ももんがの戯れ言

自分では普通のつもりのオッサンが感じた事をボチボチ書いていきます。

[日韓協調?]

2007年03月01日 23時44分50秒 | 新聞ネタ[社会]
 まずはとにかく、記事を読んでみて下さい。
 久しぶりに、新聞記事を読んでいて嬉しい気がしたんで、紹介してみようと思います。

2007年02月28日 22時14分 共同通信47NEWSより引用
 http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007022801000827.html
<引用開始>
日韓フェリー内で出産

日本人女性が男の子

 【ソウル28日共同】韓国の釜山から大阪に向かう国際高速フェリー内で、日本人女性(39)が男の子を出産したことが28日、明らかになった。韓国の船舶会社「パンスターライン」によると、1970年に釜山と下関を結ぶフェリーが就航して以来、日韓を結ぶ船舶の中での出産は初めてという。

 同社が運航する「パンスタードリーム」が27日午後4時(日本時間同)に釜山港を出港後、6歳の男の子と一緒に乗船していた日本人女性が陣痛を訴え始めた。

 助産師経験のある乗客の韓国人女性が、国際電話で日本の医師から指示を受けながらお産を介助。日本人女性は同8時46分、男の子を出産した。赤ん坊の元気な泣き声に乗客乗員から歓声が上がったという。

 同社は船中出産を祝い、男の子に生涯無料利用券をプレゼントした。
<引用終了>

 まずは、ご出産おめでとう御座います。
 日本とか韓国とか・・・国の違いなんて関係無しに、子供の誕生って感動的なものですし、いざとなればイデオロギーの違いなんて関係ないと思える出来事ですね。
 お腹の大きな女性が、遠距離を出歩く事自体はあまりほめられた事ではありませんが、身重で韓国へ出向くからにはそれなりの事情はあったのでしょう。
 そうだとしても、お母さんとしては、もう少し慎重さが必要だったはずですし、フェリーに助産経験のある女性が乗り合わせていたというのも、非常にラッキーだっただけなんですから。
 だとしても、こうした日韓協調はとても肯定できますし、こういう協調が出来るうちは、いつかお互いに分かり合える時が来るという気がします。

 乗客が、赤ん坊の泣き声を聞いて歓声を上げたというのは、とても実感として分かるんです。
 私は第2子の出産に立ち会ったのですが、子供の出産というのがあんなに感動的なものとは想像だにしておりませんでした。
 自分の子供だからだろ?とお考えの方は、人間以外でも結構ですから、ほ乳類の出産に立ち会われる事をお勧めします。
 大袈裟かもしれませんが、出産は、人間に限らず、「生物の尊厳」を目の当たりにするような感覚に包まれる気がします。
 私の場合、出産を間近で経験した事によって、自身の人生観がひっくり返ってしまったというのが実感です。
 男性諸氏には、チャンスが有れば、奥様の出産に立ち会われる事をお勧めします。

[常套手段]

2007年02月02日 18時07分44秒 | 新聞ネタ[社会]
 滋賀の園児殺害事件で、弁護側が相変わらずの「被告は心神喪失か心神耗弱状態だったので責任は取れない」ってお決まりのパターンの弁護方針に徹するつもりのようです。

2007年02月02日13時23分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/0202/OSK200702020020.html
<引用開始>
「砂人形を刺した」 殺人を否認 滋賀の園児殺害初公判

 滋賀県長浜市で昨年2月、同市立神照(かみてる)幼稚園に通う武友若奈ちゃん(当時5)と佐野迅ちゃん(同)を殺害したとして、殺人などの罪に問われた中国籍の鄭永善(てい・えいぜん)被告(35)の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。鄭被告は罪状認否で「刺したけれど、砂人形なので死ぬことはない。血も出ていない。殺人ではない」と述べ、殺人罪についての起訴事実を否認した。弁護側は「精神疾患の強い影響下で、心神喪失か心神耗弱状態だった」と主張した。

 裁判では、鄭被告の責任能力の有無が最大の争点。公判と並行して鄭被告の精神鑑定が進められる。判決は10月16日に言い渡される見通し。

 検察側の冒頭陳述によると、中国出身の鄭被告は05年4月、長女(6)がグループ通園をする園児らにとけ込めないと考えた。

 同年12月に、長女が嘔吐(おうと)したのを見てほかの園児が水筒に異物を入れたのではと不安になり、犯行直前の06年2月10日、長女が再び嘔吐したことから「いじめられている」と一方的に思い込んで憎悪を募らせ、殺害を決意したとした。

 責任能力については、事件当日の同17日朝、自宅にあった最も鋭利な刺し身包丁と逃走資金2万3000円を事前に用意▽逮捕後、犯行状況について具体的に供述――などしたことから「完全責任能力を備えていた」と主張した。

 弁護側は冒頭陳述で、鄭被告が03年9月から精神科への入通院を繰り返し、統合失調症(妄想型)と診断されたと指摘。事件前日も複数の知人らに意味不明の電話をかけるなど異常な行動が続いたことから、責任能力はないか限定的だったと主張した。

 起訴状などによると、鄭被告は、グループ通園の当番だった昨年2月17日朝、若奈ちゃんと迅ちゃん、長女を車に乗せ、通園路から大きく外れた同市相撲(すまい)町の農道で2人を殺害したとされる。
<引用終了>

