ももんがの戯れ言

自分では普通のつもりのオッサンが感じた事をボチボチ書いていきます。

[スリコミ]

2006年07月31日 12時04分15秒 | 新聞ネタ[社会]
 人間というのは、スリコミ次第でどうにでもなるという実例を二つばかり・・・。
 しかし、それにしてもやるせないニュースだ・・・。

 2006年07月31日03時03分 asahi.comより引用
 http://URL-URL.co.jp/
<引用開始>
金づちで兄姉「しつけ」 福島・3歳児死亡事件

 3歳の男児が食事を十分に与えられずに死亡した事件で、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された男児の父親の福島県泉崎村北平山、無職白髭(しらひげ)功容疑者(40)が、「しつけ」と称して男児の兄姉を金づちなどを使ってたたいていたことが30日、県警の調べでわかった。兄姉の体には多くの内出血の跡があり、県警は、子供たちが日常的に虐待を受けていたとみている。県警は同日、功容疑者と妻の和歌子容疑者(33)の身柄を福島地検に送った。

 捜査1課の調べでは、両容疑者は昨年から、三男の広(ひろむ)ちゃんに十分な食事を与えず放置し、5月28日に低栄養状態による肺炎で死亡させた疑い。広ちゃん死亡後、8歳の姉と6歳の兄は、福島市内の児童相談所に保護された。

 県警によると、兄姉の腕や背中などに内出血の跡があったため、2人から話を聴いたところ、金づちや布団たたきなどで日常的に虐待を受けていたという。姉は「悪いことしたから、お父さんにたたいてもらった」と話しているという。

 調べに対し、両容疑者は「あいさつしなかったり、きちんと謝らなかったりした時に殴った。しつけの範畴(はんちゅう)だ」と供述している。

 また、両容疑者は、広ちゃんにバナナや粉ミルクを、兄姉にカレーライスや食事の残り物などを与えていたと供述しているが、「しつけ」として度々食事を抜いたとも話しているという。

 兄姉も保護された時に低栄養状態だった。姉は身長108.3センチ、体重20.5キロ(同年齢の全国平均は04年度127.5センチ、26.7キロ)、兄は身長が87.4センチで体重10キロ(同116.8センチ、21.6キロ)。捜査員に対し、2人はおなかがすいた時に、自宅にあったドッグフードを食べたなどと話しているという。

 功容疑者は以前、トラック運転手などをしていたが、現在は定職に就いておらず、借金などもあったという。児童相談所職員には「パソコンがうまいから生活は大丈夫。ホームページの管理業務などで収入を得ている」と話していたという。
<引用終了>

 この父親・・・こんなヤツが自分と同じ「父親」に分類されるのかと思うと、憤懣やる方ないのだけど、どうやらコイツは以前から虐待の常習犯だったようですね。
 言葉じゃ簡単に虐待などと言うけれど、虐待にも色々あるワケで、躾と称して「金槌で殴る」とか「食事を抜く」なんてやり方を見る限り、この父親は相当陰湿なヤツだった事が伺えますな。

 別の報道によれば児童相談所は、99年から「子供を虐待するリスクが高い」と見て、検討会を開いて虐待がないかを定期的に確認し、幾度かの立ち入り調査も実施したようだけど、立ち入り調査の時に子供に面会出来ないとか、見せられたアザが軽微だったとかでは、これ以上深入りする事も出来ないというのが現状なのだろうと思う。
 今後、児童相談所等には、もう少し立ち入った調査が可能な権限を与えるとか、専門の調査機関を設立するとかの対策も必要になってくるのじゃなかろうか?

 しかし、泣かせるのは、お姉ちゃんが警察の事情聴取に、「悪いことしたから、お父さんにたたいてもらった」と話すという事実だね。
 どうひいき目に見たって、保護者とは言えないような親でも、自分にとっては親なのだという無言の主張・・・。
 そして畏怖すべきは、そんな子供達に対する「躾と称するスリコミ」の数々だね。
 どれだけ周りから止められようと、子供が帰ろうとする場所は親の元しかないのに、その親に子供を保護しようとする意志がないなんて・・・こんな事態を言い表す適当な言葉が見あたらない・・・。

 自分の意志ではどうにも出来ない子供達ならいざ知らず、充分な判断能力を持ち合わせているであろう学生を対象に、スリコミで搾取を続ける犯罪者がココにも・・・。
 (報道各社の記事の中で、この記事が「勧誘の手口」や「信者の心理状況」が解りやすかったので引用させて頂いた。)

 2006年07月31日 神戸新聞 WEB NEWSより引用
 http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000080635.shtml
<引用開始>
疑念持つも離れられず 関学大卒の元信者 「摂理」

 教祖が女性信者に性的暴行をしたとされる韓国の宗教団体「摂理」に、関西学院大学在学中に入信した元信者の男性が三十日、神戸新聞社の取材に応じた。活動や信仰の内容に疑問を感じながらも、「人間関係に魅力があり、仲間を失いたくないという思いが正常な判断を奪った」と語った。

 男性は関学大生だった二〇〇〇年四月、キャンパスで学外の若い女性三人から「スポーツサークル」に勧誘された。積極的に話しかけてくる女性らの態度に戸惑い、宗教ではないかと疑ったが、「怪しかったらいつでもやめられる」との自信があり、入会した。

