5月27日 ツアー/アイルランドでエコロジー体験 その1
エコセンター(Sonairte Ecological Centre) オーガニック農場 タラの丘
バスは9時30分、ダブリンの北25kmの所にあるソナルテ・エコ・センターに向け出発。ダブリンから高速道路に乗り郊外に出るとなだらかな丘陵地帯になる。境界を樹木で囲んだ緑いっぱいの牧草地が果てしなく広がり、時折放牧されている羊や牛の群れが見える。たっぷり水分を含んだ樹木や牧草はヨルダンやリビアの乾燥地帯を見た目には一際みずみずしく輝いている見える。

ダブリン郊外の風景

ダブリン郊外の風景
バスには「Sonairte Ecological Centre」のメンバー8名が乗っていて、大学の環境学の修士を卒業したと言う若者からエコ・センターの概要、課題等のレクチャーがある。
「Sonairte Ecological Centre」は80年代に北アイルランド自然保護党が始めたプロジェクトで子供から大人までのエコ教育や有機野菜の栽培を行っているNPOである。補助金が打ち切られた現在では30名程のメンバーの寄付や入園料でまかなっている。
高速道をを降り、しばらく田舎道を走ると「Sonairte Ecological Centre」の看板が見える。ダブリンからおよそ1時間であった。
到着して直ぐエコロジーを理解するためのゲームを中庭で行った。まず、全員がバラバラに散って立ち、植物になったつもりでその場を動かないように指示される。次にスタッフが「水」、「空間」、「栄養」、「光」と書いたカードを均等になるようにばらまく。次に合図とともにその場を動かないでカードをなるべく沢山集める。次にスタッフが「植物にとって一番大切なものは光です、光が無いと植物は枯れてしまうので光のカードを持っていない人はその場で座って下さい。」と言う。持っていない人は座り、次に「次に大事なのは水です。水のカードを持っていない人は座って下さい。」と言う、そして最後まで残った人が植物として成長できる人であると宣言する。ゲーム感覚でエコロジーの基本を理解させる方法として効果があると言う。

「Sonairte Ecological Centre」前で

センターでのゲーム
次に2班に分けて施設内を案内してもらう。まずリンゴ畑でこの地域の植物、鳥、動物についての説明を受けて、移動して野鳥観察を行う、葦が茂る川辺にサギが数羽見えた。ゴンクリートでの護岸工事を止めて鳥が繁殖しやすい環境をつくることが大事であるとの説明があった。若木の周囲に新聞紙を置いて雑草が生えない工夫も見られた。
オーガニック・ガーデンでは栄養価の高い植物とその堆肥化の方法、雑草を生えさせない工夫、ビンールハウスでの苗作り、花の栽培を見学した。人間の手を入れない栽培方法を試みているとのことであった。出来た野菜はエコセンターやダブリンの生協で販売していると言っていたが畑の大きさから収穫量はわずかと思われた。

エコセンターで係の説明を聞く

わらび

センターの畑

説明をする通訳
エコセンター(Sonairte Ecological Centre) オーガニック農場 タラの丘
バスは9時30分、ダブリンの北25kmの所にあるソナルテ・エコ・センターに向け出発。ダブリンから高速道路に乗り郊外に出るとなだらかな丘陵地帯になる。境界を樹木で囲んだ緑いっぱいの牧草地が果てしなく広がり、時折放牧されている羊や牛の群れが見える。たっぷり水分を含んだ樹木や牧草はヨルダンやリビアの乾燥地帯を見た目には一際みずみずしく輝いている見える。

ダブリン郊外の風景

ダブリン郊外の風景
バスには「Sonairte Ecological Centre」のメンバー8名が乗っていて、大学の環境学の修士を卒業したと言う若者からエコ・センターの概要、課題等のレクチャーがある。
「Sonairte Ecological Centre」は80年代に北アイルランド自然保護党が始めたプロジェクトで子供から大人までのエコ教育や有機野菜の栽培を行っているNPOである。補助金が打ち切られた現在では30名程のメンバーの寄付や入園料でまかなっている。
高速道をを降り、しばらく田舎道を走ると「Sonairte Ecological Centre」の看板が見える。ダブリンからおよそ1時間であった。
到着して直ぐエコロジーを理解するためのゲームを中庭で行った。まず、全員がバラバラに散って立ち、植物になったつもりでその場を動かないように指示される。次にスタッフが「水」、「空間」、「栄養」、「光」と書いたカードを均等になるようにばらまく。次に合図とともにその場を動かないでカードをなるべく沢山集める。次にスタッフが「植物にとって一番大切なものは光です、光が無いと植物は枯れてしまうので光のカードを持っていない人はその場で座って下さい。」と言う。持っていない人は座り、次に「次に大事なのは水です。水のカードを持っていない人は座って下さい。」と言う、そして最後まで残った人が植物として成長できる人であると宣言する。ゲーム感覚でエコロジーの基本を理解させる方法として効果があると言う。

「Sonairte Ecological Centre」前で

センターでのゲーム
次に2班に分けて施設内を案内してもらう。まずリンゴ畑でこの地域の植物、鳥、動物についての説明を受けて、移動して野鳥観察を行う、葦が茂る川辺にサギが数羽見えた。ゴンクリートでの護岸工事を止めて鳥が繁殖しやすい環境をつくることが大事であるとの説明があった。若木の周囲に新聞紙を置いて雑草が生えない工夫も見られた。
オーガニック・ガーデンでは栄養価の高い植物とその堆肥化の方法、雑草を生えさせない工夫、ビンールハウスでの苗作り、花の栽培を見学した。人間の手を入れない栽培方法を試みているとのことであった。出来た野菜はエコセンターやダブリンの生協で販売していると言っていたが畑の大きさから収穫量はわずかと思われた。

エコセンターで係の説明を聞く

わらび

センターの畑

説明をする通訳