 弁護側は、被告が当時精神疾患であったという、いつもの弁護方針をとるつもりのようですが、これは無理があるんじゃないでしょうか。
 事件前日に知人に電話を掛けて意味不明な事を言うのと、砂人形と認識して刺したというのはあまりにその症状の現出傾向が違いすぎますよ。
 だいたいからして、園児を刺殺するまでの行動に計画性が有り過ぎますし、それを指して「意味不明な行動」と言い逃れる事は出来ないでしょう。

 弁護側の言う「精神耗弱状態」というのが、非常に計画的に殺害準備を進め、被害者となった二人の園児を誘い出し、人気のない場所に連れて行って、刺殺する瞬間だけ「砂人形」に見え、目的を遂げると冷静に逃走しようとする事なのだとしたら、お笑いぐさもいいところだもんね。
 百歩譲って、被告人が精神病疾患だったと仮定しても、砂人形を刺さねばならない理由は見いだせないでしょ。
 砂人形は人間ではない(生き物では無い)という認識を持ち合わせていたのだとすれば、普通に善悪判断が出来る状態にあったという事を意味します。
 善悪判断が出来る状態である者が、砂人形を見て突然刺さねばならないと考えたというのは、いくら精神疾患であったとしても無茶な言い訳もいいところだという事ですよ。
 これは精神病疾患を装った意図的行為である疑いが強いし、精神病疾患と言い募れば何とかなるだろうという安直な発想が見て取れます。
 弁護士ともあろう人物が、法廷闘争の常套手段として「精神病疾患」を口にする事が、本当に精神病疾患で苦悩する「善良な患者」をも蔑視する風潮に結びつくのだという意識を持っていない事が情けない限りですね。

[お門違い]

2007年01月29日 12時13分37秒 | 新聞ネタ[社会]
 政治家が遊説先等で余計な事を言ったとか言わないとか・・という話はあまり好きじゃないし、国会等の公的発言で言ったのならともかく、頭の悪いオヤジが気のゆるみで不用意に口にした「お調子発言」なんか、さして騒ぐほどの問題じゃないと普段は受け取っている。
 だけど、今回はチト問題が多過ぎるんじゃないのかと思う。

2007年1月29日0時50分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070128i112.htm
<引用開始>
柳沢厚労相「機械」発言、野党が一斉批判…辞任要求

 野党各党は28日、柳沢厚生労働相が「(女性は子供を)産む機械、装置」と発言したことについて、「厚労相として許されない発言だ」と一斉に批判した。

 共産、社民両党は厚労相の辞任を要求する考えを明らかにした。29日から本格的に始まる今国会の論戦にも影響を与えそうだ。

 関係者によると、柳沢厚労相は27日に松江市で開かれた島根県議の会合で講演し、「(女性という)産む機械、装置の数は決まっている。あとは1人頭で(多くの子供を産むように)がんばってもらうしかない」と発言した。厚労相はその場で「機械と言ってごめんなさい」と謝罪し、「産む役目の人」と訂正した。

 柳沢氏は28日、記者団に「少子化問題はわかりにくいので、モノの生産に例えて機械などという表現を使った。適切でないと気づき、言い換えた。女性を蔑視(べっし)する考えは全くなかった」と釈明した。

 これに対し、民主党の鳩山幹事長は28日、都内で記者団に「女性に大変失礼な発言だ。女性に『がんばってもらうしかない』という発言も責任逃れで、厚労相として子供を産み育てやすい環境を作ってこなかったことが問題だ」と批判。社民党の福島党首は同日、党本部での会合で「最低の発言だ。このような閣僚がいる内閣は是認しがたい」と強調した。29日にも辞任を求める文書を厚労相側に提出するという。共産党も「絶対に許されない発言だ。厚労相としての資格に欠ける。辞任に値する」とのコメントを発表した。

 一方、自民党の中川幹事長は28日のフジテレビの番組で「発言を言い直している。釈明したと理解している」と述べた。ただ、公明党からは「穏当でない発言だ。気を付けて欲しい。首相が注意すべきだ」との声も出た。
<引用終了>

 この柳沢厚生労働相の発言だけど、女性を機械呼ばわりした事には驚いた。
 後ほど「産む役目の人」等と言い直した事で、蔑視の意図は無かったと説明したようだが、百歩譲って蔑視の意図が無かったとしても、訂正した「産む役目の人」という表現も相当女性に偏見がある事の現れなんじゃないかと受け取れる。
 確かに常識的には、子供を産むのは女性だけが持つ能力の一つだが、「産む役目」という考え方をしてしまったら、「産まずに活躍する女性」は社会的役目を果たしていないという事になりはしないのか?
 言葉を変えれば、「女性は産まなければならない」という固定観念が前提で出て来た表現のように思えるのだ。

 それ以外にも鳩山氏の言うように、「子供を産み育てやすい環境を作る」事が厚生労働省としての責任であるはずなのに、まるで厚労省の責任は無いと言わんばかりだ。
 厚労省は、子供の出生に直接関わる医療業務はもちろんの事、子供を産み育てようとする一般的家庭の収入に直接影響する労働環境にも関わる行政機関のはずだ。
 それが現実問題として、全国の産婦人科や助産院は減る一方、小児科の数も減る一方で小児の時間外診療は不便になるばかりだし、家庭の収入源である一般労働者の収入が激減したまま頭打ち、「残業代不払い法」と揶揄されるような法整備に躍起・・なんて体たらくを晒している訳だ。