 当初はバレーボールなどを楽しむだけだったが、一年後には摂理の教義を学び終え、礼拝に参加。他大学まで出向いて信者を増やす伝道活動をするなど、信仰中心の生活に没頭していったという。メンバーと一緒に住むようになり、人間関係も深まった。

 教義の矛盾や献金の使途、恋愛の禁止…。納得できないことに何度も出くわしたが、その都度、「仲間とのつながりを守りたい」という思いが勝り、疑問が薄れた。

 男性はその後、「摂理」の存在を知った家族らの協力で脱会した。鄭(チョン)明(ミョン)析(ソク)教祖の性的暴行について「今は許せないと思うが、脱会前は『迫害』だと吹き込まれ、信じられなかった」と憤る。「摂理の怖さは、人間関係の魅力で正常な判断ができなくなること。信者の脱会を支援し、救いたい」と話した。
<引用終了>

 もう、何と言うか・・・信者の諸君はそこまでして「仲間の中に埋もれたい」のかねと思うんだけど、この犯罪者集団は人間の心理を良く理解していやがるな~と感心もする。
 よくよく冷静に考えてみれば、人間関係と布教活動に合理的な相関性なんて無い事に気付くのだろうけど、当事者として関わっている間は、なかなか冷静な判断は難しいものだ。
 世界中の大多数の人が、普通に考えてオカシイと思える事であっても、スリコミを執拗に繰り返えされれば、次第にそれが真実になって行く。

 現在信者になっている諸君は、過去に幾度も戦時中の「思想教育の弊害」を教えられてきたはずだと思うのだけど、何か「オカシイ」と感じなかったのだろうか?
 もし「オカシイ」と感じたのであれば、何故、そうした自分の感性を最後まで信じられないのだろうかと思うのだよ。
 それ以前にも、「オカシイ」と感じたのなら、それを「仲間」と議論してみようとは思わないのかという疑問が湧く。

 最近の子供達が、自分だけ突出している事を嫌い、自ら集団の中に埋もれようとする傾向が強いとは聞いているが、ココまで来れば立派な病気だな。
 私ゃ、「オカシイ」と感じた事を、素直に「オカシイ」と言わない風潮自体が「オカシイ」と思うのだよ。

[豹変するメディア]

2006年07月30日 21時03分53秒 | 新聞ネタ[国際]
 ありゃりゃ・・・また韓国メディアが、「反日プロパガンダ」全開の様相になって来たんだけど、一体どうしちまったんだか・・・。

 2006年07月30日 15:17:24 中央日報より引用
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78366&servcode=400§code=400
<引用開始>
「韓国、独島問題で焦る必要ない」

東京大学の和田春樹名誉教授は28日、韓国の国民は日本の独島(ドクト、日本名・竹島)をめぐる領有権主張について、焦ったり防御的態度を示す必要がない、と強調した。

和田教授は同日、済州道(チェジュド)で開催された全国経済人連合会(全経連)の最高経営責任者(CEO)フォーラム「北東アジアの政治的かつ歴史的懸案と共存策」に出席し、主題発表を通じて「韓国は半世紀にわたり独島を実効的に支配しており、日本政府は独島を日本の領土と主張しているものの、自国に領土にする方法はない」と述べた。

続いて「北東アジアの領土問題のうち、独島をめぐる紛争が、単純性のために、解決の可能性が最も高い」とし「島根県の漁夫にとって独島周辺の漁業権は重要だが、これに関しては地域協力の立場で妥協できる」との認識を示した。また「1965年の韓日国交正常化条約により日本は第2次大戦当時の強制労役についての賠償責任を清算したが道徳的責任は残っている」とし「日本政府と企業、国民が賠償プロジェクトに加わり、そうした努力を中国・北朝鮮にも拡大すべき」と強調。

同フォーラムに出席したソウル大・慎廈(シン・ヨンハ)名誉教授は「独島問題は日本が領土への欲望を放棄することだけが解決策であり、共存の道」とし「かつての日本の帝国主義が1905年に強奪した独島を、再び侵奪できると錯覚するのは、日本の国民の中でも小泉政権の一派以外にはほぼないだろう」と指摘した。
<引用終了>

 この記事の前に、同じタイトルの別記事が掲載されていて、その内容はこれよりもっとひどい「韓国自画自賛」なモンだったんですよ。
 どうした事か、元記事が削除されて、代わりにこの記事が掲載されたんだけど、大分表現がまろやかに変わってますね。
 とはいえ、記事の内容は、すでに東大を引退した太鼓持ち学者のトンデモ発言満載であるし、この記事に出てくる和田春樹って人は、「北朝鮮の拉致の事実は無い」と言い張って、赤恥をさらした人なので、殆ど信じる人なんていないと思うんだけどね。w

 数日前に、『メディアの存在意義』という記事でも書いたんだけど、韓国のメディアは、盧武鉉政権のメディア批判に反発したのか、『<コラム>身の程をわきまえない国』のような結構マトモな記事を掲載していたんだよね。
 それがどうした事か、突然手のひらを返したように、またもやお得意の反日プロパガンダに走り出した様子ですね。
 でね、突然の豹変の理由を考えてみたんだけど、どうやらこんな事じゃないかという推測が・・・。

