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しげさんの栗林公園ガイドブログ

香川県 高松市にある
特別名勝 栗林公園ガイドに関するブログです。
香川SGGの活動と合わせて記録しています。

ハナショウブ

2010-06-19 21:39:52 | 花ごよみ
 SGGガイドボランティアで栗林公園を訪問

 今は、ハナショウブが見ごろのようです。

 「群鴨池の花菖蒲園」

 こんな感じです。

 

 ガイドボードに沿って、そのまま英語で説明されたI川さん
 
 

 その後、日本語の説明をしたら、

 「どれが、何系ですか?」
 
 えええ。そうきたかい!
 ガイドボードには、
   「江戸時代中期より江戸系、肥後系、伊勢系など
    育成地に毎に多くの品種改良がなされた」と、書かれているんですね。

 どれどれ、調査してみますか?
 おりおりの花 そこから、引用させてもらいました。

 ハナショウブには、江戸系、肥後系、そして伊勢系の3系列があります。
 このページTopの花は、江戸系ハナショウブの代表的品種で六英花の『夏姿』といいます。
 
 江戸ハナショウブは、初め、野外の広くひらけた場所で栽培した大面積の群生を、
 館の回廊など高い位置から鑑賞することを主眼に改良されました。
 ですから、花を上から見るように、花弁(英)が水平に広がる『平咲き』という形が
 基本です。葉は剛直で花茎も高く、風雨に強いので露地での栽培に適しています。
 また、江戸系には、内側と外側の花弁(英)が色違い、つまり二色に『染め分け』る
 品種が少なくありません。右の写真は『相生錦』です。
 
 肥後ハナショウブは、この江戸ハナショウブを鉢で鑑賞するように改良したもので、
 よく発達し丸みを帯びた大輪で豪華な英は富士山型に垂れ、もっぱら横の位置から、
 つまり屋内などに座って見るのに適しています。
 ハナショウブの系統の中では最も改良が進み、品種数も多い系統種です。

 伊勢ハナショウブは最初はやはり鉢用に改良されたものですが、
 畑や庭でもよく育ちます。草丈はあまり高くなく、三英花が基本です。
 
 このように、大庭園用江戸ハナショウブが熊本で改良されて鉢用肥後ハナショウブと
 なり、そして伊勢ハナショウブへと品種群が育成されたわけです。
 

 別の見方をすると、

   あやめ     陸上育成
   ハナショウブ  水中、陸上 両育成
   カキツバタ   水中育成

 のようです。こちらのHPも ハナショウブの違い なかなか面白いです。

 ちなみに
 ウキィペディアより



 

花ごよみ 四季を通じて

2010-06-07 22:52:00 | 花ごよみ
 栗林公園ウェブサイトより

  3月・ハクモクレン(下旬)・・・小普陀

  4月・サクラ(上旬)・・・南庭、北庭
    ・ハナミズキ(中旬~下旬)・・・北庭
    ・フジ(中旬~下旬)・・・新日暮亭

  5月・新緑・・・園内、楓岸
    ・カキツバタ(上旬~中旬)・・・津筏梁
    ・ツツジ・・・南庭、北庭
    ・スイレン(~10月)・・・西湖、涵翠池、芙蓉沼


  6月・雨後の紫雲山
    ・ハナショウブ(上旬~中旬)・・・群鴨池


  7月・ノカンゾウ・・・渚山
    ・ハス(~8月)・・・芙蓉沼

  9月・ハギ・・・南庭、北庭

 10月・ツワブキ(下旬~11月中旬)・・・南庭

 11月・楓嶋の紅葉・・・楓岸


  2月・ウメ(~3月中旬)・・・南庭、北庭の梅林
    ・ツバキ(~3月)・・・南庭、北庭