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プロジェクト・マネジメントの要諦The Key to Project Management

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ゼロから新たに生みだす。既にあるものを作り替える。
楽しみながら考えていきましょう

人を外す

2018-01-06 | 日記
時にはチームから人を外す必要があります。 アジャイルでは、チームは率先して助け合います。困ったことがあれば、いつでもチームに助けを求められますし、困っているメンバーにはチーム全体の課題として率先して助け船を出します。全ての作業をチーム単位で進めますから、チーム内のコミュニケーションとコラボレーションは盤石でなくてはなりません。 チームでバリューを出すための信頼と尊重マインドがなくてはなりません。 . . . 本文を読む

標準とは

2017-12-31 | 日記
最近会った人との会話で、標準というのは作るものではなく作られるものである、と言われハッとしました。 プロジェクトのガバナンスも、アジャイルで使うツールも標準を決めてそれに従わせるのではなく、誰かが使い始めて、それがよいものであれば自然と広まっていく。結果、それが標準になるのである、ということでした。 ベストプラクティスをふりかざして、よいものを決めてそれに従うようにガバナンス化することがもはや古い . . . 本文を読む

青サン

2017-12-31 | 日記
年末に青いサングラスを新調しました。濃度50%なので、暗くなりすぎず、夜間のドライブでも使えます。夕方から夜間にかけてロングドライブ時に眼鏡を変えることができず、通常のサングラスのままだと真っ暗になってしまうんですよね。ルックスはともかく気分はアイアンマンのロバート・ダウニー・ジュニアです。 嬉しいサプライズは、曇った日でも20%明るくみえること。どんより曇った日も青空になります! 本当は曇って . . . 本文を読む

ウォーターフォールは直線番長

2017-12-30 | 日記
ウォーターフォールは直線番長です。 遥か地平線まで続く一直線のハイウェイ。見通しはすこぶる良好で、対向車もありません。世の中に自分しかいないようなハイウェイ。大好きな音楽を聴きながらぶっ飛ばせます。 一方、霧が強く5メートル先も見通せないような山道。ハイビームにして、コーナーで減速しながら慎重に車を走らせます。路面も濡れています。ハンドルから路面の凹凸を感じ取りながら、目を見開いて、音楽を止めて . . . 本文を読む

モスクワ

2017-12-09 | 日記
モスクワ分析をご存じでしょうか? 要求の優先順位付けに使われる手法です。主にハイレベルな要件に使われます。 プロジェクトでは、最終成果物や上位の構成成果物の優先順位付けに使われます。プリンスではプロジェクト成果物記述書に記載される項目で、スコープベースラインを形成します。 モスクワは、英語でMoSCoWとなり、以下の略になります。  Must have(なくてはならないもの。ないとプロジェクトと . . . 本文を読む

5倍速で考える

2017-12-09 | 日記
8割の価値をもたらす2割の機能をどう特定するか?  時間軸を5分の1にして考える方法があります。 1年が12ヶ月ではなく、2ヶ月だとしたら、今月と来月、何をしますか? 1ヶ月が4週間でなく、1週間だとしたら、来週、何をしますか? 1週間が5営業日ではなく、1営業日だとしたら、月曜日の朝9時、何をしますか? 1週間の中で一番重要な仕事を月曜日に持ってくるはずです。 あれこれ、したいこと(want . . . 本文を読む

極力つくらない

2017-12-09 | 日記
アジャイルやらウォーターフォールやら、つくり方の話をしておきながら、おかしな事を言いますが、つくらないのが一番です。 開発すると、保守せねばなりません。作ったら、その後手間暇かけてメンテナンスしなくてはなりません。プロジェクトの成果物は完成品ですが、現場では仕掛り品です。その後、エンハンスをかけたりバージョンアップして進化させていかなくてはなりません。 パレートの原則を思い出してください。 2割 . . . 本文を読む

Prince2 Agile – 要求

2017-12-08 | 日記
アジャイル版プリンスでは、要求を粒の大きさにより2段階に分けて考えます。 粒の大きいものをハイレベル要求。粒の小さいものを詳細レベル要求とします。 ハイレベル要求はプロジェクト成果物記述書(Project Product Description)に記されるもので、ベースラインを形成します。 詳細レベル要求はユーザーストーリー形式で表現され、プロダクト・バックログ項目を構成します。 ハイレベル要求は . . . 本文を読む

Prince2 Agile – アジロメーター

2017-12-08 | 日記
プロジェクトをアジャイル方式で進めるにあたり、母体となる組織がどれだけアジャイル・フレンドリーであるかを、アジロメーターを使って評価します。 評価軸は6つで、5段階で評価します(1~5で、5が最も好ましい)。 1. Flexibility on what is delivered 2. Level of collaboration 3. Ease of communication 4. Abili . . . 本文を読む

Prince2 Agile – 役割責任

2017-12-08 | 日記
プリンス定番の役割に加え、デリバリー階層で新たに5つの役割を定義しています。 プリンス・プロジェクトで登場するおなじみの役割: 1. エグゼクティブ 2. シニアユーザー 3. シニアサプライヤー 4. プロジェクトマネージャー 5. チームマネージャー 6. 変更許可委員 7. プロジェクト保証 8. プロジェクト支援 英語も書いておきます。 1. Executive 2. Senior Us . . . 本文を読む