 2006年07月30日 00時02分 The Nishinippon WEBより引用
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060730/20060730_003.shtml
<引用開始>
青瓦台が取材拒否 政権攻撃の2紙に 北朝鮮対応の不評深刻

 【ソウル29日原田正隆】韓国で盧武鉉政権を連日批判している朝鮮日報と東亜日報の最有力2紙に対し、青瓦台(大統領官邸)が28日夜、大統領ブレーンらが執務する秘書室への取材を拒否すると発表。29日付の2紙は青瓦台をさらに責め立てる記事や政治漫画を掲載し、対決姿勢を強めている。

 発行部数でそれぞれ韓国トップ、第2位の朝鮮日報と東亜日報は盧政権の対北朝鮮政策を一貫して批判。最近は北朝鮮ミサイル発射をめぐって米国や日本を非難した大統領への攻撃を強めていた。

 「国家元首を食べ物に例えるなど、メディアの節度と、われわれの忍耐の限度を超える表現だ」。青瓦台が記者会見を開いて激しく反発したのが28日付の両紙のコラム。朝鮮日報は故事成語「鶏の肋骨(ろっこつ)」を用いて、大統領を「捨てるには惜しいが大して役に立たない」と批判。東亜日報は経済失政やコネ人事の弊害を挙げて「税金を払うのが惜しい略奪政府、盗っ人政治」と指弾した。

 青瓦台の取材拒否は、秘書室への直接または電話取材に応じないものの、記者会見への参加は認める、との内容。しかし、青瓦台が両紙による大統領インタビューを事実上拒否したり、中央日報を含む三大紙のシェア規制を狙った新聞法を制定したりと、両紙と青瓦台の確執は根深い。28日の会見で青瓦台の李百萬(イペクマン)広報首席秘書官は両紙の報道姿勢を「麻薬の害悪と深刻さを連想させる」と非難した。

 これに対し29日付の朝鮮日報は「“鶏の肋骨”は故事成語であって食べ物ではない。サンドイッチ(板挟みの立場)などの表現も使ってはならないのか」などと反論し、政治漫画では李氏の過去の「失言例」を挙げて皮肉った。東亜日報は「言論に対する正面からの侵害」「多様な意見を保障するためと新聞法をつくった政府が意見の多様性を抑え込むとは皮肉だ」などと青瓦台の対応に反発する有識者たちの声を掲載した。
<引用終了>

 つまるところ、朝鮮日報と東亜日報が、青瓦台を批判し続けているもんだから、青瓦台秘書室への取材を禁止されちまったという事なんですけど、コレを見た中央日報は、ウチまで取材禁止にされちまったらどうしよう・・・ってな事で、ビビッちゃったものだから、突然手のひら返したように青瓦台の提灯記事掲載でご機嫌を取ったのか、または、朝鮮日報と東亜日報の購読数減少を見込んで、この機に乗じて自身の購読数増加を狙った提灯記事掲載に走ったのではないのか?と推測できるのだよ。
 どうだろう・・この推測は間違っているかね?中央日報さん。

[不幸中の幸い]

2006年07月30日 12時17分12秒 | 新聞ネタ[社会]
 「お手軽犯罪」が増えていると感じる事件がまた一つ・・・。
 子供が寝ている事に気付かず、車を乗り逃げって、乗り逃げした方も間抜けだけど、乗り逃げされた方も大馬鹿・・・ってコレ、ウチの実家の近くじゃん。
 横浜も以前はのんびりした街だったんだけど、人が増えるに従って、馬鹿野郎が増えて来たねぇ・・って、横浜に限らずドコの土地でも同じか・・・。

 2006年7月30日9時46分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060730it02.htm
<引用開始>
子ども2人乗った車盗難、35分後に無事保護…横浜

子ども2人乗った車盗難、35分後に無事保護…横浜
 30日午前2時5分ごろ、横浜市保土ヶ谷区新桜ヶ丘1のコンビニエンスストア「ローソン保土ヶ谷新桜ヶ丘店」で、近くの会社員男性(26)が駐車場にとめていた乗用車が何者かに乗り逃げされた。

 後部座席には、小学1年の長女(6)と保育園児の長男(5)が寝ており、110番通報を受けた保土ヶ谷署が行方を捜したところ、約35分後、西に1・2キロ離れた同市旭区左近山の団地内で車を発見し、2人の子どもを無事保護した。同署で窃盗事件として調べている。

 調べによると、車は当時、無施錠でエンジンをかけたままだった。男性が妻(26)らと店に入り、買い物を始めた数分後に車を盗まれたという。店の防犯カメラには、白いTシャツにジーンズ姿の不審な若い男が写っており、同署は、この男が車を盗んだ後で、子どもが乗っていることに気づき、乗り捨てたとみている。
<引用終了>

 この事件で悪いのは、もちろん乗り逃げした犯人なんだけど、夜中の二時頃に買い物しなきゃならない事情って何だったんだろうね。
 何処かに遊びに行って、帰宅途中で買い物というのも考えられるけど、そんな夜中に子供を連れ歩くという事自体が、あまり関心した事では無いように思う。

 話しは脱線するんだけど、最近、子供に夜更かしさせ過ぎる親が増えてるんだよね。
 子供連れて午前1時とか2時とかに街中歩いてて平気とか、午前0時頃まで子供とTV見ているとかさあ・・・あんたら、何も疑問に思わないのか?
 そんな事していて、子供の発育やら、健康やら、云々しているんだとしたら大笑いだし、「寝る子は育つ」という言葉はダテじゃないって事をもっと意識しなきゃダメだろうに・・・。

