サダコの鶴よ、世界に羽ばたけ・・・

ハワイ、パールハーバーに「想い出のサダコ」の佐々木禎子ちゃんの折った鶴が　展示されました



私は、その大事なオープニングセレモニーに　出席させて頂きました

国際平和デーである9月21日　

2歳で広島で被爆し　12歳で白血病で亡くなった　佐々木禎子ちゃんの折り鶴は

日本が奇襲攻撃を仕掛け、第二次大戦のきっかけとなってしまったパールハーバーに

多くの人たちの　温かな想いやりとともに

大切に展示されることになったのです





パシフィック・ブディスト・アカデミーの若者たちの和太鼓で開幕

真珠湾歴史資料館の館長　ダニエル・マルチネスさんのご挨拶

本派本願寺の　エリック　松本さん、カウイラ・クラークさんのお話に続き



佐々木禎子ちゃんのお兄様、雅弘さん、甥子さんの祐滋さんも　壇上に立たれました





また、戦艦アリゾナの帰還兵　ローレン・ブルーナーさんがお話され、平和のメッセージを書いた折り鶴を　佐々木さんご家族にお渡しになりました



92歳というブルーナーさんは、どのような思いでいらしたか…

最後まで　人生と正面から向き合えなかったように見えた今は亡き私の父を思いました

戦争は、人生のエピローグを　大きく変えてしまう事を　改めて実感します


プナホウ学園の　生徒さん達の　文の朗読も　心を打たれました

また、自分のお小遣いを貯金して　禎子ちゃんの鶴の展示のための費用にと寄付した小学生の子も紹介されました



売店には　禎子のコーナーもあり、千羽鶴が飾られていました




和解は　まだ始まったばかりです

68年たっても　まだまだ、世界は　混沌としたものを抱えている…

戦争の後始末は　何と大変なのでしょう…


それでも、心が繋がった人たちは世界を越えて確実に居て　しっかりと　手をつなぎ合っています

許し合い　癒し合う　温かい想いやりを　持って生きている

私も　その中で　同じ感動を共感する一人になりたいと思います



折り鶴よ　羽ばたけ…