7月22日、羽田空港でヒコーキ撮影していて、相も変わらずワイヤーフェンスをこじ開けた跡を発見しました。
朝イチでの展開で見つけたので、少なくとも前日7月21日にここで撮っていた人間がこじ開けたもの。
広げた後は戻す事すらしない辺りが何とも。
金網ではなく、ワイヤーフェンスにしたのは、こじ開けて撮影してもらう為では無いと思うのですが・・・
飛行場内に危険物などを投射出来るほどの「穴」を開けるって、どういう事でしょう。
大げさな想像の発展でしょうか。
数日前、スピリッツという漫画雑誌で、鉄道ファンが線路にある金網を切って電車を撮影したり、線路に飛び出して撮影している事に危機感を募らせた善良な鉄道ファンが悪質な鉄道ファンの駆除に乗り出す話があって、興味深く、そして「こんなにすんなり行く訳無い」と白けつつ読んだ。
ソラシドの最新鋭機デリバリーの撮影時に、ワイヤーフェンスをこじ開けて撮ってたマニアを一喝していたおじさんを見かけたが、こじ開けを怒ってくれる人が一人でも居てくれて嬉しかったが、あんな人がもっと増えないものかな。
たまたま方向性が同じだけであり、羽田空港にいつも撮りに来る人の気持ちが全て同じ方向性とは限らないので、漫画の様に善良な飛行機ファンが団結して悪質なマニアを制してくれる展開は、果たしてあるのだろうか・・・
自分の撮影スタイルでは、ワイヤーの少し手前で撮れば、ワイヤーは高い確率で透けて見えないし、何よりもワイヤーの隙間に被写体を捉えれば、全く問題にならない。
目線の高さにワイヤーがあるなら、自分の身体をほんの数センチ高さを下げるだけで金網の隙間を覗ける。
端から見ると、がに股に立ってカメラを構えている変なスタイルかもしれないが、それだけで何も問題無く撮れてしまう。
自分の目線のワイヤーをこじ開ける必要なんて無いのだが、こじ開ける輩にこの理屈は念頭に無さそうだ。
こじ開ける連中の大半は、レンズ直径58~70ミリ程度のレンズ。100ミリ越えの超望遠レンズのカメラマンでこじ開けてるのは、一度しか見た事が無い。(ま、あの人なら54で前に立つ邪魔な人をどついたりしてたから、何でもやりそう。)
自分も、機材の軽量化で直径68ミリフィルター径のレンズに入れ替えた。
同じ条件のレンズだが、ワイヤーフェンスをこじ開けなくても下の写真のように、ワイヤーが写り込む事など全く無く撮れるのだ。わざわざ建造物損壊容疑の真似事をしなくても良いのだ
工夫して撮る。これが大事。
ワイヤーフェンスをこじ開ける工夫はしなくても良い。
空港管理規則
(昭和二十七年七月三日運輸省令第四十四号)
最終改正:平成二一年三月二五日国土交通省令第九号
東京国際空港管理規則を次の通り定める。
もしかしたら、ワイヤーフェンスをこじ開けるのも、工夫した撮影法なのかも知れませんね。
損壊とかそういう事に抵触するって思考は一切抱かない・・・
撮影場所の設備の形状を撮影個人が変更してしまうって、どうなんでしょうね。
セントレアは相当厳しいって聞きましたけども。
羽田の場合、生ぬるい感じですが。
>>工夫して撮る。
同感です!
自分の事しか考えていない一部の輩のせいで、現状よりもっと厳しい規定になったら・・・
みんなが面白くなくなると思います。
楽しい場所を失わないようにする為には、1人1人の自覚が問われますね。