 小泉内閣発足直後、「国民は改革に伴う痛みに耐えて欲しい」と言われ、否応なく収入や労働環境の悪化を強いられたのは一般国民だったのだが、少し回復基調が見えてきた現在に至っても、未だ労働環境と収入の悪化が改善されたという一般労働者の声は殆ど聞かれない。
 将来の収入に対する不安に加え、医療への不安まで重なっていれば、出産・育児は大きなリスクとなる訳で、リスクを避けようとするのは当然な事だ。
 このように、一般的国民生活の基礎の殆どに関連している厚労省の無策が少子化の元凶である事は明白なのに、さも女性の頑張りが足らないから出生数が落ちているとか、女性が責任を果たしていないから出生率が低いとでも言わんばかりの発言をした訳だ。
 自分達の落ち度を認めようとせず、さも女性達に問題があるが如き「責任転嫁」は、厚労省の長の発言として誠に不適切だし、まさにお前にだけは言われたくない的お門違い発言だと思う。

 私は常日頃、こういう馬鹿政治家の給与を、一般サラリーマン並の税込み40万前後に抑え、他の収入を一切認めないようにし、もちろん政治家である間は年金の支給もしないようにすべきだと思っている。
 そうすれば、一般国民の生活程度が実感できるはずだし、少子化に至る原因も自ずと見えてこようと思うのだ。

[無責任なの?]

2007年01月26日 14時46分20秒 | 新聞ネタ[社会]
 学校給食費の不払いがあちこちで問題になっています。
 何かの冗談かと思っていましたが、「馬鹿親」の上を行く大馬鹿って本当に居るんですねぇ。
 こういう大馬鹿の事を読売の社説が「無責任さ」と書いていますが、何か無責任という言葉で説明しきれない「阿呆さ」を感じます。

2007年1月26日1時23分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070125ig90.htm
<引用開始>
1月26日付・読売社説(1)

[学校給食費]「『払えるのに払わない』無責任さ]

 保護者としての責任放棄と言っても過言ではないだろう。子どもの給食費不払い問題だ。

 文部科学省が、初めて全国の国公私立小・中学校を対象に実態調査を行った。

 給食費未納の児童・生徒がいる学校は2005年度、全体の44%にも上っていた。未納の子どもの数は9万9000人で、ほぼ100人に1人の割合で保護者が給食費を払っていなかった。未納総額は22億3000万円だった。

 最大の問題は、不払いの理由だ。「保護者としての責任感や規範意識」の欠如と受け止める学校が60%にも達し、「保護者の経済的な問題」の33%を大きく上回った。「払えるのに払わない」。そんな保護者が圧倒的に多いようだ。

 学校給食法は、給食費を「保護者の負担とする」と定めている。通常、小学生は3900円、中学生なら4500円ほどの給食費を、保護者が毎月、口座引き落としや集金袋を子どもに託す方法で学校側に支払っている。

 ところが、一部に学校や自治体からの支払い要請にも応じず、不払いを決め込む保護者がいる。教師らが家庭に出向いて促しても、逆に「給食にしてくれと頼んだ覚えはない」「うちの子の給食を止められるものなら止めてみろ」などと、開き直られることもあるという。

 「経済的に苦しいから」と、未納の言い訳をしながら高級車を乗り回し、贅沢(ぜいたく)品を購入している保護者もいるそうだ。とても周囲の理解は得られまい。

 低所得者層の世帯には、国や自治体が生活保護費や就学援助費に含める形で給食費を補助している。そうした家庭に支払いを求める際は慎重な対応が必要だ。過度の催促で子どもが傷ついたり、いじめの対象にされたりする恐れもある。

 未納の対応策として、各家庭を回って給食費を徴収する職員を雇った自治体もある。裁判所を通じた支払い督促手続きや民事訴訟など、法的手段に訴えたところも複数ある。

 学校独自で知恵を絞り、成果を上げたケースもある。父母らが学校で子どもたちの集金袋を直接集める方式に変えてみた。「滞納したら給食停止を受け入れる」という誓約書を、保護者に書かせてみた。未納が減ったという。

 学校給食は小学校の99%、中学の82%にまで普及してきている。子どもの発達成長を助けて、正しい食習慣を身につけさせるための「教材」でもある。

 「なぜ、うちは給食費を払わないの」。子どもにそう聞かれ、未納の保護者は何と釈明するのか。「払えるなら払う」のが当たり前のことだろう。
<引用終了>

 上の社説では、払えるのに給食費を払わない保護者を「無責任さ」と表現しています。
 確かに無責任という以外に的確な表現があるとは言い切れないのですが、こうした「自分さえ良ければ」を実践してしまう感覚というのは無責任というのとはちょっと毛色が違うような気がするんです。

 今までは無責任と言えば、自分がやった事の結果が予想外の方向に転び、対処しきれなくなって放置という図式だったように思うのですが、昨今の例を見ると、自分の行為がどういう結果を招くか予想出来、その結果が自分の金銭的利益になるなら行為の善悪や倫理は無視するという一種の「拝金主義思想」とでも言うべきものの蔓延のように見えます。