 え~っと・・話しを元に戻してデスね・・。
 車を乗り逃げしたヤツは、もちろん許せんのだけど、早めに子供に気付いて車を乗り捨ててくれたのは不幸中の幸いだったね。
 新桜ヶ丘から左近山団地であれば、1~2キロの距離なので、警察も盗難車の発見にさほど時間はかからなかっただろうし、何にしても犯人の目的が車の窃盗だけだったおかげで、子供は無事だったという事なんだから。
 犯人が「お手軽犯罪」で営利誘拐を思い付いたりしていたら、子供にどんな危害が加わったか分からないのだから、この夫婦は幸運に感謝すべきかも知れない。

 この話しは冗談じゃなくて、平成3年にその近くの小学生で、野村香ちゃんという女の子が、自宅を出たまま行方不明になっていて、未だに消息が掴めないのだよ。
 当時私もその近くに住んでいたし、似たような年齢の子供が居たので、とても他人事じゃなくて、鮮明に覚えているのだけど、誘拐なのか、事故にでも巻き込まれたのか・・・それさえも不明の状態が続いていて、両親はきっと藁にもすがりたい気持ちでいるのだろうね。

 盗難事件は早いところ犯人を捕まえて欲しいものだけど、場当たり的で無計画なお手軽犯罪状態であるところを見ると、組織的な車窃盗団というセンは薄いような気がする。
 エンジンかかっている車を見付けた若い奴が、「乗り回して遊ぼう」と考えたのではないかと思えるんだけど、相変わらず車盗んだりバイク盗んだりっていうヤツは減らないのね・・・。
 何にしても、保土ヶ谷警察と旭警察は、縄張り争いなんてしないで、事件解決を優先して下さるようにお願いしますよ。

[親の資格]

2006年07月29日 16時32分25秒 | 新聞ネタ[社会]
 なんか・・・こう、同じ親として「脱力感」な事件が続いてるなぁ・・・
 何を求めたのか知らないけど、自分の子とそのクラスメイトの命を奪うとか、子供に食事を与えないとか・・・。
 偉そうな事言うつもりはないけど、感じた事を小出しにしてみようかと・・・。

 2006年07月29日13時25分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY200607290271.html
<引用開始>
兄妹にも日常的に虐待か 福島男児死亡事件

 3歳の三男に食事を与えず死亡させたとして福島県泉崎村北平山の無職白髭功(40)と妻の和歌子(33)の両容疑者が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件で、県警は29日までに、両容疑者が小学生の兄姉にも日常的に虐待を与えていた疑いもあるとみて、保護責任者遺棄容疑での立件も視野に入れて捜査を進める方針だ。

 両容疑者は、三男の広ちゃん(当時3)への暴行について、「朝のあいさつをしなかったからしつけの範囲だ。衰弱には気づかなかった」と供述しているという。

 広ちゃんには4人の兄姉がいるが、長女は生後3カ月で死亡。功容疑者は東京都内に住んでいた99年、当時2歳6カ月の長男に暴行を加えたとして傷害罪で逮捕、略式起訴され、この事件で長男の親権を喪失していたという。長男を除く家族5人で暮らしていた。

 今年5月28日に広ちゃんが死亡した直後、小学2年生の姉(8)と小学1年生の兄(6)は、福島市内の中央児童相談所に保護された。捜査関係者によると、当時、兄姉ともに低栄養状態で、体に多くの内出血の跡や切り傷があったという。

 兄姉が通っていた、同村の村立泉崎第二小学校などによると、2人は発育が遅れ、毎日遅刻して登校してきたという。大戸祐一校長は「両親からは『自分の子は自分でしつけるので手を出さないでくれ』と言われたこともあった」と話す。

 4月下旬、同村と村教委、学校側、児童相談所で兄姉を保護するかどうかを協議した。関係者によると、「親子関係の改善が進んでおり、現時点で親子を引き離すのは良くない」として保護を見送ったという。児童相談所は「子供の安全を守る立場から、広ちゃんが亡くなったことは非常に残念だ」としている。
<引用終了>

 自分の事を棚に上げて、人の事をどうこう言えた義理じゃないのだけれど、この両親は「子供も人である」という基本的な事を理解できているのか疑問に思う。
 実際のトコロ、生まれたての子供なんて、オッパイ飲んで、泣いて、寝て、排泄するだけしか出来ないし、正直、コレがちゃんと人間になるのか?という大きな疑問は感じる。
 何かしようと思った時に限って、狙ったようにグズッたりされると、正直疎ましいと思う事もあるけれど、それがヤツらに出来る唯一の事だし、都合の良い事に、人間には「こんなモノだと納得」するという特技があるので、大多数の親はどうにかこうにか子供を育てることが出来るのだろう。
 最初に、子供に対して「こんなモノ」と受け取るか、「疎ましいモノ」と受け取るかによって、その後の展開が大きく違うという事で、どう受け取るかは、紙一重の違いだと思う。

