安易な大学進学は仕事がなくなる

先日大卒のおよそ1/4が安定した仕事に就けないという記事があった。
その中にこんなコトバがあった。
高卒で就職うらやましい

私は散々言ってるのだが高校進学の時すでに将来の目標と夢を持って選ばなければいけないと。
つまり進学校ではなく工業、商業をはじめとする専門知識を教える学校も充分アリなのだ。
ところがどうだ、親は今でもとりあえず大学まで出とけとか学歴は大事だとかおっしゃる。
違うよ！
目標ですよ目標。
自分は小学校で目標を持ち自分の適正をきちんと知り、中学で明確な形で進路設計をする、これがされてないのは論外で愚かで（以下略）
目標をきちんと持った子は自尊心や向上心をじょじょに身につけいじめなど起こさないし自然を学習をするようになっていくものである。
もう１つはそれぞれにあった学習方法だ。
家庭教師のトライは心理テストによって個人にあった学習法に加え保護者のタイプも調べギャップを気づかせ埋めていくこともしている。
これはいいやり方の１つだと思う。

ところがどうだ。
今の親は子どもが夢を語ると「お前には無理」「大変だけど頑張れるのか？」と否定することがひっじょーに多い。
自分の子どもの夢を踏みにじっちゃいかんですよ！

今でも　進学校　＞　専門的な高校　という安易で間違った考えが多い。
ここで１つ紹介したい調査結果がある。
日本の大企業が出身校を聞かず採用試験をした年がある。
結果従来と同じ難関大学出身ばかりになった。
つまり…
いい大学を出るのではなくいい大学を卒業できる力を持つ人材が優秀
これが結論だと推測される。

つまりは志の高い明確な目標を持った人間は学力に限らず力をつけていくってこと。
その手伝いをするとか、志をもてるように援助するとか、そういうことが大人の仕事なのだ。
例を出すと　保育　＝　援助　であるとされる。
どの子の持つ個性や意志、活動を援助するのが保育なのだ。
いつまでも子どもは親の言いなりではない。
反抗期までにいかに目標と志を持たせられるかが勝負である。
むろん強制しては成果は上がらない。
目標を現実に見える形で感じさせる、これが重要。