 最近、日本人の「恥ずかしい」「人に迷惑」といった基本的倫理感覚がどんどん失われて行くように感じるのですが、これは国として云々のレベルでは無く、躾の感覚が変化している事の表れなんだろうと思います。

 躾や教育の問題になると、すぐに「子供の個性を尊重して」という一見正論のような意見が出されますが、それは基本的な善悪判断や倫理的感覚が養われて以降の話であって、決して野放図にして良いという事ではあり得ません。
 私は、子供の倫理観はかなり幼い頃から養われると感じていますし、親の義務として基本的な善悪判断が出来るようになるまでは、子供に枷をはめるのが当然であると考えています。
 「基本的な枷をはめる」事と、「個性を奪う」事は違うのですが、「子供の個性を尊重する」という言い訳で「育児と躾を放棄」している親を時々見かけます。
 加えて、「子供の人権を認めて対等に接する」というお題目で、子供の行動を制限しないとか、子供と友達のように接するなんて事を自慢げに言う人も居ますが、子供に媚びる必要などありません。
 子供は子供として扱い、自分から子供の目線に降りる必要など無く、「子供は分からなくていい」と口に出して言うべきです。
 それはね・・・と子供に分かるように何でも教えるというのは、自分から疑問を解決しようという姿勢を育てられず、知識は人から与えてもらうものという認識を作ってしまいます。
 本当に知ろうとすれば、子供は自ら背伸びをして何とか学ぼうとするものですから、それまで放っておけば良いのです。

 ・・・と、大分話が逸れましたが、こういう具合に「勘違いの認識」で育ってきた人が親になった時、自分の子供にどういう躾をするかは想像に難くありませんが、加えて常識的態度から大きく逸脱した行為を当然とする人間が出て来たって、何等不思議な事ではないと思います。
 給食費未払いの保護者の多くが、勘違いの躾を受けてきたのではないかと想像するものの、何かの確証がある訳でもありません。
 しかし確かに言える事は、こうした親を見て育った子供が、人間の規範となるような大変立派な社会人に育つ確率は低いのではないかという事です。
 「子供は親の背中を見て育つ」とか、「子は親の鏡(鑑?)」なんて、昔の人は本当に物事を良く観察していたものだと感心しますが、そういう家庭環境では子供に何も影響がないなんて事はあり得ないという事です。

 安倍内閣の重点施策の一つに教育改革があり、安倍氏は「美しい日本」と言っていますが、前述の記事にあるような「非常識な大人を再教育」するという事であれば、今まさに日本が必要な懸案事項に沿っていると言えるでしょうし、それこそ「真の教育改革」と「美しい日本」の実現に、一番の早道になるのではないかと思います。

[回帰傾向]

2007年01月19日 11時08分14秒 | 新聞ネタ[社会]
 鹿児島県警の違法捜査に賠償命令が出されたが、いくら地方の事とはいえ、こんなに古臭い捜査が平気で行われている事に驚きを禁じ得ない。
 ちょっと話題は逸れるが、この記事に出てくる「志布志市志布志町」という市町村名は、ちょっと面白いなと思った。県名を除けば、漢字で住所を書ける子供の数は多そうだ。

2007年01月18日22時47分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/0118/SEB200701180011.html
<引用開始>
鹿児島県警の「踏み字強要」に賠償命令 鹿児島地裁


 03年にあった鹿児島県議選の公職選挙法違反事件に絡み、任意の事情聴取を受けた同県志布志市志布志町、ホテル経営川畑幸夫さん(61)が「県警の警部補(44)から家族の名前などを書いた紙を踏みつける『踏み字』を強要されるなど、違法な取り調べを受けた」として県に慰謝料など200万円を求めた訴訟の判決が18日、鹿児島地裁であった。高野裕裁判官は「取り調べ手法が常軌を逸し、公権力をかさに着て原告を侮辱する行為で、精神的苦痛は甚大」として、警部補を雇用している県に60万円の支払いを命じた。

 判決によると、警部補は03年4月中旬の3日間、支援する候補者への投票を依頼する目的で市内の建設業者にビールを配ったなどとして川畑さんを任意で取り調べた。この時、「早く正直なじいちゃんになって」などと家族からのメッセージに見立てた文言を勝手に3枚の紙に記し、川畑さんの両足首をつかんで踏ませた。

 県側は「反省を促すために、両足首を軽くつかみ、3枚のうち1枚の端の方に置いた」と主張したが、高野裁判官は「違法な有形力の行使であることは明らか。仮に1回でも、足先のみ紙にのせたとしても、違法性は十分認められる」と判断した。他に、任意の取り調べなのに自由を侵害するなどの違法行為があったことも認めた。

 川畑さんはこの事情聴取の後、同じ候補者をめぐる別の現金による買収容疑で逮捕されたが、不起訴になっている。一連の公選法違反事件では、候補者ら13人が起訴(1人は死亡で公訴棄却)されて公判中。12人の被告全員が川畑さんと同様、「違法な取り調べで自白を強要された」などと無罪を主張する極めて異例な展開になっている。

