半にコンドを出ました。
外はまだ暗いですが、アリイドライブをランニングやウォーキングしている
人が結構いました。
オーシャンスピリットというダイビングショップのボートでイルカのいる所まで行き
一緒に泳ぐツアーに参加します。
コナの町と空港の間にあるホノコハウハーバーに7時に集合。
迷うのが当たり前の我々ですが、今日は集合時間に遅れては大変!…と、
昨日のうちにこの場所を確認していたのでした。
ハーバーではオーシャンスピリットのユミさんと合流。
日本人です。
ユミさんの話によると10月に起きた地震のせいで、日本からのツアーがキャンセルになり
今日は我々二人だけ!
貸し切りです。
ユミさんから色々な説明を受けているとボートを積んだトレーラーを引っ張って、
船長のロイさんがやってきました。
今日乗る船だ!
7時ちょっと過ぎにハーバーを出航しました。
まず、みんなで(と言っても船には4人だけですが)イルカを探します。
ハワイ島にいるイルカはスピナードルフィンといって、体調は1.5から2mくらい。
あまり大きくありません。
水上にジャンプする時、名前の通りひねりを加えます。
きりもみジャンプですね。
そのイルカを目を凝らし探すのですが、中々見つかりません。
でも太陽も出て来たし、風を切って行くボートの上はこの上なく気持ちが良いです。
結構波がうねっている所もありましたが、酔ってしまう人もいるらしいです。
私は念の為、朝酔い止めの薬を飲んでおきました。
1時間くらい探したでしょうか。
いましたいました!イルカたちが群れで泳いでいます。
コナのホテル群が見えますから、陸からそんなに離れていなのです。
ボートのエンジンを止め、しばらくイルカの行動を観察。
船のすぐ下を通っていったり、わぁ~!と感動です。
イルカとの遭遇率は90%くらい。運が悪ければ会えない事もあるわけです。
イルカの海に入る前にユミさんから注意があります。
まず、イルカに触ってはいけない。
手は後ろに組んで泳ぐ。
バシャバシャと水面で波立てない。フィンは水中で動かす。
イルカの正面から泳いで行ってはいけない。斜め後くらいから泳ぐ事。
などなど。人間がされて嫌なことは、イルカにもしないと言う事です。
まずは船長のロイさんと我々二人で海に入りました。
海の透明度にビックリです。
水深10mはあるでしょうか。
下の方にイルカが何頭も泳いでいるのが見えます。
子供イルカもいて、まだ小さいです。
生まれて初めて、こんなに深く青く透き通った海に入りました。
光が水の中を照らし、なんて綺麗な世界なんだろう。
ロイさんが一度ずーっと深く潜って行きました。
水中を見ていると、彼の姿が私の想像を超えてどんどん小さくなっていくので、
ここはすごく深いのだという事が確認できたのでした。
ここは辰巳のダイビングプールじゃないんだあ!!
でも透明度はプールみたい…。
横切って行くイルカ。
あちらもこちらを観察しているのでしょうね。
今日の人間の泳ぎはどうかな…とか。
海の中に入るとイルカ達の「クククク…、キキキキ…」という声が聞こえます。
写真を頑張って撮ったのですが、あまりうまく撮れませんでした。
それよりも何よりも、とにかく私は一緒に泳ぐ事に夢中でした。
だから、イルカの写真は少ないです。
最初の集団がスーッと行ってしまい、しばらくすると戻ってきますから
待ちましょうと言う事で、船で待機。
そんなことを何回か繰り返し、最後はもうロイさんは船に上がり夫も船に。
私だけ?!
まあ、いいか。イルカと一緒だし!