 逮捕された両親は、子供は「ナニしたら出来ちまった副産物」で、疎ましい存在以外の何者でもないという認識でいるように感じる。
 子供自身もそれを感じるものだから、親に対してコソコソとした態度をとり続け、それを見た父親はますます子供を疎ましく感じて虐待に走るというループではないか?
 母親は何をしていたのかと思うけれど、流されやすい性格だったのではないかという予測は付くし、そうでないとしても、よほど強い精神の持ち主でない限り、普通の女性は「男の力」に対して、無力であろう事は想像に難くない。

 こうした事件は、殆どの場合、最悪な状態になってから公になるもので、教育機関や行政の無力さを感じずにはいられないのだが、ことある毎に公的機関の批判を繰り返す人に、貴方ならどう対処できたのかね?と聞いてみたい。

 私ゃ、結構「スチャラカおやぢ」なんで、自分の子供に大した事もしてやれないし、実際のところあんまり構ってやりもしなかった。
 子供は、3歳頃までに基本的な人格が出来上がる様子で、その間の情緒的問題は、親の様子を子供が自分なりに解釈・消化して自己に反映するように感じる。
 簡単に言えば、「親の振り見て真似をする」ってこったけど、その間四六時中、子供のために立派な態度でいようなんてのが続くはずはなく、どうしたってボロが出る。
 子供はそのボロを見逃さず、すかさず自分に取り込もうとするワケで、いつの日か、成長した子供が自分に似ているのを見て、愕然とするワケだ・・・。

 偉そうな肩書きの人が書く幾多の育児書や論文は、親が四六時中完璧である事を求める如き内容で溢れていて、そんな理想論を鵜呑みにしていると、自分自身の性格が破綻するような気さえする。

 結局、どんな形にしろ、子供を一人前に育てる事が出来れば「親の資格」があったと判断されるようだけど、難しい話は学者さん方の能書きに任せるとして、自分の子供に対して、泣いて、笑って、怒って、驚いて、喜んで・・・と、背伸びせずに普通に接する事が第一なんだろうと思う。
 恥ずかしいセリフは好きじゃないけど、「親の資格」って、血のつながりとか、社会的地位とか、収入とかは関係なくて、「自分の子供を愛せるか」って事に尽きるんじゃないかなぁ・・・。
 あ~~~っ!自分で書いてて、恥ずかしいったらありゃしない・・・。

[解決策提示]

2006年07月28日 17時19分11秒 | 新聞ネタ[政治]
 あ~~ なんだかなぁ~ 私ゃこんな事でモメるなよと言いたい・・・。
 昨日の収入印紙持ち出し事件の余波が、アチコチの官庁に飛び火したんだろうと容易に想像が付くんだけど、こんな事いちいち決めてもらわないと何も進められないのか?おまいさん方は・・・。
 仕方がない・・・おいちゃんが解決策を伝授してしんぜよう・・・。(爆笑)

 2006年7月28日14時31分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060728it06.htm
<引用開始>
公務出張マイレージ加算、私的使用いいの?

 公務出張で航空機を利用した場合のマイレージサービスを巡り、取得した特典の私的使用を認めるかどうかで、中央省庁の対応が分かれている。

 会計検査院が今年度から公務出張でのマイル取得を禁じたのに続き、法務省も今月、取得を禁止した。

 一方、海外出張が多い外務省など、大半の省庁は「個人の判断」と容認する。

 マイルがたまれば無料航空券も手に入るが、元手が税金であるだけに、今後、論議を呼びそうだ。

 マイレージサービスは現在、日本航空(JAL)、全日空(ANA)をはじめ各国の航空会社が導入している。海外など遠方への出張が多い利用者は、出張分も加算すれば特典を受けやすい。

 ただ公務員が、出張で取得した特典を利用することについては、“公費”との兼ね合いもあり、以前から疑問の声があった。しかし、国家公務員の旅費法には規定がなく、具体的な方策はとられてこなかった。

 検査院は「職員には公費の公正な使い方について、より高い意識が求められる」と判断、今年度から、出張分のマイルを加算しないよう職員に通知した。法務省も今月14日、同様に禁止を通知した。いずれも内部の申し合わせのため、違反しても罰則はない。

 財務省は「具体的な対応はまだだが、検討する可能性はある」という。
<引用終了>

 こうした話しは、官庁だろうが何だろうが、利用客である以上、各社のサービスを受けて悪い事など何も無い。
 そのサービスを個人が受けてしまう事が問題なのだろうから、組織で受けてしまえる体制を作ればそれで解決なのだよ。
 客として受けられる当然の権利を、公務だからと言って禁止してしまうなど愚の骨頂だよね。
 むしろ、貯めたマイレージ等を有効利用して、公金支出の削減に貢献する方が、よほど公共の益にかなっていると思うんだけど、私ゃ変な事言ってるかね?