 この日の判決について、県警監察課の上永田政夫課長は「主張が認められず残念。判決内容を検討し、対応を決めたい」と話した。
<引用終了>

 江戸時代以前の話じゃあるまいに、「踏み絵」の真似事とは恐れ入った捜査方法を実施していらっしゃるものだ。
 しかも県警側は、そんな事実は無いと言い張るならまだ可愛いが、「軽く足首を掴んで紙の端に足を置いた」などと、その行為自体が違法である事を理解せず、程度問題と解釈しているという実態には開いた口が塞がらない。
 こんな連中が尊法などと口にしたところで、鼻で笑われるのがオチだ。
 こうした法律を理解せず、多少の違法捜査は承知の上という態度と言い、その捜査を見る限り、昭和初期の「官権の権力が絶対」だった頃の意識そのものではないかと思えるのだ。

 この話に限らず、安倍内閣が発足してから、その意識の古臭さがあちこちで露呈しているのだが、これは一時ブームになった「懐古主義」とか「時代の回帰」そのものなんじゃないのかという気さえして来る。

 そもそも安倍内閣の重点施策というのが、「美しい日本」とかいう正体不明なモノで、その中身と言えば「教育基本法改正」だの「憲法改正」だのと、国内外の情勢が見えていないが如き時代ズレしたものばかりで、一体お前は何のために総理になったんだ?と問いつめたい内容なのだ。
 経済問題に手を出して、「おっ!少しは現状分析が出来たか?」と思いきや、その中身は経済界しか見ていない相当一方的なものであり、「経済界を甘えさせる」事と「経済界を支援する」事を混同しているとしか見えないというのが正直な感想なのだ。

 他にも防衛庁の省昇格やら子育て支援策なんて見ていると、時代背景は違いこそすれ、昭和初期の「富国強兵策」に極めて似ているような気がしてならないのだ。
 やはり、何と言っても安倍内閣の重点施策が時代ずれしている感は否めない。
 何だか安倍家先々代からの積年の悲願を今、孫が実現しようとしているという風に見えて仕方ないのだが、前時代的な「安倍家の悲願」を国政に持ち込むような「勘違い政治」に国民を巻き込まないでもらいたいものだ。

[優先すべきは]

2006年12月26日 20時01分25秒 | 新聞ネタ[社会]
 現在日本は、ノロウィルスの被害が過去最高に達しているのだそうですが、自分の周りでも時々感染者を見かけるものの、数日で回復してしまうためか、あまり実感がありません。
 そんな中で、中国政府が異例の措置をとっています。

2006年12月26日11時8分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061226i403.htm
<引用開始>
日本への旅行者に「生もの食べるな」と中国政府

【北京=末続哲也】新華社電によると、中国外務省は25日、日本を訪れる予定の自国民向けに、「(日本では)予防措置をとり、生の海鮮類を出来るだけ食べない」よう注意を喚起した。

 日本のノロウイルス大流行を受けたもので、中国当局がこうした措置をとるのは異例。

 新華社電は「今回の疫病発生状況は25年間で最も深刻で、現在、すでに数万人が感染し、数人が死亡した」と伝え、予防対策として食前・食後の手洗いや、食品の加熱処理などを紹介している。
<引用終了>

 中国政府の措置は、実に正しいと思います。
 そして、ノロウィルスが経口感染である事を正確に把握し、自国民に対して正しい対策方法を指示していますね。
 まず、自国民の安全を優先するという姿勢は立派だと思います。
 裏事情については、ノロウィルス感染者が自国内で発症すると、お国柄から対策が後手後手に回って、大きな被害に拡大する可能性があるという事もあるのでしょう。

 対して、韓国の方はどうかと言えば、狂犬病と鳥インフルエンザに加え、天安でニューカッスル病が発生し、鶏約1万羽が死ぬという事態になっており、ウィルスや感染症に関する指導の不足と対策の不徹底が大問題になっています。

 サムゲタン輸出の件は記事にしましたが、こういう衛生観念、知識不足の状態で出荷される製品が果たして安全と言えるのかという疑問がわいてきます。
 国内の消費者に対しては、加熱すれば安全と言ったようですが、加熱した物自体は安全でも、それを運搬する人や設備が安全という事にはなりませんし、まして先進国では殆ど絶滅したはずのニューカッスル病なんてものが今更発生するなんてところを見る限り、如何に衛生観念が行き届いていないかを露呈している事になります。
 こうした事実を裏付けるように、インフルエンザ感染鶏が、食肉として都市部へ何十万羽も出荷されていた事が判明するなど、生産者や政府の対策の甘さが大問題になっています。

 まあ早い話が、国と人にどれだけ周りに対する配慮とか常識というものがあるかという違いなんでしょう。
 そういう目で見ると、中国当局は、「今優先すべき事は何か」という事を的確に実施していますが、対する韓国は、まるで正反対の取り組みをしているようにも見えます。
 TPOが見える者と見えない者の違いという事でしょうか・・・。

 こういうTPOが見えない韓国人の姿を端的に示す記事がありましたので、以下に引用しておきます。
 この記事を読んで何を考えるかは、あなた次第という事で・・・。

2006年09月05日 10時10分 朝鮮日報より引用
 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/05/20060905000016.html
<引用開始>
海外でひんしゅくを買う韓国人ビジネスマン

 最近、KOTRAの中南米貿易館から次のような報告がありました。

 「昨年現地で有名なステーキ店で中小企業の代表らを招待して、韓国貿易館が市場開拓団の夕食会を開催した。ところが、市場開拓団の何人かが突然、キムチ、ゴマの葉、唐辛子味噌などを取り出してテーブルに広げ、焼酎と一緒にステーキを食べた。キムチの匂いがレストラン中に広まり、食事をしていた他の客に反感を買った」

