定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その15(メキシコ・マンサニージョ、マーケット、教会)

2024年01月14日 | 思い出の旅行

第24日目 マンサニージョ湾埠頭着岸 ホノルル出航11日目 9月14日(木)時差9時間
 6時、遠くに灯りが点々と見えたのでデッキに出る、どんな港か不安と期待が混じり合う。日向はかなり暑い、日差しが厳しく(日本では体験できない)感じる、日陰は暑さが優しいので何とかなりそう。7時、朝食を済ませ自由行動の準備をする。9時、部屋の掃除で追い出され止むを得ず14階でお茶をする。
 川柳?部屋掃乗客は船内放浪す
 10時過ぎ船内放送があり全員に上陸許可が出たとのこと、5階へ出て4階から下船。埠頭では歓迎のダンスが迎えてくれた。ただダンスをしている高齢の女性は皆、楽しそうでない。埠頭を出るとテント張りのお土産屋さんが並んでいる。派手な模様の焼物、織物、革、銀のアクセサリー、竹細工まであった。
 厳しい(刺すような日差し)中、歩いて埠頭を抜け、有名な巨大なカジキマグロのモニュメントへ出る。当然そこで記念写真を撮り広場を抜けて教会へ向かう。暑いので聖堂で涼む。エアコンは無いが聖堂内は涼しく、ピースボートの客も見える。教会の裏から商店街の通りに出る。通りは客で賑わっている、ピースボートの客も目立つ、生活必需品や飲食店そして屋台が並ぶ下町と言った雰囲気。数人若い乞食もいた。子供の声で2階にある保育園に気づく。
 歩道は狭く歩きにくい、小さなスーパーを発見、中に入ったが土産に良い商品は見つからなかった。ただ、部屋で飲むためのビール2本はしっかり買った。左折し、商店街を進むとまた、教会を発見、早速入る。ここの教会も大きい、ハワイと違って装飾はいたってシンプル、壁に大きな十字架とイエス像、上部に小さなステンドグラス。小聖堂(告解室?)もあり時折地元の信者が祈りに来る。カミさんものぞいていた。入口の上に「El maestro esta a qui y te Uama 」[jn.11.28] *主はおられ,あなたを愛しています。ヨハネ11.28  と書いてあった。
 別棟にあるトイレを発見したので入る。小便器1個と大便器2個、片方には便座が無い。教えられたようにトイレットペーパーは無く、拭いた紙はゴミ箱に入っていた。水洗で水はちゃんと出る。カミさんにも教える、なかなか出てこないので様子を伺ったら消毒綿で便器を拭いていたとのこと。外の机の上に小分けしたトイレットパーパーと洗面器が置いてあり、紙にスペイン語で何か書いてあったが読めなかったが5ペソは分かった。お金を入れようとしたらおばさんが来て「いらない」と素振りで示した。おばさんは教会の前で教会グッズと花を売っていた。もしかしたら教会のトイレも担当しているのかも知れない。トイレットペーパー代が5ペソだったようだ。
 教会を出ると大きな建物が見えたので入ってみると3階建の市場だった。屋上は駐車場、と飲食店などの店舗、1階には野菜、果物、肉、魚、雑貨、衣類、食品(豆、スパイス)、パンなど小さな店がぎっしり詰め込まれている。見るだけでも楽しい、店員は愛想が良く、買わない観光客の我々にも「よく来た!」とばかりにっこりしてくれているように思えた。魚やでは巨大な魚を持ち上げて見せてくれたし肉屋では「何だろう?」と見ていた私のために牛の頭だと分かりようにしてくれた。カミさんはピースボートのパンはまずいのでパンを4種類買う。 
 市場の前に探していたスーパーがあったので入って土産用のチコレート、テキーラを探す、スペイン語なので確証が得られない。カミさんは洗剤も探す、幸運にもスペイン語が分かる台湾のおばさん(ピースボートのお客)に助けられ洗剤は見つかったが量が多いので「私のを分けて上げる」と言われ購入を止めた。チョコレートは小さいサイズがないことと外気温が気になるので諦めることになった。テキーラもサイズが大きく、割れる心配もあって辞めた。結局、買ったのはアイス2個。
 帰りも教会に寄って涼む、何とか波止場までたどり着き、お土産用に小さな焼物3点10ドルを購入して船内に入る、冷房が効いていて嬉しい。15時、部屋に戻り、大汗をかいたのでシャワーを浴び、洗濯をする。気持ちいい!お腹がすいたので14階で買ったパンを持参し、遅い昼食をとる、パンが美味しい、ピースボートのとは全く違う。
 16時、部屋に帰り、買った「JACK DANIEL`S Jennessee WHISKEY GINGER」を氷に注いで飲む、冷えて炭酸も効いて美味い、ジンジャーの味も気にならない、全く異なる飲み物。
記録とマンサニージョ湾の風景をスケッチ。
 20時、お腹が空いたので14階で夕食、私はラーメンとサラダ、果物。
 21時、出港風景を眺める、もう来ることはないと思う。社会インフラも不十分で、お粗末な住宅が多いし、歩道も狭く歩き難い、ゴミゴミした汚い街だが人は多く活気がある。
 パシフィック・ワールド号は予定通りマンサニージョ港を出港しガテマラ、プエルトケッツアル港目指して快調に運航中である。


 

配布される寄港地情報(表裏)
 

マンサニージョ港(メキシコ)
 
パシフィック・ワールド号
 
歓迎の踊り
 
カジキマグロのモニュメント、大きい!
 
奥左にパシフィック・ワールド号が見える
 
 
港近くの教会、風通りが良く涼しい。
 
教会を裏から出ると裏通りに出る
 
街中の教会、明るく涼しい。
 
小聖堂(告解室?)
 
教会のトイレ、意外と綺麗だった、使ったペーパーは左の箱に入れる。
 
小便器
 
1メキシコペソ=8.2円   41円 
 
洋服屋さん、  179メキシコペソ=1467.8円
 
市場風景
 
愛想のいい魚屋さん
 
八百屋さん
 
八百屋さん
 
愛想が良い肉屋さん。
 
牛の首をわざわざ見せてくれた(もっと恐ろしい写真は掲載を遠慮しました)
 
果物屋
 
スパイス屋
 
 
2階から見た市場、2階にも食堂やショップがある。
 
市場前の廃墟になった店舗?
 
港前の土産屋さん、マグロ、猫、たつのおとしご、インデオなどをモチーフにした置物
 
港前の土産屋さん、カラフルなマグネット
 
織物
 
 
 
 
 
 

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