 民間企業だったら、まずマイル等を貯めるカードを、所属組織か所属長の名義で作成して、航空券購入等の際にはそれを利用する。
 同時に利用する可能性を考慮して、カード作成枚数を決める。
 貯まったマイルは、組織で新たな航空券購入等で有効利用させて頂く・・・と、ハイ!メデタシ目出度し。
 たったこれだけの事じゃん・・・。

[東京地裁は正しい]

2006年07月28日 12時13分17秒 | 新聞ネタ[社会]
 何でこんな事がニュースになるのさ? しかも、そんな事で審理のやり直しって、立派な公金無駄遣いじゃん! という好例を一つ・・・。

  2006年 7月27日 21:18 gooニュースより引用
 http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060727/20060727a4740.html
<引用開始>
被告反論見ずに原告勝訴 東京地裁、訴訟やり直し

 東京都内の男性が消費者金融の三和ファイナンス(東京)に対し、利息制限法を超える過払い金返還を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(原田敏章裁判長)は27日、三和側が争う意向を示した答弁書を見ずに原告勝訴を言い渡したとして、1審東京地裁判決を取り消し、審理のやり直しを命じた。

東京地裁の大橋寛明所長代行は同日「訴訟関係者には迷惑をかけ申し訳ない。経緯を調査した上で厳正に対処したい」との談話を発表した。

判決によると、男性は3月1日、三和側に約338万円の返還を求めて提訴。第1回口頭弁論前日の4月10日、三和側は「原告の請求棄却を求める。口頭弁論に出席できないが、争うことを法廷で陳述したとみなしてほしい」との趣旨の答弁書を東京地裁にファクス送信した。

しかし東京地裁は翌日「口頭弁論に出席せず答弁書も提出しない。請求を認めたとみなす」として結審した上、三和側に請求全額の支払いを命じる判決を言い渡した。
<引用終了>

 なんかさぁ、三和ファイナンスとかいう会社が、正式な裁判手続きを取らなかった事が問題なだけであって、「一審の判断は全くもって正しい」と思うよ。
 私ゃ、法関係じゃズブの素人だけど、「FAXされた紙が公式な答弁書として採用される」なんて話しは聞いた事が無いし、「口頭弁論に出席せず、代理人も立てないけど自分は法廷で争う」なんてのが通用するなんて話しも聞いた試しが無い。
 もしかして、私が知らないだけで、「FAXでも正式書類として受理」とか、「口頭弁論に人が居なくても争いが成立」するという法律が、秘密裏に国会を通過してたのか?

 一般的民事訴訟であれば、被告から正式に抗告もなく、口頭弁論に被告側出席者が居ない場合、被告側敗訴で即時結審なんて当たり前の事なので、東京地裁の判決は、全くもって、異議の入りようもなく、絶対的に、正しい判決だと思う

 この全くもって正しい判決に、東京高裁(原田敏章裁判長)が審理のやり直しを命じたなんて事自体がオカシイのだけど、原田敏章裁判長が、いわゆる「マチキン」に借金しているなんて事は無いだろうな?

 三和ファイナンスとか言う会社も、金融会社やってるのなら、民事訴訟の基本知識がないはずは無いのだから、こんな事で審理のやり直しを命じた高裁は、公金の無駄遣いをしているとしか考えられない。
 それとも、こんなつまらない訴えを取り上げるほど、高裁は暇だというワケなのか?
 本当に暇だとしたら、二重に公金の無駄遣いをしている事になるんじゃないのか?

[便利の反面]

2006年07月28日 08時24分49秒 | 新聞ネタ[社会]
 JR東日本が、今度は建設業界と業務提携? スイカ一枚持っていれば、買い物、移動、住宅のセキュリティまで用が足りるなんてスゴイじゃん!と思ったんだけど・・・。

 2006年7月27日22時45分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060727i315.htm
<引用開始>
交換漏れか、カード式玄関錠が「Suica」でカチャ

 錠前メーカー最大手の「美和ロック」(東京都港区)製のカード式玄関錠に、間違ってJR東日本のICカード「Suica(スイカ)」を差し込んだところ、ドアが開いてしまうトラブルがあったことがわかった。

 美和ロックによると、この現象が起きたのは横浜市内の賃貸マンション。入居者が間違えてスイカを入れると開錠してしまい、その後も自由に施錠、解錠ができたという。

 同社のカード式玄関錠では2000~01年、本来のカギと同じ大きさのカードを差し込んだだけで解錠できるという不具合が数件あり、同社は約1万4400戸で部品を交換した。今回トラブルがあったカギは本来、交換対象だったが、何らかの原因で交換されないままになっていた。

 同社広報室は「ほかに交換漏れがないか早急に調査したい」としている。
<引用終了>

 あははぁ・・・カギの開け閉めは何かの間違いだったのね・・・。(滝汗)
 そうだよなぁ・・・金も家のカギも、1枚のカードに集約されていたら、確かに何も考えなくて良いかも知れないけど、紛失やら窃盗やらに遭った場合は「泣きっ面に蜂」状態だものなぁ・・。

 そういえば、「お財布携帯」とか・・ドコゾの携帯電話で支払いなんてのもあって、アチコチで生活関連の主要業界が歩み寄ってるんだけどさあ、アンタら、セキュリティの問題はちゃんとしてるんだろうね?
 異業種間での個人情報共有によるメリットは理解出来るんだけど、逆に個人特定のKEYを1つのアテテムに集約してしまう事で、KEY流出時の被害を拡大してしまうという「両刃の剣」的危険性も充分周知すべきだと思う。
 最近の犯罪が「お手軽化」しているのと呼応するように、個人情報の電子化がどんどん進行しちゃてる現状は、「どうぞゲーム感覚で犯罪を犯して下さい」と暗に言っているのと同じなんじゃなかろうか。