 いまだに海外のレストランで会食するときに大声で「コンベ(乾杯)!」と叫んで、現地の客から冷たい目で見られたり、抗議を受けたりするビジネスマンが多いようです。

 KOTRAアカデミーは、このように韓国人が軽く考えがちな国際ビジネスマナーをまとめて、『国際ビジネスマナー、これだけは直そう』という冊子を作りました。

 外国人に私的な質問をするのは、先進国でなくても注意しなくてはなりません。例えば、ドミニカ共和国は結婚と離婚が比較的自由で、婚姻届を出さずに同居するケースが多くです。そのため結婚しているかについては聞かない方がいいのですが、これをよく知らない韓国人が多いそうです。

 最近では、海外バイヤーとの商談が上手くいかず、心の中に閉まっておかなくてはならないことを韓国語で言ってしまうケースも多いといいます。たとえ韓国語で「今日は上手くいかない」とか、「バイヤーに輸入する気がないようだ。早く帰ってもらおうか」と言おうものなら、韓国語が分からなくても誠意のないことぐらいすぐにバレてしまうでしょう。

 現地の人を見下すような言動も多いそうです。海外に進出した韓国企業の従業員の多くが「韓国はインターネットが発達しているのに、ここは何でこうなんだ。理解できない」と言ったり、「韓国はこうじゃない。とにかくここはダメだ」と言うケースが報告されていると、KOTRAは伝えています。

 国によっては「イエス」と「ノー」の意味もよく理解しなくてはなりません。インドネシア語の「Mungkin Bisa」という表現は、韓国語では「多分可能でしょう」という意味で、韓国人はこの言葉を肯定的にとらえがちです。しかしインドネシアでは否定的な意味合いが強い表現だそうです。

チェ・ホンソプ記者
<引用終了>

[消える職業倫理]

2006年12月25日 19時42分28秒 | 新聞ネタ[社会]
 ずいぶん前に日経社員のインサイダー取引のニュースをUPしたんだけど、その事件に判決が出た様子です。
 加えて、最近批判の多い公務員の不祥事がまた一つ出てきたんですけど、比較的若い社会人のモラル低下が強く意識されます。
 何とも情けないニュースを2連発で・・・。

2006年12月25日13時14分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200612250150.html
<引用開始>
日経元社員に有罪判決 過去最高の追徴金1億1千万円余

 日本経済新聞社広告局の元社員によるインサイダー取引事件で、証券取引法違反の罪に問われた元社員の笹原一真被告(31)の公判が25日、東京地裁であった。青柳勤裁判長は懲役2年6カ月執行猶予4年罰金600万円(求刑懲役2年6カ月罰金900万円)を言い渡した。検察側は追徴金計約2億7283万円を求めたが、青柳裁判長は1億1674万円を言い渡した。インサイダー取引事件の追徴金としては、「日本織物加工」の増資に絡み元弁護士が受けた約2600万円を上回り、過去最高。

 青柳裁判長は「我が国有数の経済新聞社を舞台に行われたことも考慮すると証券市場に与えた影響は甚大だ」と述べた。

 判決によると、笹原被告はニッポン放送株の争奪戦をしていたライブドアが日経に法定公告を掲載したことを機に株価が上昇したことに着目。法定公告掲載前の5社の株式分割計画を端末で閲覧して昨年12月から今年1月にかけて9万4400株を約2億4300万円で購入し、高騰した後に売り抜けて計約2900万円の利益を得た。
<引用終了>


2006年12月25日13時56分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061225ic08.htm
<引用開始>
電車内で女性に触る、財務省職員を現行犯逮捕

 JR東海道線の電車内で女性の体を触ったとして、財務省会計課職員の水戸惣(おさむ)容疑者(26)(横浜市中区)が、警視庁愛宕署に強制わいせつの現行犯で逮捕されていたことがわかった。

 同署によると、水戸容疑者は今月15日、同線の川崎―新橋駅間の上り電車内で、女性会社員(24)のスカートの中に手を入れ、体を触った。水戸容疑者は容疑を認めているという。
<引用終了>

 日経社員のインサイダー取引の時にも書きましたけど、たまたまこの社員は派手な取引を繰り返してお縄になったものの、もっと少額の取引だったら、結構コソコソやっているヤツは居るんじゃないかという疑いはあります。
 やっぱり、日経関係者が株取引等に手を出す事自体を制限すべきだと思いますし、それが守れる人間以外に関連情報が閲覧できるようなシステムは好ましく無いですね。
 最初はその気が無くても、オイシイ話を目の前にぶら下げておけば、それに手を出してしまいそうになるのは分かるような気がするんです。

 日経社員も問題ですが、財務省の職員が痴漢行為に及んだというニュースの方も、自分の社会的位置というものが全く理解出来ていないという「覚悟の不足」が目立つように思うんです。
 「覚悟の不足」という言葉の覚悟とは、プロとしてその仕事に関わる覚悟の事で、この覚悟が維持できなくなった時には、潔くその仕事から身を引く決意とでも言うものです。
 何を大げさな・・・と笑われる方もいらっしゃるかも知れませんが、以前はこういう覚悟を持って仕事をしている人が多かったという事です。
 対して、最近の職業人の傾向は、何となく与えられた範囲を無難にこなせばいいやという雰囲気に流されているような印象を強く持ってしまいます。

