日日点描
2020-03-19 | 短歌
新型コロナウイルスのパンデミック禍で家に籠る日が続きます。1月頃に毎日の様子を短歌にしましたが、今、思えば平凡な日々がありがたいですね。

キキさんが短歌に合わせて爆睡中のミー姫の鍋つかみを作ってくれました。
可愛いね。

バスに延々と乗りたどり着いた奈良県吉野郡十津川村の玉置神社で手に入れた神楽鈴です。朝晩に厄除けに振ります。
○テレビから電話にストーブトイレまで経年劣化か故障の嵐
○家苞の神楽の鈴を朝夕にシャンシャンと振る魔除けにと振る
○神楽鈴振れば二匹の猫たちは目を見開きて怯え構へる
○シャンシャンと鳴らす自慢の神楽鈴夫は名付くも「猫おどし鈴」
○年末の特売に乗り買ひすぎて三袋ものお米やまづみ
○九度山の大玉の柿を夫このみ自ら店に良き玉さがす
○ひんやりと猫の足裏の冷たさよわが膝に乗る秋冷の朝
○猫なれどわれを見上ぐるその瞳命を宿す輝き放つ
○葉隠れに椿の固き蕾つく花には花の支度あるらし

リコの膝で爆睡中の三毛猫のミー姫です。