 「国民総背番号制」で、個人情報の危機とか、行政機関に個人情報管理が出来るのか?などと言っていた人が、「お財布携帯」とか持っていたら大笑いだと思う。
 それって、「国民総背番号制」とドコが違うって言うねん!とツッコミを入れたくなるんだろうな~きっと・・・こんな自分の性格がコワイ。

[緩んだモラル]

2006年07月27日 20時18分26秒 | 新聞ネタ[社会]
 「いつか誰かが」とか、「すでに誰かが」なんて思っていたけど、よりによって数十万円分程度の横領で捕まるなよ・・・。
 今回の容疑の他に、数百万円分横領の容疑もあるみたいだけど、官民を問わずお手軽犯罪が「何でもアリ」状態に・・・。

 2006年 7月27日 14:36 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060727i105.htm
<引用開始>
収入証紙持ち出す、国立印刷局の係長を逮捕へ

 国立印刷局(東京都港区)の男性係長(59)が、滝野川工場(東京都北区)で印刷した埼玉県収入証紙を換金目的で持ち出していた疑いが強まり、埼玉県警捜査2課と大宮署は27日、業務上横領容疑で係長に任意同行を求め、事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、同日午後にも逮捕する。
 調べによると、係長は滝野川工場に勤務していた数年前、埼玉県が印刷を委託した収入証紙数十万円分を工場から持ち出した疑いが持たれている。さらに、さいたま市大宮区内などの金券ショップで、係長自身が数百万円分の収入証紙を換金していたことも確認している。

 国立印刷局の工場では、シートになって刷り上がった紙幣や証紙は、不良品も含めて管理番号を付けて管理。また、印刷や品質確認などの工程ごとに機械で枚数を確認している。係長は滝野川工場で印刷不良のシートを処分する業務にあたっていたといい、県警は工場から持ち出した手口について追及する。
<引用終了>

 そりゃ、毎日印刷機から出てくる紙を見ていれば、金券に対する価値観がおかしくなってくるだろうとは思うし、バレていないだけで、すでに誰かが同じような手口でシートの数枚程度は持ち出しているんじゃないか?とは思っていたんだけどさ・・・。

 印刷局の話しは色々と聞いた事があって、紙幣に使っている紙は特殊なので、たとえ「ヤレ紙」(印刷・製本業界では、失敗したものを指して“ヤレ”と呼ぶ)であっても外部への流出を防ぐために全て保管、ヤレ紙の枚数、完成品裁断時のゴミの量、原料への転換まで、非常に厳しく管理されているらしく、持ち出しは非常に難しいらしい。
 ところが、切手や印紙になると、紙幣のような特殊な原料は使用していないので、紙資源へのリサイクルに関しては紙幣ほどの厳密さは無いらしい。
 こういう事情があったためとは思うが、紙幣を持ち出さずに印紙を持ち出すという所までは「目の付け所がシャープ」だったんだけど、成功に味をしめてしまったトコロが敗因だったね。

 私だったら、どうやって持ち出すか・・と考えてみたんだけど、廃棄の手続きを終えたら、その廃棄物を特に管理対象になっていないゴミに混入させて持ち出すカモ・・・。
 早い話、ゴミにする段ボール箱などに潜り込ませて、他の通常ゴミと一緒にゴミの保管場所へ自分で運ぶ。
 その後、帰宅時点でゴミの集積場に寄り、目当てのブツをカバン等に詰め込む・・ってな手口を思い付くのだけど・・・手口が幼稚過ぎるか・・・(笑)

 しかし、昨日は生保最大手の日本生命が、保険金を不正未払いなんて話しまで出て来て、相互会社が数億程度の未払いで一体何の得になるのか?なんて、つまらない憶測を呼ぶような事になってるし・・・。
 官民問わず、この緩みきった現状は一体どういう事なんだ?

 「緩みきったモラル」も大問題だけど、昨日も書いたBSE問題で、農水省と厚労省が米国産牛肉の輸入再開にGOを掛けた影で、国会で検討されていた「加工食品にも原材料の産地明記を義務付け」する素晴らしい法案が農水省の反対で潰された事実を、誰も追求しないという現実も大問題だと思う。
 小泉が「始めに輸入再開ありき」で事を進めるものだから、農水・厚労両省に圧力を掛ける団体が出て来て、「儲け優先で国民の安全は二の次」という現状に至ってしまった。
 それを隠匿せんがために、意味のない査察団を組織して、国民の安全を確保した如き発言をする役人と議員の欺瞞は、緩んだモラルよりよほど危険な存在だと思う。
 この情けない現状を見る限り、日本国が先制攻撃を加える相手は北朝鮮ではなく、自国民だという事が明白だと思う。

[小泉流継承]

2006年07月26日 15時10分36秒 | 新聞ネタ[政治]
 自民党の安倍官房長官が自派閥の「森派」を出る事に決めたようですが、良い傾向だと思うよ。
 派閥を抜けるって事なら、私ゃ安倍ちゃんを支持するよ~。

 「小泉なるようになれ政権」は、福祉・健保・年金・外交に於いて、国民の利益に逆行する愚策しか生み出さなかったけど、唯一、自民派閥の解体という指標を残したという点だけは評価できる。

 (2006年7月26日 3時7分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060726i301.htm
<引用開始>
安倍氏が総裁選前に森派離脱へ、広範な支持狙う