 ここで書いた「覚悟」が不足しているものだから、何か自分から切り開いていこうという強い意欲も感じられないし、ダラ~っと仕事してるものだから、公と私をわきまえて行動出来なくなってしまう。 そういう流れが、最近の職業人に蔓延しつつあり、それが倫理観の不足(欠落)として表面化してきているのではないでしょうか。

[久々の新知識]

2006年12月22日 17時24分22秒 | 新聞ネタ[社会]
 いやあ、このニュースには驚いたね。
 核燃料物質って、ネットで注文して買えちゃうんだ。
 久々のトリビアでさ、しかもその売買が「原子炉等規制法」とかいう法律で規制されているというのも初めて知った・・・。

2006年12月20日21時45分 asahi.comより引用
 http://www.asahi.com/national/update/1220/OSK200612200078.html
<引用開始>
島根大研究員がウランをネットで購入 文科省が厳重注意

 島根大学(松江市)は20日、総合理工学部に在籍していた中国人研究員が、米国の販売会社にインターネットで酸化ウランなど約2.8グラムの核燃料物質を注文、購入していた、と発表した。同大学は原子炉等規制法で、研究用に少量(300グラム以下)を所持、使用することを許可されているが、海外からの直接購入は認められていない。報告を受けた文部科学省は島根大に厳重注意した。人体への放射線の影響はないという。

 文部科学省保障措置室によると、インターネットによる核燃料物質の違法取引は「これまで聞いたことがない」という。

 同大学によると、昨年9月、中国人の研究員が岩石の年代測定のための基準にする物質として酸化ウラン2.6グラムと金属ウラン0.128グラム、酸化トリウム0.068グラムをインターネットで米国の業者に注文。今年6月、核燃料物質一式が一般の小包などとともに宅配業者によって大学事務室に届けられた。酸化ウランは粉末状で、ガラス製の容器に入っていた。ウランと酸化トリウムは、数ミリの固形の直方体の粒で、プラスチックの瓶に綿とともに入っていた。

 同大学が7月、同法が半年ごとに提出を義務づけている取得報告書の作成のため、文科省に相談。法律違反の指摘を受けたため、学外の原子力の専門家を入れた委員会を設置し、昨年11月に帰国した研究員から、使用目的や入手経緯などを調べていた。研究員は「日本の法規制を知らずに発注してしまった」と話しているという。

 文科省保障措置室によると、ウランやトリウムを含む核燃料物質については、国が原子炉等規制法に基づく許可制度によってすべての使用と取引を管理している。島根大に対しては、海外の業者など国内で許可を得ていない機関との取引そのものを禁じていたという。
<引用終了>

 この中国人の研究員さんに、「90へえ」位あげたいもんだね。
 しかし、アメリカのネット販売業者も、販売先が日本であれば、規制があるとは知らなかったのだろうかねぇ。
 こういう特殊な薬品を扱う業者が、規制を知らなかったというのはおかしい気がするんだけど、知っていたけど売っちゃえという確信犯だったんじゃないだろうか。
 一方、当の研究員さんの方は、本当に知らなかったんだろうな。
 確信犯で良からぬ事を考えていたのなら、もう少し大量に仕入れていただろうと思われるしね。
 でも、法律等に詳しくなかったらやっちゃいそうな気がする話でさ、ネットの通販なんか見てると、「送料入れたって店で買うよりお得」なんてのがゴロゴロしてるんだもんね。

 で、こういうニュースを見る度に考えるのは、こういう法規制された品物って、相当マージンとか「うま味」ってヤツがあるんだろうな~という事。
 こういう品物を扱う許可を受けた業者と、その業者を管轄する役所の間で、結構な金や人が動いているんだろうなという予測が簡単に付くワケだ。
 行政にダニの如く張り付いて、甘い汁を吸い続けるヤツってのはいつの時代になっても必ず居るワケで、首相官邸のHPとメールマガジンで年間数億円なんて話よりずっとオイシイ思いをしているヤツがゴマンと居るんだろう。
 こういう連中を排除するだけで、国家の収入なぞすぐさま黒字に転換しそうな気がするのだよ。

[思想教育の結果]

2006年12月13日 16時31分01秒 | 新聞ネタ[社会]
 いやはや・・暗澹たる気分にどっぷりと浸れる記事が、韓国の聯合ニュースにUPされています。
 淡々と記事にしているのは良いんですけど、それが自分達の望んだ通りの結末だって分かっているんでしょうか。
 殆ど外国人を見た事も無いと思われる小学生にアンケートを取って、この結果が出たというのは恐ろしい事です。

 2006年12月12日 20時47分 韓国 聯合ニュースより引用
 http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=652006121202000&FirstCd=03
<引用開始>
小学生の外国人認識、日本人に「非友好的」…仁川