と、私一人でイルカと泳ぐ事に。船がイルカと泳ぐ私を追いかけてくれる…という
なんとも贅沢な時間を過ごすことになりました。
3頭のイルカが近づいてきました。
「あ、どうも初めまして。よろしくお願いします…」と
そんな気持ちで泳いでいました。
なんせ、ここは彼らの世界。
お邪魔させていただいているのです。
彼らを驚かせてはいけない。正面に入ってはまずいと思ったので、
彼らが方向転換をする時は私も一緒に方向転換。
なんだかすごーく幸せで、海の中でシュノーケルしながら笑っていたと思います。
その3頭、私を受け入れてくれたのでしょうか。
着かず離れず…と一定の距離をずーっと保ってくれるのです。
スーッと行ってしまわないのです。
こうやって泳ぐんだよ!とでも言いたそうです。
イルカとの距離は常に3mくらいだったかな。
船から見ていた夫によると、本当に私のそばでジャンプしてるイルカがいたと。
↑小さい写真ですがジャンプするイルカです。右側の黒い点はワタクシの頭。
たまに彼らの目を見ることが出来ました。
あちらもこっちを見ていてくれているような、そんな気がしました。
「今、目合いましたね!」
すっかり時間を忘れ3頭と一緒に泳いでいたようです。
気が付くと30分以上一緒にいたのです。
もうすぐ、彼らも休息に入る時間。
イルカは10時くらいから、脳を半分づつ休ませ泳ぎながら眠るのだそうです。
私もそろそろ船に戻ろう…。イルカさんさようなら、ありがとう。。。
私の夢をかなえてくれて。
船に戻った私をロイさんと夫が迎えてくれました。
ロイさんが何か私に向かって言っています。
夫に聞くと「イルカに気に入られた」と言っていると。
そうか、気にって貰えたか…、良かった~。
「だいぶエクササイズしたね!」とも言われました。
そうですそうです、かなりの運動量です。
フィンを付けながら30分以上泳いだのですものね。ヘロヘロでした。
泳いでいるときは全然そんなこと気にしていなかったのですが、
海から上がって改めてへロヘロ度に気が付きました。
充分過ぎるほど一緒に泳げて、満足満足。
なんともいえない満足感でハーバーに戻りました。
その後オーシャンスピリットの事務所に立ち寄った後、コンドに戻りました。
コンドにて昼食。
マッシュルームオムレツ、パン、ロミロミサーモン、ビールで乾杯!
夢が叶った日に乾杯だあ!!!
その後ベットに横になると2時間ほど昼寝をしてしまいました。
幸せな昼寝です。イルカの夢見られるかな…。zzzz。
今日はハロウィンなんだなー。
町に行ってみるか…。もぞもぞと準備をして、夕方は歩いてコナの町に散策に
出かけました。
つづく。
朝5時半起床。
長年の夢が叶うかどうか…の1日が始まりました。
簡単に朝ご飯を済ませ6時半にコンドを出ました。
外はまだ暗いですが、アリイドライブをランニングやウォーキングしている
人が結構いました。
オーシャンスピリットというダイビングショップのボートでイルカのいる所まで行き
一緒に泳ぐツアーに参加します。
コナの町と空港の間にあるホノコハウハーバーに7時に集合。
迷うのが当たり前の我々ですが、今日は集合時間に遅れては大変!…と、
昨日のうちにこの場所を確認していたのでした。
ハーバーではオーシャンスピリットのユミさんと合流。
日本人です。
ユミさんの話によると10月に起きた地震のせいで、日本からのツアーがキャンセルになり
今日は我々二人だけ!
貸し切りです。
ユミさんから色々な説明を受けているとボートを積んだトレーラーを引っ張って、
船長のロイさんがやってきました。
今日乗る船だ!
7時ちょっと過ぎにハーバーを出航しました。
まず、みんなで(と言っても船には4人だけですが)イルカを探します。
ハワイ島にいるイルカはスピナードルフィンといって、体調は1.5から2mくらい。
あまり大きくありません。
水上にジャンプする時、名前の通りひねりを加えます。
きりもみジャンプですね。
そのイルカを目を凝らし探すのですが、中々見つかりません。
でも太陽も出て来たし、風を切って行くボートの上はこの上なく気持ちが良いです。
結構波がうねっている所もありましたが、酔ってしまう人もいるらしいです。
私は念の為、朝酔い止めの薬を飲んでおきました。
1時間くらい探したでしょうか。
いましたいました!イルカたちが群れで泳いでいます。
コナのホテル群が見えますから、陸からそんなに離れていなのです。
ボートのエンジンを止め、しばらくイルカの行動を観察。
船のすぐ下を通っていったり、わぁ~!と感動です。
イルカとの遭遇率は90%くらい。運が悪ければ会えない事もあるわけです。
イルカの海に入る前にユミさんから注意があります。
まず、イルカに触ってはいけない。
手は後ろに組んで泳ぐ。
バシャバシャと水面で波立てない。フィンは水中で動かす。
イルカの正面から泳いで行ってはいけない。斜め後くらいから泳ぐ事。
などなど。人間がされて嫌なことは、イルカにもしないと言う事です。
まずは船長のロイさんと我々二人で海に入りました。
海の透明度にビックリです。
水深10mはあるでしょうか。
下の方にイルカが何頭も泳いでいるのが見えます。
子供イルカもいて、まだ小さいです。
生まれて初めて、こんなに深く青く透き通った海に入りました。
光が水の中を照らし、なんて綺麗な世界なんだろう。
ロイさんが一度ずーっと深く潜って行きました。
水中を見ていると、彼の姿が私の想像を超えてどんどん小さくなっていくので、
ここはすごく深いのだという事が確認できたのでした。
ここは辰巳のダイビングプールじゃないんだあ!!