 安倍官房長官は、9月下旬の自民党総裁選を前に、所属する森派から離脱し、総裁選後も復帰しない意向を固めた。

 8月下旬の出馬表明の際に離脱を宣言し、9月初めの総裁選告示にあわせて、退会届を提出する方向だ。総裁選で森派色を薄め、幅広い勢力の支持を集める狙いがある。

 総裁選をめぐり、森派は、福田康夫・元官房長官が不出馬を決めたため、安倍氏支持で一本化できる見通しとなっている。

 しかし、安倍氏は「かつてのような派閥単位の数合わせの総裁選でなく、政策論争を中心とした総裁選にしなければ、自民党は国民から見放される」(周辺)と判断しており、森派主体の選挙態勢に否定的だ。

 安倍氏周辺には、森派が前面に出た場合、他派閥に不満がくすぶり、支持の広がりに欠けるとの懸念がある。森派の中堅議員は25日、「安倍氏の選挙態勢は、重層的、派閥横断的につくる」と述べた。

 すでに、安倍氏を支援する若手・中堅議員を中心に「再チャレンジ支援議員連盟」(山本有二会長)が活動しており、当面、安倍選対の中核になる見通しだ。

 また、出馬表明で示す政権構想で、内閣改造・党役員人事は派閥の推薦を受け付けず、適材適所の配置に努める方針を打ち出し、小泉首相が進めてきた「脱派閥」路線を継承する姿勢を示す。あわせて、挙党態勢を築く観点から、ベテランや中堅、若手の各世代からバランス良く登用する意向も示す方針だ。
<引用終了>

 小泉政権で唯一評価出来ると思っていた点は、安倍ちゃんに引き継がれる様子で一安心という感じ。
大体、安倍ちゃんの所属している派閥の頭が、「脳ミソ脂肪肝状態」なんだから、安倍ちゃんのイメージを落とす事はあっても、逆は無いのは明白だったんだし、未だに永田町の住人が盲信している「派閥」なんて前世紀の遺物が、今や国会運営上の阻害要因になっているなんてのは一般教養の範囲だったんだしね。

 それにしても、ミサイル問題を契機にして、安倍ちゃんは足場を確実に固めちゃったね。
 もはや総裁の椅子は自分のモノと確信しているせいか、その行動の一つ一つが自信に溢れているように感じるんだけど、自信過剰にだけは気をつけて欲しいモンだね。

[意図的演出?]

2006年07月26日 15時08分10秒 | 新聞ネタ[社会]
 この一つ前の記事で、TBSラジオの朝の番組で、非常に無責任な物言いがあったと書いた直後、今度はTBSテレビが見事に大馬鹿な演出をして下さったようで・・・。w
 おいおい、『サンデーモーニング』で散々不始末しでかしてるってのに、まだ足りないってのかい?

 2006年07月26日13時07分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY200607260288.html
<引用開始>
TBSがおわび、安倍長官と旧731部隊一緒に放映

 TBSは26日、同社の報道番組「イブニングニュース」が21日の放送で旧日本軍731部隊の映像を扱った特集の一部に安倍官房長官の写真パネルが数秒間映っていたと発表したうえで、「意図的ではないが、おわび申し上げます」とする談話を出した。安倍長官は26日午前の記者会見で「私の政治生命を傷つけようということであれば大変大きな問題だ」と語り、総務省の調査結果を待つ考えを示した。

 TBSは経緯について「部屋の中にあった、別の番組で使用した安倍長官の写真がはられた小道具が映ってしまった」と説明している。総務省は25日夜までに関係者からの指摘を受け、事実関係の確認に着手しており、今後、電波法や放送法で規定する公平性に問題がなかったかTBSに報告を求める方針だ。

 安倍長官は会見で「総務省の調査の結果を待ちたい」としたうえで、「私もビデオを見て、ちょっと驚いた。もし意図的になされたものであるとすると、ちょっと恐ろしい。私もそうした動きに対して戦ってきたが、意図的なものではないと信じたい」と語った。

 TBS広報部のコメント 「ニュース内容とは関係のない写真パネルが映し出されたことについては、決して意図的なものではありませんでした。しかしながら報道の趣旨とは全く無関係な方々にご迷惑をおかけしたことにつきましておわび申し上げます」
<引用終了>

 意図的であったのかどうかは、番組制作担当者にしか判らないのだけれど、これが『サンデーモーニング』だったら、完全に意図的だと言われるんだろうな。

 おりしも、韓国政府が「実尾島(シルミド)部隊」への関与や「金大中事件」への自国政府関与を公式に認めたりしている最中だから、この程度の演出はジョークのうち・・・てな感覚で軽くやっちゃったという訳じゃあるまいな?
 それとも三木谷氏の買収圧力で鬱憤が溜まったもんだから、無関係の所に八つ当たりしたのか?w

 何にしても、最近の日本のマスコミは、緩み切って社会的責任をきちんと果たしていないように感じるのだが、いっそのこと、フジTVもTBSも、買収に応じて経営者を総入れ替えしてみたら如何だろう?

 そういう点では、現状は韓国のマスコミの方が、緊張感を持ってちゃんと仕事しているように見えるんだが、日本の緩んだマスコミを引き締めるためには、小泉のおっちゃんあたりが、非常識発言を繰り返した挙げ句、「お前らマスコミが悪い!」と言わないとダメという事か?