【仁川12日聯合】韓国移住労働者人権センターが12日に明らかにしたところによると、仁川地域の3つの小学校の児童340人を対象に人種・外国人に関するアンケート調査を実施した結果、児童らは米国出身の白人と黒人、中国人、東南アジア人、アフリカ出身の黒人の順で友好的な態度を示した。日本人に対しては最も非友好的だった。
 「結婚できる」との回答が最も多かったのは米国白人の7.0%で、米国黒人が3.2%、中国人が3.2%、日本人が2.6%と続いた。「友達になれる」では、米国白人が60.4%、中国人が50.7%、米国黒人が49.7%と続き、日本人は29.1%で最下位だった。「追放すべき」という強い反感は日本人が34.1%で最も高く、中国人とアフリカ人がそれぞれ8.7%で後に続いた。

 移住労働者人権センターの関係者は、中国やフィリピンなどアジア国家出身の両親を持つ子どもが徐々に増加する中で、このような結果が出たことは懸念すべき状況だと話している。
<引用終了>

 このアンケート結果で面白い部分は、米国の白人の好感度が高いという点ですが、これは主に子供が見ているTV番組の影響ではないかと思えます。

 それはさておき、日本人に対するこの嫌悪感情は、今まで躍起になってきた反日教育のたまものな訳ですが、ここまで徹底した数字が出るという事に、韓国人の大人達は恐れを感じないのでしょうか。
 まあ、反日は国家を挙げての一大プロジェクトですから、コレで良いとしているのかも知れません。
 しかし、こういう偏執狂的な教育を受けてきた子供達が、今後日本国内に足を踏み入れる可能性は高く、その時にこの偏執狂的日本観を持ったまま入国して来るのだとすると、彼らがまともな国際人として振る舞える可能性はゼロに等しいと思います。
 早い話、韓国の反日教育が、自国民の将来をかえって危うくしているという事に気付くべきでしょう。

 呆れかえるのは、子供に対して「追放すべき」などという質問をする神経です。
 どうしてこういう排他的な感情を正当化するような質問を、わざわざ子供に向けて行うのでしょうか。
 韓国の大人達が、常日頃から子供に対してこんなに無神経な接し方をしているのだとすれば、韓国人の大人の大多数が、「異常に短気である」とか、「無責任な行動や言動をとる」事の理由が納得できる気がします。

 とは言いながら、韓国の一部では偏執狂的歴史観を史実に基づいて修正しようという動きはあるようで、先の朝鮮戦争は民族統一のお題目を掲げた聖戦などではなかったとする至極まともな歴史編纂を始めたようです。
 心配なのは、こうしたまともな動きを偏執的感情論で排除しようとする大統領が、またぞろ事後立法という反則手段を使って売国奴に仕立て上げるんじゃないかという点ですね。
 どちらにしたところで、日韓併合を「武力侵攻による日本の一方的占領」だと言い張っているのが、まともな日韓併合の史実に書き換えられるには、気の遠くなるほどの時間がかかりそうですがね。

[経団連暴走中]

2006年11月14日 15時04分17秒 | 新聞ネタ[社会]
 先日に引き続いて、経団連がまたもや勝手なことを言い出した様子。
 一体、御手洗さんはどうしちゃったって言うんだ?

 2006年11月14日9時31分 YOMIURI ONLINEより引用
 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061113i415.htm
<引用開始>
法人課税の実効税率「30%めどに」…経団連会長

法人課税の実効税率「30%めどに」…経団連会長
 日本経団連の御手洗冨士夫会長は13日の定例記者会見で、国と地方を合せた法人課税の実効税率について「日本経済の先導役である企業が国際競争力を失っては困る。各国の状況を見ると、30%をめどとして考えるべきだ」と述べ、現行の約40%から10%程度引き下げるのが望ましいとの考えを表明した。

 御手洗会長が海外事例への言及にとどまらず、日本の法人課税の税率も30%を目指すべきと踏み込んだのは初めてだ。経団連は今後、政府・与党に対し、今年末にまとめる2007年度税制改正で、将来的な実効税率の引き下げ方針を打ち出すよう働きかける考えだ。

 御手洗会長は「ヨーロッパやアジアの国々も、産業競争力確保のために法人税率を引き下げている」と指摘し、企業への課税水準を他国並みに引き下げる必要性を強調した。
<引用終了>

 法人税をいきなり10%も引き下げろとの事だが、コレと言った特色もなく、生産コストを落とす以外に競争手段の無い国々を前面に押し出して、他がやってるんだから日本も追随しろと言う論理展開は、「子供のおねだり」じゃあるまいし、はいそうですかってワケにはいかないだろう。

 御手洗氏がキャノンの経営を立て直した時は、凄腕の逸材なのかと思ったが、やってる事は不採算部門の切り捨て、経費支出の削減(特に労働者の不法就労)って事なら、そりゃあどんな会社だって業績が向上しようってモンだ。

 今回の発言は、まさに経費支出の削減だし、その前の残業手当不払い合法化策と併せて、大幅な支出削減を狙ったものと言う事だし、こんな企業経営者側の勝手な理屈ばかりがまかり通るなら、会社経営者にゃ天国って事になるな。
 そりゃ、残業手当支払わずに法人税削減すりゃ、企業の収益性はグッとUPしてホクホクなのは当たり前だよ。
 前経団連会長の奥田さんだって相当勝手な物言いはしたが、労働者が一方的に不利益を被るような発言はしなかったのに、対して御手洗さんはどうだ?
 御手洗さんはアメリカで経営手腕を磨いてきたという事らしいが、こんなツマラン物言いを繰り返すのが御手洗経営だと言うのなら、残念だがキャノンに未来は無いと判断せざるを得まい。