でも透明度はプールみたい…。
横切って行くイルカ。
あちらもこちらを観察しているのでしょうね。
今日の人間の泳ぎはどうかな…とか。
海の中に入るとイルカ達の「クククク…、キキキキ…」という声が聞こえます。
写真を頑張って撮ったのですが、あまりうまく撮れませんでした。
それよりも何よりも、とにかく私は一緒に泳ぐ事に夢中でした。
だから、イルカの写真は少ないです。
最初の集団がスーッと行ってしまい、しばらくすると戻ってきますから
待ちましょうと言う事で、船で待機。
そんなことを何回か繰り返し、最後はもうロイさんは船に上がり夫も船に。
私だけ?!
まあ、いいか。イルカと一緒だし!
と、私一人でイルカと泳ぐ事に。船がイルカと泳ぐ私を追いかけてくれる…という
なんとも贅沢な時間を過ごすことになりました。
3頭のイルカが近づいてきました。
「あ、どうも初めまして。よろしくお願いします…」と
そんな気持ちで泳いでいました。
なんせ、ここは彼らの世界。
お邪魔させていただいているのです。
彼らを驚かせてはいけない。正面に入ってはまずいと思ったので、
彼らが方向転換をする時は私も一緒に方向転換。
なんだかすごーく幸せで、海の中でシュノーケルしながら笑っていたと思います。
その3頭、私を受け入れてくれたのでしょうか。
着かず離れず…と一定の距離をずーっと保ってくれるのです。
スーッと行ってしまわないのです。
こうやって泳ぐんだよ!とでも言いたそうです。
イルカとの距離は常に3mくらいだったかな。
船から見ていた夫によると、本当に私のそばでジャンプしてるイルカがいたと。
↑小さい写真ですがジャンプするイルカです。右側の黒い点はワタクシの頭。
たまに彼らの目を見ることが出来ました。
あちらもこっちを見ていてくれているような、そんな気がしました。
「今、目合いましたね!」
すっかり時間を忘れ3頭と一緒に泳いでいたようです。
気が付くと30分以上一緒にいたのです。
もうすぐ、彼らも休息に入る時間。
イルカは10時くらいから、脳を半分づつ休ませ泳ぎながら眠るのだそうです。
私もそろそろ船に戻ろう…。イルカさんさようなら、ありがとう。。。
私の夢をかなえてくれて。
船に戻った私をロイさんと夫が迎えてくれました。
ロイさんが何か私に向かって言っています。
夫に聞くと「イルカに気に入られた」と言っていると。
そうか、気にって貰えたか…、良かった~。
「だいぶエクササイズしたね!」とも言われました。
そうですそうです、かなりの運動量です。
フィンを付けながら30分以上泳いだのですものね。ヘロヘロでした。
泳いでいるときは全然そんなこと気にしていなかったのですが、
海から上がって改めてへロヘロ度に気が付きました。
充分過ぎるほど一緒に泳げて、満足満足。
なんともいえない満足感でハーバーに戻りました。
その後オーシャンスピリットの事務所に立ち寄った後、コンドに戻りました。
コンドにて昼食。
マッシュルームオムレツ、パン、ロミロミサーモン、ビールで乾杯!
夢が叶った日に乾杯だあ!!!
その後ベットに横になると2時間ほど昼寝をしてしまいました。
幸せな昼寝です。イルカの夢見られるかな…。zzzz。
今日はハロウィンなんだなー。
町に行ってみるか…。もぞもぞと準備をして、夕方は歩いてコナの町に散策に
出かけました。
つづく。
すてきなお話をよませて頂いて、私まで幸せな気持ちです。
動物は大好きなのですが、こんな風に自然の中で、野生の動物たちとコンタクトをとる事が出来るなんて、ほんとうにうらやましいです!
>すてきなお話をよませて頂いて、私まで幸せな気持ちです。
わお!そう思って頂けて、こちらも嬉しいです。
イルカと泳ぐことはもう何年も前からの夢でした。
コンタクトできたのかなあ。。。
でもあの目は忘れられない目でした。
MAJOさんもいかがですか?
最近なんだか余裕が無くて、今さら拝見しています。
イルカとのスイム。
人目を気にすることもなく、時間を忘れて無心でイルカと戯れることができて、本当によかったです。
すごーく気持ちよかったんだろうなー。
読んでてこっちまで幸せな気分になりましたよ。
もう日本は“冬”に突入ですね。
お互い身体に気をつけて頑張りましょう!
いらっしゃいませ!
はい!念願叶いましたです。
気持ち良かったですよ~。というか不思議な感覚でした。
何処までも青い海でイルカ達と泳げたこと。
今までは海は暗い…(汚い海しか知らなかっただけですが)
という思いがあったのですが、今年の夏くらいから
海で泳ぐことが楽しく、今回のイルカと泳げたことで
海が大好きになりました。
幸せな気分になっていただけて、嬉しいです(^^)
mayuさんも是非イルカと泳いでみませんか?!